【車旅・体験談】学生時代に神奈川県から岩手県までドッキリしに行ったら大変なことになった話

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今から10年くらい前、私は大学のサークル仲間と一緒に岩手までドッキリしに行った話です。写真は残っていませんが、アホな大学生が起こしたアホな結末に是非笑って頂ければと思います。

 

 

 

・大学3年の夏、岩手に帰省中の後輩にドッキリを仕掛けにいった

 

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今から10年ほど前のに起きた、大学3年夏の一コマである。当時私は神奈川の大学に通っていた。

 

 

大学生の夏休みは2か月ととても長く、本来なら「将来のため」やら「自分がやりたいこと、勉強したいこと」などをトコトン突き止める貴重な時間である。特に大学3年ともなれば、就職活動を意識して必然的に有意義な時間をすごしているはずなのだ。

 

 

しかし、アホな大学生の私は「就職活動」なんて微塵も意識せず、ましてや「自分がやりたいこと」に時間を費やすということもなく(そもそもそんものはなく)、ただ、なんとなくアルバイトをして、休みの日には、なんとなく一日を過ごすという典型的なダメな夏休みを過ごしていた。

 

 

「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、そんなダメ学生の私の周りには、同様に夏休みをなんとなく過ごしていた2人の友がいた。ある日、暇だなーということで、私たち3人は「将棋サークル」に所属しているにも関わらず大学の体育館で卓球をして時間をつぶしていた。

 

 

アホで暇な3人が集まれば、当然の流れでアホな話になる。「暇だからなんかしない?」 暇だから卓球をしているのに、夏休みを意識してか、なんやかんや夏の思い出を作ろうという流れになる。

 

 

他愛もない会話をしながら卓球をしていると、「そういえばアイツいつ帰ってくるっけ?」、「そういえば、明日帰ってくるんじゃ」と いつもつるんでいるもう一人の仲間の話になった。アイツとは、岩手に帰省中のHのことだ。

 

 

「じゃあ、今から迎えに言ってアイツを驚かしてやろうぜ!!」と誰が言い出したかは今となっては忘れたが、なぜか妙にハイテンションになっていたことを覚えている。

 

「よっしゃ行ったるぜ!!」

 

「今から準備して2時間後に集合だ」

 

「Hにドッキリしたるぜ」

 

と暇な学生が、夏の思い出を作れることに心がワクワクしていたのだろう。暇すぎたせいなのか、常識のなさなのか分からないが、冷静な判断ができず、午後3時に神奈川県から岩手県盛岡市まで私の30万円で買った中古の軽自動車で出発した。

 

 

どれだけテンションが上がってたのか、仲間の一人Wは出発前に一人で原付をかっ飛ばして大学近くにある「恋人の聖地」になぜか突撃するというテンションの上がりようだ。

 

 

こうして、私と友人W、もう一人の友人Tと一緒に私の軽自動車にて友人Hに「アポなしで岩手県盛岡市まで迎えにきた」という今思い出すと本当にしょーもないドッキリを仕掛けに出発した。そう、なにも準備も考えもなく。

 

・約600kmの道のりを30万円の軽自動車で爆走!!

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大学から岩手県盛岡駅までおよそ600kmの道のりを爆走。最初は本当に楽しかった。「夏休みこれまでなにしてた」とかの定番の近況話や、アホな学生の定番の一発ギャグをしだしたり、ドッキリをするという高揚感からか車内のテンションは非常に高かった。

 

 

佐野サービスエリアでのご飯もいつもより美味しく感じたし、友人Wのいつもはすべっている一発ギャグも旅の楽しさでなんだかんだで笑いを生んでいた。

 

そうはいっても600kmは長く、30万の軽自動車ではスピードも大して出ないし、車内は快適とはお世辞にも言えない。暇な大学生があつまっても会話のネタはそうは持たず、東北自動車道の風景も飽きてきた。

 

しかし、3人が3人とも、

 

「ドッキリをやったる」

 

