【資格】ビルメン4点セットを1年で効率よく取得する方法!! 

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あなたはビルメンテナンス業界への就職や転職に向けて資格取得を考えていませんか?

 

ビルメンテナンスの仕事は様々な資格取得が求められており、最も基本的な資格である第二種電気工事士、第三種冷凍設備責任者、ボイラー2級、危険物乙4のビルメン4点セットと呼ばれています。

 

これらの資格を取得することで、ビルメン業界に就職(転職)出来る可能性はグッと近づいてきます。

 

 

当記事ではビルメン業界を目指すあなたに向けて、ビルメン4点セット1年で効率よく取得する方法を解説していきます。

 

結論から言うと、ビルメン4点セットの中でも第二種電気工事士の資格は抜群に需要がり、その分応募できる求人数も多いです。

 

そのため、第二種電気工事士を軸に第二種電気工事士>第三種冷凍設備責任者>ボイラー2級 = 危険物乙4の優先順位で資格取得を考えていくのがオススメです。

 

ビルメン4点セットはそこまで難しい資格では無いので、市販のテキスト及び過去問種で十分合格を狙えます。

 

当記事ではオススメの参考書も紹介しています。

 

当記事を読むことで1年でビルメン4点セットを取得する具体的な方法を知ることが出来るようになります。

 

 

1.ビルメン4点セットを1年で効率よく取得する手順はコチラ

 

ビルメン4点セット中で資格取得の優先度は第二種電気工事士>第3種冷凍設備責任者>ボイラー2級 = 危険物乙4です。

 

ビルメン4点セットの中で何よりも最重要な資格は第二種電気工事士です。

 

この4つの資格の中で1番需要がある資格であり、他の資格と違って技能試験があり少々やっかいな資格でもあります。

 

(この資格があるか無いかで面接の合否が変わる程重要で、求人数も非常に多いのが特徴)

 

 

 

次に優先するのは第3種冷凍設備責任者の資格です。

 

他の試験と異なり、年1回しか受験機会がありません。不合格になると来年まで受験機会が無いため必ず一発で仕留めたい資格。

 

仮に直近の第2種電気工事士の試験が10月になる場合、11月にある第3種冷凍設備保安責任者の試験と併用して勉強する必要がでてきます。

 

(電気工事士の試験日が10月下旬のため、2つの資格勉強をしながら両方合格を目指す形にどうしてもなってしまいます)

 

どちらか一方しか勉強出来る時間が無い場合は第二種電気工事士に専念してください。それほど重要な資格です。

 

 

また、ボイラー2級と危険物乙4は難易度もそこまで高くなく、1年に複数回の受験機会があります。

 

第二種電気工事士と第三種冷凍設備責任者の試験の合間に受験するのがオススメです。

 

特に1~3月は他の試験と被っていないのでボイラー2級と危険物乙4を一気に2つ取得するチャンスになります。

 

(勉強時間も1か月あれば余裕で合格を狙えます)

 

 

2.ビルメン4点セットの基本的な勉強方法

 

ビルメン4点セットは基本的なテキスト1冊と過去問1冊を繰り返し勉強することで合格出来る資格です。

 

(オススメのテキストについては後述します)

 

いずれの試験も過去問題と類似した問題が多いため、過去問を8割以上解けるようになれば余裕で本試験に合格できます。

 

テキストで知識を勉強し、過去問題を実際に解いて分からない問題はテキストに戻って復習するというサイクルを繰り返せば、自然と合格に必要な知識が身に付きます。

 

難易度としては一般的に第三種冷凍設備責任者>第二種電気工事士>ボイラー2級=危険物乙4の順番だと言われていますが、基本的な勉強法は変わりません。

 

※第二種電気工事士だけは筆記試験の他に技能試験があるため、別途技能試験対策が必要になります。

 

 

ビルメン4点セットに合格するための勉強時間の目安は次のように言われています。

 

  • 第二種電気工事士:筆記試験 40h、技能試験 40h
  • 第三種冷凍設備責任者:100h
  • ボイラー2級:50h
  • 危険物乙4:50h

 

※勉強時間の目安は日本建設情報センター及びフォーサイトより抜粋

 

 

仮に平日に2h、土日に4h勉強出来るなら1か月当たりに約70時間勉強することが出来るので、ビルメン4点セットの資格はそれぞれ約1か月あれば取得出来る計算です。

 

もちろん、学生時代の所属学科や得意・不得意分野の違いによって勉強時間は大幅に変わります。

 

ネットで見つけた勉強時間よりも、実際にテキストを見てどれくらい勉強時間がかかりそうか検討をつけ、余裕を持った勉強計画を立てる必要があります。

 

