【ブラック研究室】ブラック企業も驚く理系研究室の黒いエピソード8選

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当記事では理系のブラック研究室で起きる黒いエピソードを紹介しています。

 

実験系の研究室では拘束時間が長すぎる、パワハラといったブラック企業も顔負けの出来事が日常茶飯事。

 

よく研究室のOBが「会社の方が研究室より楽だぞ」と言う人がいますが、嘘のようで実は本当のことだったりします。

 

そんなブラック研究室の驚愕のエピソードを堪能して頂ければと思っています。

 

 

著者情報

私は化学系の研究室に配属して博士課程まで進学しました。

 

博士課程2年で中退してしまいましたが、それまでの経験と周囲や高校時代の友人の話を元にブラック研究室のあるあるを紹介していきます。

 

 

 

 

①:拘束時間が長い

理系の研究室がブラックと言われる1番の理由が「拘束時間が長い」ことではないでしょうか?

 

研究室によってコアタイムと呼ばれる、絶対に研究室で研究をしなくてはイケない時間が決まっていることがあります。

 

このコアタイムが研究室によってマチマチで、なかには朝9時から夜8時までといった、授業がある時間よりも多めに研究をするように強制する研究室があります。

 

 

また、コアタイムが無くても膨大な研究量を押し付けられ、泊まり込みや真夜中まで研究をせざる得ないような状況に追い込まれることも良くあります。

 

会社員なら残業代が発生するのですが大学院生は学生であり授業料を払っている立場です。

 

そのため、残業代を払わないブラック企業のように、無給で夜遅くまで研究室にいなくてはいけない事が結構あります。

 

会社で問題となる過労死ラインを余裕で超えて研究している大学院生はかなり多いと思います。

 

私も何度も研究室で朝を迎えたこともあり、今思うとメチャクチャな生活を送っていたと思います。

 

 

➁罵倒・パワハラ

研究発表での指導教授やスタッフからの罵倒、パワハラが日常茶飯事になっている研究室があります。

 

特に、研究成果が出ない学生に対しての当たりが本当に強いです。

 

自分の生徒にも関わらず、ゴミクズ当然の扱いをする人は意外と多くいます。

 

(大学院生でも後輩をこういう扱いをする人は意外と多いです)

 

私も日常的に椅子を蹴られたり、研究室内での発表会で理不尽にキラれたことが良くありました。

 

研究室でのパワハラ (いわゆるアカハラ)が度々ニュースになりますが、実際は氷山の一角で本当にもっとあると思います。

 

 

③教授に嫌われたら終わりの世界

 

研究室のトップである指導教授に嫌われたら一貫の終わり。

 

大学院生だけでなく、助教や准教授レベルでも嫌われたら研究室内での未来はありません。

 

研究室は小さな小さな独裁国家みたいなもので、指導教授が圧倒的な支配力(権力)を有しています。

 

指導教授の一声で簡単に留年にも出来ます。下記の記事のように、中には気に入らない学生に対して退学や休学を強要するケースもあるそうです。

 

参考記事

研究室の教授に就活の状況見せたら退学を強要された…理系大学、アカハラ横行の理由(Business Journal) 2021年11月下旬、あるTwitterユーザーの以…|dメニューニュース(NTTドコモ)

 

さらに指導教授の問題を学生課等のしかるべき所に相談しても一切解決しません。

 

力関係が大学職員より教授の方が圧倒的に強く、大学側も問題を見て見ぬふりをしないといけない状況です。

 

また、大学側に相談したらしたで、教授に知られて状況がより悪化するのは間違いありません。

 

(そのため、大学院を辞めるしか道はありません)

 

 

④鬱病になって消える割合が多い

ブラック研究室に所属していると、長時間の研究と日常的なパワハラにより精神がかなり削られます。

 

そのため、ブラック研究室の院生は誰かしら鬱病になって学校に来れなくなる印象。

 

私の研究室でも同期が研究室に来れなくなり留年。その後どうなったかは誰もしりません。

 

