野球は好きだが、実際に野球を一回もしたことが無い私が、メチャクチャはまった野球漫画を紹介します。
様々な野球漫画を読みましたが、何度も繰り返し読んだおススメの野球漫画ランキングになります。ド定番の野球漫画になってしまいましたが、実際に野球をやったことがない私でも楽しめたので、色々な方に楽しんでもらえると思います。
- ★1位 「ドカベン」 当時中学生の私は、テスト勉強を捨て、漫画を読みふけた
- ★2位 「メジャー」 大学時代に友達と「ジャイロボール」を練習していた
- ★3位 「ドリームス」 野球理論の情報量は野球漫画No.1では!!
- ★まとめ
★1位 「ドカベン」 当時中学生の私は、テスト勉強を捨て、漫画を読みふけた
当時小学生の私は、児童館かどこかで「ドカベン」の野球漫画のある巻を見てメチャクチャはまりました。主人公・山田太郎を中心とした高校野球を題材にした漫画である。
今から20年以上前になりますが、「ドカベン」は近所の書店では売ってなく、「プロ野球編」を読みながら、いつか甲子園編の「ドカベン」を読めることを心待ちにしていました。
中学1年の時に、念願の「ドカベン」文庫版全巻セットを買ってもらえました。すぐに全巻読みたかったのですが、ちょうど定期テストまで2週間ぐらいの時に被ってしまっていました。
真面目な中学生だった私は、1時間勉強したら1巻読もうという自分ルールを作ったものの、メチャクチャ面白くて、どうしても我慢できず、土日に全巻読んでしまうことを決意しました。
不朽の名作である野球漫画の「ドカベン」は、「野球は一生やらない」と決めた主人公の山田太郎が、中学時代の柔道部の頃の話から始まり、野球と関係ない所からスタートします。それでも、その柔道の話も意外と面白く、その後柔道部時代の対戦相手や仲間がその後の高校野球のライバルになっていきます。
「プロ野球編」を先に読んでいたので、主人公の甲子園での成績やら知っていた状態で読んでいたので「絶対にここでは負けない」ということは分かっているにも関わらず、メチャクチャドキドキしながら読みすすめた記憶があります。
当時中学1年ということもあるのですが、本当に夢中になって読み進めるほど本当にワクワクした漫画で、自分の想いで補正もありますが、ドカベンが一番繰り返し読んだ野球漫画になります。
特に、甲子園を目指す地方大会での各ライバル達の「打倒山田」の執念が物凄く、毎回ハラハラしました。例えば、片目が義眼のライバル不知火が、父親の目を移植してホームラン打つシーンなど、本当に鳥肌ものの名シーンがとても多いです。
また、後々知ったのですが、甲子園で話題になったことがある「ルールブックの盲点」など、未来を予言しているのでは?とネットで話題になっているシーンがあります。
- 5打席連続敬遠 (松井選手のオマージュと思ったらコッチが先のようです)
- 熱中症で審判が倒れる (当時はそんな異常現象は無かったみたい)
- ハエの止まる超スローボール
- 「ルールブックの盲点」など
時代背景はとても古く、体罰シーンなども少しありますが、今見てもとても面白い漫画でとてもおススメできます。高校3年の夏を描いた続編の「大甲子園」も面白いですが、「ドカベン」
★2位 「メジャー」 大学時代に友達と「ジャイロボール」を練習していた
主人公の茂野五郎の幼稚園から、メジャーまでを描いた野球漫画である。漫画開始早々、主人公が両親を失い、幼馴染で後のライバルである佐藤寿也が小学生の時に両親から捨てられるシーンなど序盤から結構シリアスな展開で話が進んでいきます。
大学時代に初めて「メジャー」を読んだのですが、野球の話もとても面白いです。直球しか投げれない茂野五郎の野球への熱い思いが素敵すぎますし、仲間とともに勝利を目指す茂野五郎の成長過程を楽しむことができます。
