【学習塾】高いお金払ってるのに、講師が偏差値が低い大学の学生アルバイト。思わぬ落とし穴を解説

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塾や家庭教師に高い月謝を払っているのに、実は講師の先生が偏差値50も満たない大学の学生アルバイトだったらどう感じますか?実際に多くの塾でこのような学生アルバイトが講師を務めています。この記事では、偏差値が低い大学の学生が塾講師をしている親御さんが知らない思わぬ落とし穴について記事にしました。

 

 

★意外と多い、塾講師の学生アルバイト 

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「成績を上げたい」「志望校に合格したい」といった明るい未来を期待して、高いお金を塾に払っていると思います。

 

成績を上げるためのコツや受験のノウハウをもったプロの先生方が塾講師をやっているイメージを持っていると思います。私もそういうイメージだったのですが、多くの塾で学生アルバイトを講師として雇っているのが実情のようです。

 

私は、記事タイトルにもある偏差値が50未満の残念な私立大学に通っていました。偏差値50は平均点と対応します。ようは、平均未満の大学です。

 

私は、塾講師のアルバイトはしていないのですが、私の周りには意外にも塾講師のアルバイトをする人が多かったのが印象的です。塾講師の学生アルバイトは有名大学の方だけが出来る高時給なアルバイトと思っていたので、なおさらです。

 

正直、自分の専門学科ですらまともに出来ないのに、いったい何を教えるんだと不思議に思いました。「個別授業・親切丁寧な指導」を売りにする塾に限って、人手不足のために学生がイキって講師をしていたりします。

 

「塾の高い月謝で家計を圧迫する」というニュースを見るために、個人的にこの時の不思議な感情を思い出し、親御さんたちはこの事実を知っているのだろうか?と疑問に思ってしまいます。

 

参考記事:

www.aeonbank.co.jp

 

 

この記事では、偏差値が低い大学に通い、周りに塾講師を経験している人から興味本位で色々聞いた話をもとに、親御さんがおそらく知らない「偏差値が低い大学生が塾講師をしている」罠についてまとめてみました。

 

参考記事:塾講師は万年人手不足!低学歴でも雇ってくれます。-成功者

 

落とし穴①  学生自身に受験に対するノウハウがない

 

偏差値が低い大学生は、そもそも結果大学受験に対するノウハウがありません。偏差値40ちょっとの大学に入らせるために高いお金を払ってまで塾に通わせる意義は薄いと思います。

 

「少しでも良い大学」、「名の知れた大学に」という思いで、家計を切りつめて子供の将来のために塾に投資していると思います。

 

運悪く、偏差値が低い大学の学生バイトにあたった際に、講師自身が「名の知れた大学」に合格する能力が無いまま講師をしているので、そもそも講師自身がその学力のレベルに到達していません。さらに、レベルの低い私立大学の場合、センター試験を受験していないケースが多いです。

 

自分の専攻だけは得意な人がいるかもしれませんが、私の周り(化学科)では専門科目ですら微妙な人が講師をしていました。おそらく、受験レベルだけでなく、定期テストレベルですら学年上位を取っている人はかなりまれだと思います。

 

また、偏差値が低い大学生の中には、頭のいい高校に通っている人もいます。だから、中学生の勉強、高校受験なら教えられる可能性は高いです。

 

しかし、こういった人は、中学時代は大して勉強せず、センスだけで勉強をしてきた人が多く、努力することを知らない人が多いと思います。そのため、勉強の仕方や教え方という点が疑問になります。

 

また、学生アルバイトが高校受験をしたのは3年以上も前のことで、正直勉強の内容も忘れている可能性もあります。また、県外からきている学生は特に、高校受験に関するノウハウ(傾向と対策)が全くありません。

 

参考記事:高校に入った後に成績が下がる原因 – do-YOUR BEST

 

 

落とし穴②  そもそも、所詮はアルバイトである。 

 

正直、偏差値の低い大学出身の社会人講師の方は、逆に「勉強できない人の気持ちがわかる」という観点から、全然ありだと思います。

 

塾講師というその道のプロのわけですから、一日中塾講師の業務に没頭できます。一つの教科を教えるという観点から、学生の時には解けなかった問題も解けるようになることも可能だと思います。教え方も上手くなるでしょう。塾特有のノウハウもあるでしょう。

 

そのため、プロの講師の方なら、偏差値が低い大学出身だからといって、嫌がる必要はないと思います。その講師の教え方やお子さんの成績の上がり具合で判断してもいいのではないでしょうか。

 

しかし、学生講師の方は所詮は学生アルバイトです。1日中、生徒の成績を上げるために努力しているわけではありません。生活のためにアルバイトをしています。

 

学業優先のため、大学の授業にも通っていますし、レポートや就職活動に追われることもあるでしょう。どこまで、アルバイトである塾講師について力を注いでいるか不明である。

 

結局、プロの講師の方と違い、学力やノウハウが足りないにも関わらず、それを補えるだけの時間があるのか?それをするだけの努力をしているのか?

