子供にお小遣いをあげない事で起こる4つの悲劇(デメリット)

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お子様のお小遣いをどうすべきか? かなり悩みますよね。

 

結論から言うと、お小遣い無しという選択肢は次の4つのデメリットによりオススメできません。

 

  • 万引き・盗みに走る
  • 一人だけみじめな思いをさせる
  • 興味をなくす
  • お金のことで助けてくれなくなる

 

「無駄遣いをしてほしくない」、「お金のトラブルに合わせたくない」という理由でお小遣いをあげない(必要な時に必要な分を渡す)家庭も多いかと思います。

 

 

実際、私が子供の頃はお小遣いなしで必要な時に必要な分を渡すという制度でしたが、

 この制度の最大の欠点は子供の必要な物と親の必要な物が一致しないことです。

 

(親が必要ないと判断した)カードや駄菓子などの欲しいモノは子供の力では絶対に手に入らない状態で、私だけ仲間に入れないみじめな思いをした経験を今でも覚えています。

 

そのため、私は自身の子供時代を反面教師に現在お小遣いを渡す考え方をしています。

 

 

この記事では、子供にお小遣いをあげない4つのデメリットについて詳しく解説しています。

 

お小遣いをどうしようか迷っている方の参考になればと思っています。

 

 

 

子供のお小遣い無しで起こる4つの悲劇

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必要な分を必要な時に上げるという考え方では、親と子供の必要なものが一致しません。

 

そのため、お小遣いが無しの子供は欲しいモノは絶対に手に入ることが出来ません。

 

そのため、仲間外れにされたり・疎外感やみじめさを感じたり。

 

そういった悲しい思いから、子供にお小遣いを無しにすると次のような4つの悲劇が起こる可能性があります。

 

  1. 万引き・盗みに走る
  2. 一人だけみじめな思いをさせる
  3. 興味をなくす
  4. お金のことで助けてくれなくなる

 

それぞれ詳細に紹介していきます。

 

①万引き、親のお金を盗みに走る

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欲しいモノがあるのに親に次々と反対され、お小遣いが無いので買うことが出来ない。

 

それでも欲しいモノがある場合、それを手に入れるために「万引き」や「親のお金を盗む」という間違った行為に走る可能性があります。

 

 

もちろん、お小遣いを貰っていても万引きをする子供はいます。

 

ただ、「お小遣いを貰えない」という理由で万引きした場合、あなたはちゃんと叱れますか? そこから正しい方向に更生させることが出来ますか?

 

例えどんな理由で叱ったとしても、子供は「じゃあ小遣いくれよ」と思って心から反省はしません。

 

なぜなら、盗む以外の方法で欲しいモノを手に入れることが出来ないため、盗むことが正当化されてしまうからです。

 

 

私も子供時代はお小遣い・お年玉は一切貰えず、親が厳しくて欲しいモノを買ってもらえませんでした。

 

そこで私がしたのは親の財布からお金を盗む行為です。学校で流行っているカードを手に入れるためです。

 

親にバレた時は母親は泣いていましたが・・・。 小学4年の私はそれ以降はお金を盗みませんでしたが、しばらくして今度は妹が盗みました。

 

それぞれ欲しいモノがあり、お小遣いが無かったため盗みに走ったというシンプルな理由です。

 

親が医者で世間では金持ちと言われる家庭で起きた話です。

 

【参考記事】コチラの記事も参考になります。

【子どものお小遣い事情の真実】いじめに万引き,おこづかいが原因? | キレイを磨け!身も心も現実もリッチを目指す30代女性のためのリッチーナ

 

 ②一人だけみじめな思いをさせる

お小遣いが無いため色々と理不尽な思いをさせる場面が多々あります。

 

皆が遊んでいるカードゲームが手に入らずに仲間に入れて貰えなかったり、みんなで外で遊んでいる時に一人だけコンビニでお菓子を買えなかったり。

 

私もお小遣いが無かったので、小学生の時は一人だけ何も買えずにみじめな思いをしていました。

 

周りが駄菓子屋で色々買えているのに私だけ店の外でずっと待っているだけ。

 

今でもあの悲しさは忘れることは出来ません。

 

 

また、欲しいモノを手に入れるために給食のデザートとカード1枚を交換したこともありました。

 

このことも親を悲しませましたが。

 

③興味をなくす

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お小遣いが無く、欲しいモノも買えない状態がずっと続くと子供が様々なことに興味を無くす可能性が高いです。

 

なぜなら興味を持ったところで自分には縁が無いからです。

 

どんなに我慢してもどんなに頑張っても欲しいモノは手に入りません。

 

そのため、子供の時に必要な興味関心がどうしても薄れてきてしまいます。

 

興味を持ったってどうせ意味が無いことを学ぶからです。そのため、私のように趣味が無いつまらない子供に育っていきます。

 

 

また、交友関係も薄くなっていきます。

 

②で説明したような、悲しい気持ちになるくらいなら関わらない方がいいからです。

 

反対に、友達側からも誘われることも少なくなります。

 

お小遣い無いやつを誘っても気を遣うだけだからです。

 

 

中学生・高校生と子供の成長に合わせて世界も広がっていくごとに、こういった傾向がどんどん強くなっていきます。

 

 ④お金のことで助けてくれなくなる

まだまだ先の話ですが、あなたがお金のことで困った時、大人になった子供はお金のことであなたを助けることはありません。

 

もちろん助けてもらうつもりは無いと思います。

 

ただ、「お小遣いが無くて悲しい思いをした」という気持ちは一生忘れることはありません。

 

 

介護等が必要で万が一にも将来何か助けて欲しい時があった時、金銭的援助は無いことだけは覚えておいてください。

 

それはあまりに都合がよすぎるからです。

 

まとめ

この記事では、子供へのお小遣いを無しにすることで起こる4つの悲劇を紹介しました。

 

お小遣いの考え方は各家庭でそれぞれ違うことでしょう。

 

ただ、お小遣い無しという考え方はあまりに子供に対して厳しすぎます。

 

必要な時に必要な分を渡す考え方もありますが、その時は子供の必要なモノにしっかりと目を向けてあげてください。

 

 

何から何まで親基準で否定しまうと、子供が追い込まれ、周りから仲間外れにされ本当に辛い気持ちになります。

 

子供のお小遣いは難しい問題ですが、子供が欲しいモノは頑張ったら手に入るような状況を作ってみてはどうでしょうか?

 

ちなみに、子供のお小遣いに関してはコチラの本が参考になります。 

 
 

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