また、高校野球編がとても面白く、ライバルの眉村の絶対的な存在感とそれに挑む茂野の戦いがとても熱く、メチャクチャ面白いです。「バントが嫌ならさせるな」「アンタのジャイロボールはまがい物だ」などのとにかく熱い言葉がかっこいい眉村の絶対的ラスボス感がすごく良いですし、それに挑む主人公達がまたカッコいい。
また、この漫画では最近話題になっている「球数制限」、「女子野球」などのテーマを扱っています。
小学生のリトル時代には、「少年野球とはどうあるべきか」の問題や「中学からは男の子に交じってどうして野球をやれないの」という葛藤を問うシーンが随所に見られます。
また、高校野球編では、「マニュアル野球」VS「絶対的エースが連日投球するアンチマニュアル野球」の戦いが繰り広げられます。当時は絶対的エースがガンガン投げるのが当たり前の時代だったこそ、今こそ読んでみたい野球漫画ではないだろうか。
当時は、松坂や、ハンカチ王子など、エースが投げ切るのが当たり前の状況だったので、このマニュアル野球を徹底する海道高校が悪者で、主人公の最大のライバル校のように感じていましたが、今振り返るととても理にかなっているきがします。
球数や登板間隔、投手分業制など、マニュアルによって選手を徹底的に守る海道高校の絶対に崩れない姿勢は、現代の高校野球に一石を投じることができるのでは?と個人的に感じてます。
また、「マニュアル野球からは茂野のような絶対的怪物は生まれない」と眉村が弱気になったシーンが世界大会編であったのですが、それに対するライバル佐藤寿也の答えが、また最高にいい名言になっています。
いちいち男気があり、いちいちカッコいい、いちいち熱いシーンがある「メジャー」はおススメです。大学時代にはまり、野球素人にもかかわらず、友人と主人公の必殺技である「ジャイロボール」を練習したのはいい思い出です。
★3位 「ドリームス」 野球理論の情報量は野球漫画No.1では!!
父親が逮捕され、不良少年になった主人公・久里が数々の魔球を操り、強敵たちを次々となぎ倒していく物語です。
「ドカベン」や「メジャー」の正統派の野球漫画に対して、ドリームズは主人公も対戦相手もアホみたいに魔球を投げてきます。
なのでちょっとギャグ漫画的要素もある面白さがあります。また、魔球に隠れて、様々な野球理論が随所に紹介されている点で、「へーなるほどなー」と思いまながら、豆知識的な感じで読んでいました。
特に、「ツーシームやワンシーム、フォーシーム」の違いや、「周辺視システム」、「ツイスト打法」、「ボールを7mm下からこする」、「階段を下る方が負荷がかかる」など、様々な野球理論が満載でした。
どこまでが本当の野球理論なのか、野球をしたことが無い私には全くわかりませんが、とにかくインテリな野球漫画です。ツーシームとフォーシームの違いって何?と友達が言っていた時に、どや顔でこのドリームスの知識を披露したこともあります。
また、不良少年が仲間と一緒に成長する姿も必見です。高校野球連盟会長を甲子園の舞台で殴るなどの暴挙が垣間見られますが、実は仲間を思っての行動だったりします。巻が進むにつれて、仲間を思う主人公の成長が素敵です。
数多くの野球漫画の中で、野球理論がここまで充実している漫画はドリームスが一番ではないでしょうか。
★まとめ
現在は、「ダイヤのエース」と」「大きく振りかぶって」の野球漫画を読んでいます。」 これまでに、野球好きで様々な野球漫画を読んでいますが、この3つの漫画は私は大好きで、学生時代は繰り返し漫画を繰り返し読んで、パワプロで作中のキャラクターをモチーフにしてサクセスで作り、夢のチームを作っていました。
これらの漫画は実家が引っ越すときに、親に無断で捨てられるというショッキングなことが起きました。