この記事では、「自転車旅やサイクリングしたいけどママチャリで大丈夫?」と心配されてる方に向けた記事になります。
サイクリングや自転車旅をしたいと思っても、クロスバイクやロードバイクのスポーツバイクってなんだかハードルが高いですよね?
実は、週末のサイクリング・自転車旅はママチャリでも大丈夫です。
私もママチャリで1000km以上の旅をしたことがありますが、特に問題なく走ることができます。
お手持ちのママチャリ(シティサイクル)でも十分サイクリング出来ますし、旅もできます。
この記事では、あえてママチャリで旅やサイクリングに行くメリットを紹介しています(デメリットに対する対策も紹介)。
この記事を読むことで、「ちょっと週末にサイクリングしたいな」、「1週間の夏休みに自転車旅に出たないあ」とふと思った時にママチャリで走りだす勇気が貰えます。
この記事の執筆者
私は会社の長期休暇を利用してママチャリでの自転車旅を何度か行っています。
その経験から、ママチャリを使った自転車旅・サイクリングの魅力を発信しています。
<私の自転車旅①>千葉県~京都往復自転車旅
【自転車旅ブログ】千葉から京都をママチャリで往復した話 まとめ(リンク集) - 平太の雑談ブログ
<私の自転車旅②>三重県~神奈川県自転車旅
【初めての自転車旅】夏休みに三重県から神奈川県までママチャリで自転車旅をした話 1日目 愛知県知立市まで - 平太の雑談ブログ
ママチャリで旅をするメリット6選
①自転車が安く購入できる
ママチャリを使って旅やサイクリングをする最大のメリットは、安く自転車を購入することが出来る点です。
家にある自転車で走ることも可能ですし、サイクリング用に購入するにしてもスポーツ自転車と比べてかなり安く購入することが出来ます。
また、記事の最後に紹介している、より快適に走れる「ちょっと良いママチャリ」でも2万円代で購入できます。
(時速も15~18kmくらい出るので普通のママチャリより快適にサイクリングを楽しめます。)
毎週の休みには必ずサイクリングに行く!!という方でも無ければ最初は「ママチャリ」で十分です。
スポーツ自転車は高価なだけでなく、付属アイテムの購入やメンテナンス等の管理、置き場所の確保が大変なので初心者からしたらハードルがかなり高いです。
気軽に走りだせるママチャリは最強です!!
②自転車本体の購入で基本装備が完備されている
ママチャリを購入すると、ライト・鍵・泥除け・カゴが基本的に完備されています。
自転車を購入してすぐにサイクリングに飛び出すことが出来ます。
クロスバイクなどのスポーツ自転車では、これらはオプション扱いになるので+αのお金がかかります。しかも結構いい値段するんですよ。
また、以下の記事ではママチャリでもサイクリングがより快適になるグッズを紹介しています。
特に、サイクルコンピュータをつけると「どれくらい時速が出ているのか?」、「どれくらい走ったか」が分かりかなりサイクリングが面白くなっていきます。
<あわせて読みたい>
【完全版】自転車旅が快適になる便利グッズ8選、おススメアプリ2選 - 平太の雑談ブログ
③カゴがある安心感
リュックを背負って自転車を漕ぐのって意外と大変ですよね。
荷物の量にもよりますが、結構肩が痛くなったりします。
私は着替えが入ったリュックや飲み物等を前カゴに置いれています。
体は痛くならないし、信号待ちの時に飲み物を飲みやすいです。
もちろん、ひったくりに合う可能性もあるので貴重品だけは自分の体に身に着けておきましょう。
④駐輪場で空気入れを借りられる
私が自転車旅をしている間、市営の駐輪場に止めてホテルで宿泊していました。
多くの駐輪場で空気入れを借りることが出来ます。
スポーツ自転車用の空気入れは種類が違い、市営の駐輪場では見かけることは無かったです。
そのため、スポーツ自転車で旅をする場合は自分で空気入れを用意する必要があります。
ママチャリの場合、駐輪場だけでなく町の自転車屋さんでも空気を入れて貰えます(有料の所もあります)。
また、何かトラブルがあっても町の自転車屋さんに駆け込めば見てもらえるので安心感があります。
⑤盗まれるリスクが少ない
スポーツ自転車と比べると自転車を盗まれるリスクが少ないです。