「テキストを3周したいから1日〇ページ×△日必要」という風に時間数よりもページ数で1日の勉強量を決めるのがオススメです。

 

 

3.ビルメン4点セットの基本情報とオススメの参考書を紹介

 

ビルメン4点セットの資格に関して基本情報とオススメの参考書を紹介します。

 

3-1-1. 第二種電気工事士試験の基本情報

 

第二種電気工事士の資格を取得すると、電力会社から600ボルト以下の低圧で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事作業に従事することが出来ます。

 

そんな第二種電気工事士の受験情報はコチラです。

 

 

  • 受験日:筆記試験 5月、10月、技能試験 7月、12月
  • 合格率:筆記試験  59.2%、 技能試験 72.8%  (令和3年度試験)
  • 受験資格:特になし
  • 合格基準:筆記試験 6割以上、  技能試験 欠陥なく時間内に完成させること
  • 問題数:    筆記試験 50問、 技能試験 13問の候補の中から1問
  • 受験料:9,300円 (インターネット申込み時)

 

 

参照先:第二種電気工事士試験 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

 

 

第二種電気工事試験は合格率は50%以上と比較的難易度が易しい資格の割に、ハローワーク等での求人数が多く需要がかなり高い資格です。

 

第二種電気工事士試験は他の試験と違って技能試験があるのが少し厄介。

 

合格率自体は7割以上と高いものの、事前に候補として挙げられた課題を練習しておく必要があるので、しっかりとした準備が必要です。

 

 

3-1-2. 第二種電気工事士試験のオススメ参考書

 

第二種電気工事士試験に合格するためのオススメ参考書は「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2022年版)」です。

 

電気に関する知識がゼロの方に向けて作られているので、イラストや写真・図解が豊富でかなり勉強しやすい参考書になっています。

 

また、手っ取り早く合格点を取るために必要な過去問が厳選されているため、効率よく合格するための実力が付けれるように。

 

正直なところ、この1冊だけ勉強すれば十分だと思います。

 

無料特典として「オンライン授業見放題」、「ネット模試受け放題」といったものが利用できるのも高評価な点です。

 

 

技能試験の方も上記参考書の姉妹版である「2022年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付き」がオススメ。

 

Amazonでの売れ筋上位な参考書だけあって、合格するためのポイントが分かりやすく整理されているので、未経験者の方でもこの1冊で十分合格することが出来ます。

 

筆記試験と技能試験ともに、すい~っとシリーズの参考書で勉強すれば1発で合格可能です。

 

 

 

3-2-1. 第三種冷凍機械責任者試験の基本情報

第三種冷凍機械責任者免状を取得すると、1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設に関する保安に携わることが出来ます。

 

そんな第三種冷凍設備責任者の受験情報はコチラです。

 

 

  • 受験日:11月中旬
  • 合格率:46.8%  (令和3年度試験)
  • 受験資格:特になし
  • 合格基準:各科目とも6割以上
  • 問題数:    法令 20問、 保安管理技術 15問  
  • 受験料:9,800円 

 

参照先:国家試験のお申込み | 高圧ガス保安協会

 

第三種冷凍機械責任者の試験は年に1回しかないため、ビルメン4点セットを揃えようとすると11月の試験は絶対に1回で仕留めなくてはいけない試験です。

 

3-2-2. 第三種冷凍機械責任者のオススメ参考書

 

通信講座大手のU-CANから出版されている「U-CANの第3種冷凍機械責任者 合格テキスト&問題集」がオススメの参考書です。

 

丁寧な解説と分かりやすい図解により、基礎からしかっり合格するための知識が身に着けれます。

 

各レッスンの終わりには確認テストがあるため、知識がちゃんと理解出来ているのかそのつど確認できます。

 

試験に出題されるポイントに絞っているため、かなり効率的に勉強することが出来ます。

 

 

 

また、テキストに加えて下記の過去問集に取り組めば、完璧に試験に合格します。

 

過去9年分の問題が収録されているので、かなりの問題演習がこなせます。

 

コチラのテキストと過去問集を繰り返し勉強すれば、必ず合格するための実力がつくのは間違いありません。

 

 

3-3-1. ボイラー2級の基本情報

ボイラー2級の免許を取得すると、25㎡未満のボイラーを取扱う作業において作業主任者として任命することが出来ます。

 

そんなボイラー2級の受験情報はコチラです。

 

 

  • 受験日:毎月1回 (別途、出張試験あり)
  • 合格率:53.4%  (令和3年度試験)
  • 受験資格:特になし
  • 合格基準:6割以上
  • 問題数:   計40問  
  • 受験料:6,800円 

 

参照先:受験資格(二級ボイラー技士)

