化学系の大学生の方で「学生のうちに何か取るべき資格はないか?」と一度は考えたことはありませんか?
結論として、化学系の大学生さんが取得すべき資格は危険物甲種です。
その理由は下記の3点あります。
- 取得して当たり前と思われている(会社で落ちると恥ずかしい)
- 履歴書が充実する
- 会社に入ってからスタートダッシュが出来る
この記事では、化学系大学院出身の私が社会人になって感じた、化学系の大学生の方が危険物甲種を取るべき3つの理由を詳細に解説していきます。
危険物の資格についてはコチラから↓
危険物取扱者について|一般財団法人消防試験研究センター (shoubo-shiken.or.jp)
- 理由①:取得して当たり前と思われる (会社で落ちると恥ずかしい)
- 理由②:履歴書が充実する
- 理由③:会社に入ってからスタートダッシュが出来る
- 危険物甲種の合格方法
- まとめ:危険物甲種を取得して損は無い
理由①:取得して当たり前と思われる (会社で落ちると恥ずかしい)
危険物甲種はそこまで難しい資格では無いので、化学系の大学生の方なら普通に取得出来る資格と思われることが多いです。
そのため、入社した会社で危険物甲種を取得する時に、1発で合格しないと周りから白い目で見られ、ただただ恥ずかしい思いをします。
特に、周りの同期が資格を取得している中、あなただけ落ちたらと思うとゾッとしませんか?
難易度はそこまで高くないとはいえ、すべての危険物を扱うことが出来る甲種の試験範囲は広く、勉強しないと確実に落ちてしまう資格でもあります。
化学系の会社では、社会人になって最初に取らされることが多く、仕事や研修など学生生活とは異なる慣れない生活から、勉強時間が中々取れないこともあります。
社会人になって落ちるとただただ恥ずかしい思いをするので、時間に余裕がある大学生の時に危険物甲種を取っておくのがおススメです。
理由②:履歴書が充実する
就職活動で会社に提出する履歴書の資格欄は中々書ける資格が少なく、空白が目立つことが多いです。
特に化学系の大学生の方は在学中に取るような資格が少ないので、自動車免許+TOEICのパターンが多いのではないでしょうか?
そこで、資格欄を充実させるための最有力候補が危険物甲種になります。
その理由は下記の2点です。
- 化学系の単位が15以上で受験資格を得られること
- 化学系の資格の中では取得しやすいこと。
化学系の大学生の方が、在学中に危険物甲種を取得することは自然な流れです。履歴書にも書けて空白が目立たなくなります。
(ただ、実際に就職活動でどれほど有利になるかは私には分かりません)
その他にも化学系資格はありますが、危険物甲種以外の資格は会社に入ってから取得しても良いのではと思います。
(化学系と言っても様々な業種があり、どこまで取得の必要性があるか分からないため)
参考記事
【理系学生必見!】化学系の資格を取得するべき理由とオススメの資格を紹介します! | Bizual | 就活生のためのお役立ちコンテンツ |
理由③:会社に入ってからスタートダッシュが出来る
化学系の会社に入社した場合、すでに危険物甲種を取得しているとことで、他の化学系資格の取得から勉強をスタートさせることが出来ます。
危険物甲種を取得していない同期と比べ、資格の面で1歩先を進んでいる状態になれます。
試験範囲が広いため、社会人になってから勉強するのは意外と大変です。
会社で必要とされる資格を1つ持っている状態と持っていない状態は、気持ち的に全然違うと思います。
学生のうちに危険物甲種を取得すれば、良いスタートダッシュを決める事が出来るのは間違いありません。
危険物甲種の合格方法
危険物甲種の資格試験は市販のテキストで十分合格することが出来ます。
私のおススメのテキストは下記の「わかりやすい!甲種危険物取扱試験 (弘分社)」です。
著者の名前から工藤本とも言われ、危険物の資格試験では有名な参考書です。
過去に 私もこのテキスト1冊で危険物甲種に合格することが出来ました。
詳しくは下記の合格体験記事で解説していますが、試験に必要な知識が網羅的にまとまっていてかなり勉強しやすいです。
参考記事
【資格】甲種 危険物者取扱試験に独学で合格するためのおススメテキストを紹介!! - 平太の雑談ブログ
まとめ:危険物甲種を取得して損は無い
化学系の大学生の方が在学中に危険物甲種を取るべき理由は下記の3つあります。
- 取得して当たり前と思われている
- 履歴書が充実する
- 会社に入ってからスタートダッシュが出来る
危険物の資格は最もポピュラーな化学系資格です。
仮に仕事で使わなくても、化学系大学の出身の方は取得しておいて損は全くありません。
せっかく化学系の大学に通っているので、在学中に危険物甲種の資格を取得してみるのはいかがでしょうか?
また、危険物の次に「X線作業主任者」という国家資格もおススメです。
詳細はコチラの記事で紹介していますが、研究室等でX線装置を使うことも多いため、資格を通してX線の知識を身に着けるのも大切です。