 

また、一番厄介なのが、「教員を目指すための練習」の場として塾講師をしている場合です。私の周りも、教員を目指している人が塾講師のアルバイトをしている割合が非常に高かったです。

 

要は、「生徒の前で授業をする練習」をバイト中にしているわけです。さらに教員採用試験の勉強もしなくてはいけないので、生徒に対して100%の熱意で向き合うことができていません。

 

また、どんなに高学歴でも塾講師としては素人そのものです。学校の先生が大学卒業したばっかりの新人先生だったら不安ではないでしょうか?正直、嫌ですよね?隣のクラスの先生が良かったってなりますよね?

 

教え方、生徒とのコミュニケーション力、授業力などプロの講師と比べたら明らかに劣っているのは当然でしょう。学生アルバイトは所詮はアルバイトで素人です。

 

そもそも、塾に高いお金を払っているにもかかわらず、大学生の教職になるための練習台にされているのが理不尽でなりません。同じお金を払うのなら、プロの塾講師の方に教えてもらいたいですよね。

 

以下の記事には、学生講師のレベルの低さを指摘しています

参考記事

tarsuk.hatenadiary.org

 

 

落とし穴③  塾自体がブラック体質

 

塾業界自体がブラック体質だったりします。

 

厚生労働省の調査によると、「教育・学習支援業」の離職率(大卒の3年以内離職率)が半分近い数位になっています。

 

参考記事:

cj-miratomo.jp

 

 

そのため、人手不足のため、学生アルバイトを雇うことになります。結局、そのために偏差値が低い大学生を講師にせざる得ない状況だったりします。

 

また、アルバイトの立場にも関わらず、給料にならない雑務をする時間が非常に多く、時給に換算すると非常に割の悪いアルバイトになります。

 

そのため、「教職の練習」と割り切ってアルバイトをする学生が多い印象をうけました。

 

 

参考記事:

twinavi.jp

 

落とし穴④  そもそも、講師の出身大学はわからない

 

私が学生の時、どうしても気になってこんな質問をしたことがあります。

 

「出身大学聞かれて、生徒の親からクレームとかないの?」と。

 

学生アルバイトをしている方は、いずれも

 

「出身大学は教えてはいけないよう言われている」と答えていました。

 

ネットでも同様の記事があることから、生徒に出身大学を言うのはタブーなんだと思います。

 

 

私が質問したような、クレームが怖いのだと思います。同じお金を払うのなら、高学歴な学生アルバイトの方が良いですし、評判の良いプロの塾講師の方に教えてもらいたいと思うのは当然だと思います。

 

わざわざ高いお金を払って、ド素人・偏差値低い学生講師に教えてもらう必要があるのでしょうか。

 

しかも、その情報が親御さんのところに入らないようになっています。お子さんの成績上がらないのは、本人のせいだけでなく、塾講師側に大きな問題がある可能性があります。

 

参考記事:現役大手塾講師が語る、塾講師の実際のレベルとは - 真面目 is Life

 

★まとめ 塾以外の選択肢を考えてみてはどうでしょうか?

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私は偏差値が低い大学出身ゆえに、周りが塾のアルバイトをしているのを見て常々疑問に思っていました。

 

高いお金を払って、ド素人の偏差値が低い大学の学生に教えてもらいたいでしょうか。

 

答えは、Noだと思います。

 

もしかしたら、知らず知らずのうちにそのような学生アルバイトの罠にかかっているかもしれません。

 

個別指導塾は1対1の指導で、非常に魅力的に感じますが、実はそのような学生が講師をしている可能性が高いです(人手不足のため)。

 

今の時代、おススメの参考書の情報もネット経由で手に入りますし、近くの書店になくてもamazonなどの通販で購入することもできます。

 

かりに、その参考書がお子さんに合わなくても中古で売れますし、値段もそこまで高くないのでそこまで後悔することもないかと思います。

 

ネット環境があれば、「スタディサプリ」のような塾よりも安く、オンラインで受験対策ができる講座もあります。

 

studysapuri.jp

 

今の時代、塾以外の選択肢もたくさんあります。わざわざ家計に負担となる学習塾に高いお金を払って、偏差値の低い学生アルバイトに教えてもらいたいでしょうか?