大学院生がクレジットカードを作るべきたった1つの理由。結論:国際学会に参加するなら必須です ~私の失敗談も紹介~

※ 当ブログには、アフェリエイトリンクによるプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

この記事では「大学院生がクレジットカードを作る必要があるの?」という疑問に答えていきます。

 

大学院生ならクレジットカードを作るべき!!という話を周りから聞いたことがあると思います。

 

私もある失敗をしてから、クレジットカードの必要性を感じ博士課程のうちにカードを作りました(私の失敗は後述)。

 

結論として、国際学会に参加する可能性が少しでもあるのなら、大学院生になる前からクレジットカードを作った方がいいです。

 

(逆に一切ないのなら、無理に作る必要はありません)

 

この記事を読むことで、国際学会に参加する時のクレジットカードの必要性を感じることが出来ます

 

 

私の国際学会での失敗談:中国で無一文に

f:id:heitalian:20200718200514j:plain

 

私は過去に化学系の大学院に在籍し、修士課程で1回・博士課程で2回の国際学会に参加しました。

 

そのうちの1つが中国で開催された国際学会です。

 

私の無知により、中国で一文無しになり3日間の国際学会を過ごした経験があります。

 

無一文になった理由は、宿泊先での「デポジット」により財布の中の全財産を全てホテル側に収めたからです。

 

海外のホテルでは「デポジット」という制度があり、すでに払っている宿泊料金以外のサービス(ルームサービスなどを支払う能力があるか?)という保証金です。

 

要は、「私は食い逃げをしません」ということを証明をする制度で、多くの場合クレジットカードで証明します。

 

参考記事:海外ホテル Q&A - デポジットとは何ですか?【トラベルコ】

 

 

私はその頃クレジットカードをもっておらず、なおかつ「デポジット」という制度を知りませんでした。

 

ホテルにチェックインした際に「デポジット」として、私の財布にあった中国のお金全額を払うことになりました(たまたま同じ金額をもっていて本当に良かったです)

 

学会会場では、お菓子や飲み物がフリー、お昼・夕飯も提供されるプランだったので何とかチェックアウトまで生き延びることが出来ました。

 

チェックアウト後には無事に全額戻ってきました。

 

クレジットカードを作るべき理由:「デポジット」対策

f:id:heitalian:20200928210126j:plain

 

私が大学院生がクレジットカードを作る必要は国際学会で起こる「デポジット」対策です。

大学院生にもなれば、自身の研究成果しだいで国際学会へ行ける可能性があります。

 

私のように「デポジット」を現金で支払うことも可能なようですが、実はこれは海外では危険な行為でした。

 

日本と違い、海外ではクレジットカードが「信頼できる人物」の証明及び身分証明書の代わりになります。

 

そのため、現金で「デポジット」を払う人間は「無銭飲食の恐れのある危険人物」としてより多くの現金を収めることが多いとのこと。

 

海外は日本と比べて盗難の恐れがあるので、現金をたくさん持っているのは本当は危ない行為だそう・・・(ほんと無事でよかった)。

 

ホテルによっては「デポジット」がダメとかなんとか・・・。

 

参考記事:デポジットはクレジットカードで支払うのが最適!押さえておきたいデポジットの基本 | クレカッティ

 

大学院生は国際学会を意識して、早めにカードを作ろう

クレジットカードに申し込みしても2~3日では作成できません。

 

手元に届くまで2~3週間ぐらいはかかりますし、審査に落ちることもあります。

 

国際学会への参加が決定してから申し込もうとすると、万が一手元にクレジットカードが無い状態で当日を迎える可能性があります。

 

エポスカードをはじめ、学生でも作れる年会費無料のクレジットカードはたくさんあります。

 

維持費はかからないので、大学院へ進学することが決定したらカードを作る具合で良いと思います。

 

 

クレジットカードのブランドはVISAがおすすめ

クレジットカードには、「VISA」「JCB」等のいくつかのブランドがあり、カードを作る時は「どれにするのか?」を選択する場合があります。

 

世界中で最も多くのシェアがあるのが「VISA」で、多くの場所で使用できる利点がありあります。

 

参考記事:結局どれが良いの?クレジットカードでおすすめしたい国際ブランド | おすすめクレジットカードランキング『クレジットカード比較SMART』

 

大学院生の国際学会に参加するメリット

f:id:heitalian:20200928210412j:plain

 

国際学会に参加するメリットは以下のように様々あります。

 

  • 国内学会より評価が高くなる (奨学金免除や申請)
  • 海外の方を前に発表する貴重な経験 (ポスター発表でも)
  • その後の研究に対するモチベーションUP
  • 単純に海外旅行気分で楽しい (料金は研究室や大学もち)

 

修士課程の方にとって、国際学会に参加する1番のメリットは「高い評価をされる」ことになります。

 

英語で発表するという経験が重要視されるようです。

 

周りの学生と比べて評価が高くなり、奨学金関係の免除・申請で有利になります。

 

(博士課程の方は国際学会への参加は当然という風潮があるので、参加していないと逆に評価が下がります)

 

私の大学では、国際学会に参加するだけで5万の特別奨学金を貰う制度がありました。

 

また、修士課程では第1種学生支援機構の奨学金免除にも採択された経験があります。

 

 

国際学会の参加を1つの目標にしてみよう

修士課程の方は、大学院生になったばかりで「国際学会に参加できるのかも分からない状態でクレジットカードをつくるのもな・・・」と感じる方も多いと思います。

 

研究成果が未だ無い状態で、国際学会に参加するメンバーに選出されるか不安はあります。

人によっては「自分なんて無理」と夢のような出来事に感じる人もいます。

 

それでも、国際学会という夢の舞台を目指して日々の研究を頑張のも良いモチベーションへつながります。

 

博士課程の方は今すぐ国際学会に参加するつもりで、さっさとクレジットカードの申し込みをしておきましょう。

 

国際学会へ行かない研究室の方は、クレジットカードは必要なし

「国際学会なんてココ何年も参加してないよ」という研究室もあるかと思います。

 

そういう国際学会へ参加する可能性が無い場合は、大学院生でクレジットカードを作る必要性はありません。

 

「通販とかでクレジットカードで払うと楽だよ」ぐらいのメリットしか無いので、社会人になってからでも十分です。

 

まとめ

大学院生の方が国際学会に参加する可能性があるならば、早い段階でクレジットカードを作るのがおススメです(手元に届くのに時間がかかるため)。

 

海外のホテルでは「デポジット」という制度があり、クレジットカードで対応するのがベストな方法だからです。

 

反対に、国際学会に参加する可能性が無いならば無理にクレジットカードを作る必要性はありません。

 

 

【関連記事①】学振の申請時の参考に

【大学院】日本学術振興会DC2に採用された時に感じた結果(学術論文)を出すことの大切さを紹介します - 平太の雑談ブログ

 

【関連記事②】博士課程の進学を迷っている方へ

【大学院】本当にヤバイ。普通の学生が博士課程に進学しちゃうと結構ヤバイ6つのケースをご紹介 - 平太の雑談ブログ