もし、あなたの志望大学が親や先生に反対されたら、あなたはどうしますか?
周囲の反対意見に流されて志望大学を変えてしまった場合、あなたは一生後悔するかもしれません。
志望大学に関しては、親や先生は100%あなたのことを思ってアドバイスしていると思ってはいけません。
「浪人は辞めて欲しい」
「進学実績を少しでも上げたい」
実はこういう思いが大人達の本音だったりします。
簡単に大人の意見に流されて志望大学を変えてしまうと、「あの時○○大学を受験していたら」と後々後悔する原因になります。
大人達のアドバイスは参考にしながらも、最終的にはあなたが納得する形で受験大学を決めるべきです。
この記事では、大学受験に関する大人達の本音を紹介しています。
この記事を読むことで、あなた自身が志望大学を最終決定する大切さを実感できると思います。
親や先生、大人の意見に100%信用してはいけない3つの理由
志望大学を決める時、親や先生のアドバイスに流されて志望大学を変えることはおススメできません。
あくまで、アドバイスを聞きながら最終決定は受験者であるあなた自身が決定すべきです。
なぜなら、親や先生は100%心からあなたの将来を第一に考えているわけではないからです。
その理由が次の3つになります。
- 進学実績
- 見栄・世間体
- 家計
それぞれ詳細に説明していきます。
①進学実績
学校の先生の頭の中によぎるのが「進学実績」です。
国立大学合格〇人、有名私立大学合格〇人ってやつです。
この「進学実績」を意識していまうと、次のような弊害が起きてしまいます。
家計の問題から地元の国立大学を受験しようと先生に伝えたところ、「もっと上を目指しなさい」とより偏差値が高い国立大学の受験を説得させられた。
この例は私の高校時代のクラスメートに実際に起きたことです。
先生が「進学実績」を意識してしまい、本人が希望していない大学への受験を熱心に説得していました。
(東大を狙える学力だったので校長先生まで説得していたようです)
反対に、合格できるかギリギリのラインの場合は受験を反対される場合があります。
私立大学ならまだしも、国立大学を受験する場合は確実に合格して欲しいのでランクを下げるように説得される可能性もあります。
学校の先生は100%あなたの将来のことを思っているわけではありません。
「合格さえしてくれれば、その後はどうでもいい」というのが本音ではないでしょうか?
先生の進路指導は100%信用しないでアドバイス程度に考えておくと良いかもしれません。
②見栄・世間体
見栄・世間体が大人達を惑わします。
「子供が良い大学に進学したことでスゴイと言われたい」
「自分のクラスの生徒が良い大学に進学したので評価があがる」
と言ったものです。
もっと偏差値の高い大学を狙える場合に、こういった見栄・世間体が発動して「もったいないから志望大学を変えないか」と誘惑されます。
極端な話、進学実績を気にしない学校でも「○○高校で初めての東大合格!!」なんて可能性が目の前にあったら、先生も東大に受けさせたくなると思います。
見栄・世間体は、あなたの将来とは全く関係ない要素で100%大人達の都合です。
あなたが進学したい大学が決まっているなら、大人たちの見栄・世間体の誘惑には要注意です。
③家計
あなたの家庭のお金事情によって、あなたの志望大学が反対されることが良くあります。
例えば次のようなことです。
- 浪人させられない
- 自宅から通える範囲
受験したい大学があるのに「浪人が出来ないから」という理由でランクを下げたり。
東京の大学に進学したいのに、「仕送りが出来ないから」という理由で自宅で通える大学に変更されたり。
お金の問題は親の問題であって、あなたのせいではありません。
学力が足りなくて志望大学に進学できないのは納得できますが、家のお金の問題で希望する大学の受験を諦めるのは後々100%後悔します。
私はお金を優先して進学してしまい、社会人になった今、かなり後悔しています。
ただ、お金の問題はかなり深刻で、両親を説得することはかなり困難です。
なぜなら、いくら説得してもお金が無いから。
どうしても進学したい大学があれば、学内外の奨学金の利用を始め、あなた自身が何とかできる道を探すしか方法は無いと思います。
後悔しない志望大学選びを!!
先生の親の意見で志望大学をしぶしぶ変えてしまうと、後々後悔します。
物事が上手く行かない時に、どうしても大学受験の事が頭によぎってしまいます。
「あの時○○大学を受験していれば・・・」といった具合です。
親や先生の意見は一つの貴重なアドバイスとして受けとめ、最終的にはあなた自身が納得できる形で志望校や受験大学を決めるべきです。
特に「進学実績」や「見栄・世間体」といった、あなたと関係ないもので志望校を変えるべきではありません。
親や先生の言葉は100%信じず、参考程度で受け止めてみてはどうでしょうか?
あなたの受験が上手くいくことを祈っております。
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