100%盗まれない訳ではありませんが、しっかり鍵をしていれば大丈夫だと思います。
(私は今までで盗まれたことはありません)
そのため、旅の道中のファミレスやコンビニ、駐輪場でも気にすることなく駐車することが出来ます。
スポーツ自転車は非常に高価な自転車なのでママチャリと比べて盗まれやすくなります。
どこにでもありそうなママチャリのメリットですね。
⑥最悪捨ててきても後悔しない
本当に最悪の事態が起きた時、例えば体調が悪化・ケガをしたときの場合に自転車を捨ててでも自分の身を守る必要があります。
この時、ママチャリならそこまで後悔しないかなと思います。
反対にスポーツ自転車なら、もったいなくて自分を無理してでもなんとかしようとして危険なことになります。
最悪の事態が起きた時、自転車を捨てる(置いていく)選択肢が出来るのがママチャリの良い所です。
ママチャリで旅をするデメリットへの対策3選
①スピードが劣る
スポーツ自転車と比べて一番の弱点はスピードが出ないことです。
それでも、最終章で紹介している「ちょっといいママチャリ」では15~18km/hは無理せず出すことができます。
だいたい、私は4hで50kmほど(1hで12.5km)走ることが出来るので、ママチャリでも実は色々な所へ走ることができます。
このスピードで満足できない場合は、スポーツ自転車を検討してみた方が良いかもしれません。
ちなみに、スポーツ自転車のクロスバイクは平均時速18~25km、ロードバイクの平均時速は20~30kmのようです。
参考記事:自転車種類別!自転車の速度(時速)まとめ | FRAME : フレイム
②輪行が出来ない
スポーツ自転車のメリットは専用の袋に入れて、自転車を電車等に載せて運べることです。
このことを輪行といい、輪行が出来ると好きな場所まで電車で自転車を運ぶことができます。
ママチャリでは輪行が出来ないので、自転車旅の出発地点は常に自分の自宅です。
遠くのサイクリングスポットに行きたい場合は、現地でレンタル自転車を利用することが一番おススメです。
そこでクロスバイクを借りて、スポーツ自転車の魅力を肌で感じてみても良いかもしれません。
(いきなり購入はやっぱりハードルが高いので、迷っている方はレンタルで実際に乗ってみるのがおススメです)
③何かある時、本当に捨てることになる
メリットの項目で述べた「捨てても後悔しない」というメリットがある反面、本当に何かあった時は本当に自転車を捨てることになります。
スポーツ自転車なら専用の袋に入れて、タクシーを呼んでトランクに入れることが出来ます。
本当に捨てないようにする対策として、ロードサービス付きの自転車保険があります。
何かあった時に、○○kmまでは自転車を運んでくれるサービスです。
自転車保険によって、年に何回と決まっていますが、たまの長期休暇で自転車旅をする程度ならサービスの範囲で間に合うと思います。
私もロードサービス付きの自転車保険に入っています。年に1万円もしないくらいの保険料なので、お守り変わりに入っています。
(自転車保険は自治体によって義務化されているので、+αでロードサービス付きの自転車保険に入っても良いかもしれません。)
「ちょっといいママチャリ」ならより快適な走りが出来ます。
(私がママチャリ旅で愛用している自転車)
私も乗っている上記の「ちょっと良いママチャリ」ならママチャリなのに意外と快適にサイクリングが出来ます。(もちろん、スポーツ自転車にはスピードは劣ります)
以下の自転車が「ちょっと良いママチャリ」になります。
- 6段外装変速
- 27インチのタイヤ
- フラットバー
- サドルを高くする(つま先がつく程度まで)
上記の条件がそろった自転車ならママチャリとは思えないくらい快適に自転車に乗ることができます。
値段は2万円台とママチャリの中では高価ですが、スポーツ自転車と比べると安く普段の買い物にも使えます。
ちょっとした坂なら上れますし、私の場合は平坦な道で15~18kmの速度は頑張らなくても出ます(頑張れば20km以上でます)。
逆に 変速機が無いとちょっとしか坂を上るのも大変なので、快適性が失われてしまいます。
「スポーツ自転車はハードル高いな」と感じてる方は、まず「ちょっと良いママチャリ」から初めてみてはどうでしょうか?