また、他の研究室でも大学に来れなくなる人もいましたし、酷い場合は教授室で亡くなってる事件が起きたことがあります。

 

さらに酷いのが大学に来れなくなった大学院生に鬼電したり、一人暮らしのアパートまで迎えに行く狂気の沙汰のような行動をする教授や先輩もいます。

 

(自分が悪いという意識が全くなく、心を病んでるということも気にせず、ただ研究成果を上げて欲しいという気持ちからです)

 

 

 

 

⑤ハラスメント委員会が機能してない

 

大学には必ずハラスメント委員会なるものが設置されていると思います。

 

ただ、このハラスメント委員会は機能していないことが多く、相談しても根本的な解決は無理なことが多いようです。

 

私が所属した研究室でもハラスメント委員会に相談した大学院生がいましたが、相談員の人から「私は理系だから分からない」と言い放ち、次に「就職課に相談してみたら」と辞めるように勧められました。

 

(結局、何も解決してくれずにその人は絶望して辞めていきました)

 

ニュースで報道されるイジメのように我関せずの姿勢だったり、教授の力が強すぎて何も出来ないといった原因があるのかもしれません。

 

 

⑥就職活動が制限される

 

信じられないと思いますが、研究室の中には就職活動よりも研究優先で就活が制限される所があります。

 

幸いにも私の研究室では無かったのですが、他大学にいる友人は就活が制限される厳しい研究室に在籍していたようで、応募できる求人数が何社と決まっていたそうです。

 

この話が超有名大学での話でかなりビックリした記憶があります。

 

下記のツイートにもあるように、指導教授が学生の将来を微塵も考えてないと就活まで制限されるのでしょう。

 

 

 

⑦アルバイト禁止

 

大学院生がアルバイトをすることを禁止する研究室は意外と多いのではないでしょうか?

 

例外的にTAなどの学内のアルバイトは認められていますが、コンビニやスーパーといった学外のバイトは禁止。

 

指導教授が禁止と明確には言わなくても、「大学院生がアルバイトをするなんて」という空気が研究室内にあるのは確かです。

 

私の周りでもアルバイトをしている院生は一人もおらず、皆が奨学金を借りて研究をしていました。

 

中には1種・2種の両方を借りて卒業時にはとんでもない返済額になっている人もいました。

 

大学院生はアルバイトも就活よりも研究が大優先というのがブラック研究室の恐ろしい所。

 

もちろん、指導教授は院生が就職先が無くても、奨学金という借金をどんなに背負ってもお構いなし。論文になる研究成果さえあれば良いのです。

 

 

⑧学会の旅費が学生負担

 

学会発表をするのは良いのですが、宿泊代や旅費が全額出ない研究室があります。

 

お金が無い研究室では度々起こるようです。

 

大学によって学会費の扱いが違うとは思いますが、私の所は大学側が半分負担(回数制限あり)して残りを研究費で負担してくれないと自腹になります。

 

そのため、お金が無い・またはお金を出す気が無い研究室に所属していると、出張費を半分自腹にならざる得ない状況でした。

 

そういう自分も学会費を自腹で払ったこともありますし、論文の英語校正の費用を自分で払ったこともあります。

 

 

まとめ:ブラック研究室は逃げるが勝ち

当記事で紹介したブラック研究室の8つのエピソードはいかがだったでしょうか?

 

ブラック研究室の指導教授は学生一人一人の事を一切考えておらず、教授自身の事しか考えていません。

 

大学院生をただの研究してくれる労働力としか見ておらず、そんな研究室にいても精神が削れるだけで何も得られません。

 

間違ってブラック研究室に入ってしまったら、さっさと研究室から逃げるのが一番です。

 

私も博士課程2年まで頑張りましたが限界が来て辞めました。

 

今思えば、大学院なんかいかなければ良かった、もっと早くに辞めとけば良かったと後悔しています。

 

当記事を最後まで読んでくださる大学院生の方は、研究よりも自身の健康を第一にして欲しいなと心から願ってます。

 

 

 

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