 

 

ボイラー2級は試験自体には受験資格が無いものの、いざ免許を申請する時に実務経験または実技講習会の修了証が必要になります。

 

ボイラーに関する実務経験が無い未経験者の方は免許を取得するために、20時間もの実技講習会を受講が必須です。

 

他のビルメン資格と違って試験に合格すれば免状が申請出来る訳ではない点が厄介な部部分です。

 

参照先:ボイラー実技講習 | 一般社団法人 日本ボイラ協会

 

 

実技講習会はボイラー2級の試験前でも試験後でもどちらでも受講OKです。

 

実技講習会の内容は少し試験にも役立つ部分があるので、どうせなら試験前に受講した方がオススメです。

 

(私も試験前に実技講習会を受講しました)

 

 

また、ボイラー2級の試験は毎月実施されてはいますが、ほぼ平日です。

 

平日に中々受験が難しい場合は各都道府県で土日祝日での出張試験も行っています。

 

各都道府県で年に1回しか出張試験は行っていませんが、どの県でも受験することは出来るのでぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

参照先:公益財団法人 安全衛生技術試験協会

 

 

3-3-2. ボイラー2級のオススメ参考書

 

私が実際にボイラー2級に合格した時に使用した参考書は次の2つです。

 

 

 

 

①のテキストの著者は高校教師として2級ボイラー技士免許の取得指導を行っており、毎年8割以上の合格者を輩出している実績のある方。

 

高校生の指導経験を元にした参考書のため、ボイラー初学者でも非常に分かりやすい構成になっており、この参考書以上に優秀なものは無いくらいです。

 

正直なところ、演習問題も十分掲載されているので①の参考書1冊でも合格は十分狙えます。

 

 

ただ、より確実に合格を狙うなら、➁の過去問集に取り組むことで確実に合格に近づくことが可能。

 

コチラの過去問集は過去6回分の問題が掲載されているため、十分すぎる問題演習に取り組めます。

 

 

 

 

 

 

3-4-1. 危険物乙4の基本情報

ビルメン4点セットの中で最も知名度がある危険物乙4。乙種の中では最も需要があるのが4種です。

 

危険物乙4を取得することで、ガソリン・灯油・重油・軽油といった引火性液体の危険物を製造・貯蔵・管理・活用する業務に携わることが出来ます。

 

そんな危険物乙4の試験情報はコチラです。

 

 

  • 受験日:都道府県によって実施回数が違います
  • 合格率:30.4%  (令和4年度試験)
  • 受験資格:特になし
  • 合格基準:各科目6割以上
  • 問題数:   法令15問、基礎的な物理・化学 10問、危険物の危険性並びに火災予防及び消化の方法 10問
  • 受験料:4,600円 

 

参照先:危険物取扱者試験 |一般財団法人消防試験研究センター

 

危険物乙4は合格率が30.4%とビルメン4点セットの中では一番低いのが特徴です。

 

この合格率は上位資格である危険物甲種よりも実は低く、この原因は受験者数が多すぎて勉強せずに記念受験する層が多いからです。

 

そのため、けっして危険物乙4は難しい試験ではなく、ビルメン4点セットの中で1番簡単な資格なので心配する必要はありません。

 

3-4-2. 危険物乙4のオススメ参考書

 

危険物全般の試験の参考書で定評があるのが「工藤本」という工藤さんが著者の参考書です。

 

私は過去に「工藤本」で乙4だけでなく甲種も合格することが出来ました。

 

コチラの参考書は豊富なイラストと語呂合わせでサクサク暗記が進みます。

 

さらに演習問題が豊富なため、過去問を買わなくてもこの1冊だけで合格を勝ち取れます。

 

 

 

4.まとめ

当記事ではビルメン業界で最もスタンダートな資格であるビルメン4点セットを1年で効率よく取得する方法を解説しました。

 

ビルメン4点セットの難易度は比較的簡単な分類で、市販の参考書と過去問集で十分合格することが可能です。

 

ビルメン4点セットの中で1番重要な資格は第二種電気工事士で、求人数が他の資格と比べて多く、就活・転職で大いに力を発揮してくれます。

 

そのため、第二種電気工事士を中心に第二種電気工事士>第三種冷凍設備責任者>ボイラー2級 = 危険物乙4の優先度で受験をするのがオススメです。

 

仮にビルメン4点セットの勉強に余裕ができたら、消防設備士を視野にいれてみてはどうでしょうか?

 

ビルメン4点セット+消防設備士でビルメン5点セットと呼ばれるように、ビルメン業界で重要な資格です。

 

最後に、当記事があなたのビルメン資格取得に役立てれたら幸いです。

 

 

 

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