この記事は、私が小学4年生の時に起きた最悪な1日に関する話になります
小学4年生の私は、1日の中で2人の大人に信じてもらえず大変な目にあいました。
私の昔話を通して「子供を信じることの大切さ」を再確認できるコンテンツになっています。
小4の時に起きた最悪な1日
(当時の私のイメージ写真)
私が小4の時のある日、1日の中で私は2人の大人に信じて貰えず、大人を疑うきっかけになりました
実際に何がおきたのか?
- 体調が悪いのに、母親から嘘つき扱いされ登校させられる
- クラスメイトの靴が盗まれ、担任からクラスの人間が疑われる
大人になった今でも覚えている2つのエピソードが「子供を疑っていないか?」を自問自答するきっかけになっています
この記事が、「子供を信じることの大切さ」を再確認するためのコンテンツとして読んでもらえればと思います
エピソード①:母親に体調悪いのに登校させられる
小学校4年生のある日、私は体調が悪く母親に「体調が悪いから休む」と訴えました。
しかし、母親は子供の「体調悪い」という言葉を嘘と受け取り、休むことは許されませんでした。
私が顔に出にくいポーカーフェイスのせいで「体調悪い」が伝わって無かったかもしれません。
私は授業が始まる前の朝時間にドッジボールをするのが好きで、ズル休みとか今までしようとしたことはありせん(記憶のかぎり)。
それなのに、私は嘘つき扱いされ、体調が悪いまま学校に登校しました。
エピソード②:担任に靴を盗んだ犯人扱いされた
体調が悪い中学校に行った私は、第2の悲劇に遭遇します。
朝の会でクラスの担任が「この中にMの靴を盗んだ人間がいる」と大激怒。
どうやら同級生のM君の靴が前日の帰宅時に下駄箱から何者かによって盗まれたようだ。
担任はクラスメイトの中に犯人がいると決めつけ、朝から大激怒していた。
(後述するが、実は犯人はクラスの中にいない)
担任がしたことは犯人が名乗り出るまで授業をしないという行動にでた。
1限目から給食の時間まで、犯人が名乗りでるまでイスの上に座るだけの地獄の時間が続いた。
担任は教室の机で犯人が名乗り出るのをひたすら待っていた。
体調が悪い私は、給食の時間に限界を迎え運良く早退をすることができた。
一番辛かった20分休み
2時間目が終わり、20分休みの時間になった。
普通なら20分休みを取れる事態では無いことは分かるはず。
クラスメイトは、こういう状況にも関わらず20分休みを満喫したいらしく、日直に「号令しろよ」と小声でせかしていた。
せかされた日直はたまったものではない。まあ、私なんですが。
日直の私は小学校人生で最大の勇気を振り絞り「きりーっつ」と号令をした。
当然、担任は「お前らこんな状況で遊びにいくのか!!」と大激怒。
お前らにチャンスをやると言わんばかりに、顔を伏せて犯人なら手を上げるよう命令された。
もちろん犯人がこの中にいないので誰も手を挙げず。
「お前らはまだ嘘をついている」と絶叫して20分休憩が無くなった。
私がこの日に早退した理由が、この件がショックで早退したとクラスメイトは思っていたようだ。
(実際は体調不良なわけだが)
いや~、本当に地獄の時間だった。
エピソード③:後日談
早退することになった私の元に母親が迎えにきた。
「本当に体調不良だったんだ」と最低の一言をぶちかます。
~~~ 後日 ~~~
体調が治った私は、クラスメイトからあの地獄の日の結末を聞くことに
給食を食べた後、午後からは「教科書だせよ~」と急に元気に授業を始めたとのこと
結局、M君の靴を盗んだ犯人は分からず
~~~ さらに後日 ~~~
靴を盗んだ犯人が分かったのが、全校集会の校長先生
その校長先生の話は近くの中学生が卒業生として小学校に遊びに来て靴を盗んだ話
M君の靴を盗んでしまったことを謝りに来た話を良い感じで話していた
今から20年以上前、学校のセキュリティーは甘く誰でも学校に入ることが出来ました
(さらに、個人情報の意識も低く、靴が盗まれたM君の名前も全校集会で喋っていた)
見た目は小学生4年生、頭脳は小学4年生でも謎が全て解決した
あの日の昼休みに靴を盗んだ犯人が見つかり、担任は自分がした行いを誤魔化すために元気に授業を始めた
早退した私はともかく、クラスメイト全員が校長先生の話を聞くまで真実を知らなかった
担任は私たちを疑っただけでなく、自らの過ちを謝らずに問題を放置した。
クラスメイトは担任のことをどう思ったのだろうか?
少なくとも私は先生のことを信じない生徒になるきっかけになったと思っています。
まとめ
今でも心に残っている地獄の1日
大人になった今でも色々考えるべきエピソードだと思います
「子供を信用する」って当たり前のことが、実は中々出来ていないかもしれません
「体調が悪い」、「靴が盗まれた」
こんな時、読者の方はどう子供と向き合いますか?