私は、名探偵コナンの映画を毎回映画館で見るほどのコナン好きです。映画及び再放送で繰り返し見直しています。また、コナンの新刊もかかさず読んでおります。
劇場版名探偵コナン公開に伴い、これまでの作品の中から、私が好きな劇場版名探偵コナンベスト3を紹介します。
ランキング1位:「ベイカー街の亡霊」
仮想体感ゲーム機「コクーン」の完成披露パーティに招待されたコナン達だが、人口知能「ノアズアーク」によってゲームが乗っ取られる。
コクーンに参加した50人もの子供たちが人質となり、1人でもゲームをクリアできれば子供たちが解放される。コクーンに乗り込んだ、コナン、蘭、少年探偵団が、ホームズの世界観を描いた19世紀末のロンドンを舞台としたゲームで、実在した殺人鬼のジャック・ザ・リッパーを追いかける物語。
「ベイカー街の亡霊」のおススメの点は、ゲームの世界が舞台のため、他の作品と異なり、殺人事件感がかなり薄まっている。あたかも自分もコナン達と一緒にゲームの世界にいるような感じでいつもの映画と違う雰囲気で物語を楽しめます。ゲームの世界のため、賛否両論あるのだが、私は映画の中で1番楽しめました。
お助けのホームズが出てこないなら、私たちにとってのホームズはあなた。あなたにはその力がある………ホームズに解けない事件はないんでしょ……は、灰原哀さんーー😭 #灰原哀最高すぎて乾杯(完敗) #灰原哀にはかなわない #灰原哀 pic.twitter.com/412tkLbT0v
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) February 9, 2018
また、コナンと少年探偵団、蘭たちが、ノアズアークによって乗っ取られたゲームをクリアすべく、自分の命をかけて、原作以上にコナンを助けていく姿に感動します。
「コナン君、ライヘンバッハの滝よ!!」と言って、ジャック・ザ・リッパーと共に汽車から飛び降りる蘭の姿に涙し、灰原さんの「お助けキャラがいないなら私たちにとってのホームズはあなた。ホームズには解けない事件はないんでしょ?」という名言に痺れること間違いなしです。
クライマックスでは、原作・映画では珍しく、コナンが全てを諦めるシーンあり、この映画の最大の見せ場となっています。また、ゲーム内のため、キック力増強シューズなどのお馴染みのアイテムが一切使えないところもこの他のコナン作品にはない特徴になっています。
最近のスケボーアクション映画に飽きてきた方は、ぜひ「ベイカー街の亡霊」を見てみてください。
ランキング2位:「瞳の中の暗殺者」
とある雨の日に、コナンと少年探偵団の前で警察官が射殺される事件が起きる。その後も警察官が連続で殺される事件が起き、ついに原作でおなじみの佐藤刑事が殺人犯人に打たれ重傷に。
佐藤刑事と居合わせた蘭が、強いショックで記憶消失に。コナンや園子、おっちゃん達のことを完全に忘れてしまったが、新一のことだけはうっすら覚えている蘭。
連続殺人犯を目撃してしまった蘭が、その犯人に命を狙われてしまう。おっちゃんやコナンが蘭を守り切るとともに、事件の真相を解決していくスリリングな物語となっている。
コナン「オメーの事が好きだからだよ…
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) February 7, 2020
この地球上の…誰よりも…」
#名探偵コナン #瞳の中の暗殺者 #コナン #新一 #蘭 #第1位 pic.twitter.com/qvVVKqTAHW
「瞳の中の暗殺者」のおススメの点は、数々の伏線の回収が映画シリーズの中でもNo.1ではないかと思うところです。
冒頭の新一と蘭がトロピカルランドで遊んでいるシーン、射殺された警察官のダイイングメッセージ、おっちゃんのプロポーズの言葉、記憶を失った蘭が自宅に帰る際にタクシーから降りるシーン、そして映画のタイトル、様々な伏線が一気に回収が始まる終盤のシーンはオチも含めて秀逸としか言いようがないほど素晴らしい映画となっています。
また、蘭を中心とした友情、愛情、家族愛がとても暖かく、人間模様もとても素晴らしい作品です。終盤のトロピカルランドで繰り広げられる犯人との対決模様、アクションシーンもとてもスリルがあり、必見です。
ランキング3位:「探偵たちの鎮魂歌」
依頼人に呼ばれて、ミラクルランドの敷地内にあるホテルを訪れた、おっちゃんとコナン達。
依頼人から、おっちゃんとコナンが依頼を受けている間、蘭と少年探偵団はミラクルランドで遊べるように腕につけるタイプのミラクルランドのフリーパスIDを受け取る。
しかし、そのフリーパスIDには爆弾が仕込まれており、依頼人からの依頼を今夜10時までに解決しないと爆発する仕組みになっている。ミラクルランドで遊んでいる蘭と子供達を人質にとられた、おっちゃんとコナン。依頼人からの第一のヒントを伝えられた、おっちゃんとコナンが事件を解決していく。
「探偵たちの鎮魂歌」がおススメの点は、服部平治、怪盗キッド、白馬探、妃弁護士と様々なキャラクターが登場している点です。
映画10周年記念作品故の演出だと思われますが、おっちゃんとコナン、平治、キッド、白馬、妃弁護士とそれぞれが一つの目的に対して奮闘していく姿がとても良く、それぞれが持つヒントが最後に1本の線になりるシーンは圧巻です。
様々なキャラクターが登場し、それぞれ違うヒントを持っているので、話が複雑で事件の真相を理解するのに、私は何度もDVDで映画を見ました。しかし、これだけのキャラクターがいるのにも関わらず、話がうまくつなっがており、うまく構成されているなと感じました。
また、この映画の一番のポイントは、おっちゃん達大人がカッコよすぎる点です。おっちゃんが蘭を守るために奮闘し、時に妃弁護士に弱音を吐きますが、それでも夫婦の仲で事件解決に向けて再度頑張る姿が父親としてカッコいい。
おっちゃんと妃弁護士が集めた情報が最後のピースとなって、真相が解決するのがとてもグッドです。
子供達が人質に取られ、とある1室に集められた。タイムリミットまであと少し、目暮警部及びアガサ博士の「子供達だけにしておくわけにはいかない」と一緒に死ぬつもりの覚悟がとてもカッコいい。
コナンで馴染みのキャラクターが勢ぞろいしているので、コナン好きの方はとても楽しめる作品になっています。