というお笑い芸人の真似事をしている自分自身に酔い、アホ大学生がする「イエーイ!!」「テンションアゲアゲー」と訳の分からんテンションで乗り切り、大して綺麗でもない東北自動車道から見える夜景に「夜景ヤバいな」と完全にヤバいやつがヤバイテンションになって自動車旅を過ごし、とうとう岩手県盛岡駅に到着した。

 

 

・ついに岩手県盛岡市に到着!!友人Hとのドッキリが成功するが・・・

 

夜12時くらいに約9時間かけて岩手県盛岡駅についた私たちは友人Hに電話した。

 

「ひさしぶりじゃん、俺たち今どこにいるかわかるか?」

 

「俺たち今盛岡駅いるぜ」

 

「駅前の松屋で合流しようぜ」

 

と完全にイキっていた。友人Hが実家であることを全く考慮せず、自分自身の行動に完全に酔っていた私たちは友人Hを呼びだした。

 

友人Hがくると車内で作った、ドッキリテレビで定番の「ドッキリ大成功」の手製の看板を持って「ドッキリ大成功!!」とはしゃいでいた。

 

友人Hもアホな奴で、「マジか!!すげー!!え、車できたん」とアホなテンションでアホのようにハシャグので、私たちも何だか誇らしくなり、自分たちがなんだか偉大なことをやったかのように松屋の牛丼をほおばった。

 

牛丼を食べて友人Hに一緒に神奈川まで帰ろうぜ!!と「友人Hを迎えに行くドッキリ」の本来の目的を告げた。しかし、友人Hが言った一言は「無理!!明日は地元の友人と遊んでから新幹線で帰る予定」とあっさり断られた。

 

それでもアホな俺たち3人は「まあ遊び終わるまでまっててやるよ!!」と友人Hが遊び終わるまで岩手を満喫する予定にした。

 

・岩手ドッキリ後、友人Wが壊れ、さらに異常気象で大変なことに

 

盛岡についたその日というか、次の日は漫画喫茶のフリープランで寝ることに。

 

正直30万の軽自動車の車内は快適とは言いがたく、運転手は私しかいなかったので(他の2人は運転未経験)、一人で運転した疲れからか爆睡していた。どれくらい疲れていたかは、フリータイムをさらに延長して再びフリータイムで寝るほど疲れていたのだ。

 

結局、その日は昼の11時くらいからとりあえず昼ご飯を食べ、カラオケで時間をつぶすことに。ちなみに昼は、から揚げ定食と岩手関係ないチョイス

 

 

そして、長旅の疲労からか友人Wが壊れる。当初ノリノリだったWは、カラオケの次はボーリングやろうぜとメチャクチャはしゃいでいた。おそらく空元気だったのだろうか。カラオケをして1時間ほどで、事件がおきた。

 

「もうかえりたーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」

 

「帰る、帰る、帰る!!!!!」と暴れだした。

 

当初、いつもの寒いギャグか?という感じで冷めた目で見ていた私と友人Tだったが、どうやらマジのようで、私たちが入力したカラオケの曲を次々と消していき、しまいには画面のスイッチを消すという暴挙にでた。

 

これはヤバイやつや!!ということで、せっかくフリータイムで入ったカラオケを1時間ちょいで退出するという暴挙にでて、友人Hに電話して私たちは帰宅することになる。

 

帰宅中、友人Wは車内でずっと寝ていた。これ以降の話で友人Wのエピソードは出てこない。なぜなら、本当に神奈川につくまで寝ていたからだ。しいて、Wの話があるとすれば、神奈川に到着後に「光熱費が払えないから」ということで岩手ドッキリ旅の旅費を踏み倒して私たちの仲にヒビが入ったことくらいだろう。

 

これ以降は私と友人Tとの話になる。車に乗って帰ろうと思ったのはいいのだが、なんと岩手県に台風による記録的豪雨が舞い降りたのだ。これが記録的豪雨ということは、神奈川の下宿先のアパートで知ったのだが。

 

 

アホな大学生は台風が来ていることも知らずに旅に出て、アホなことに記録的豪雨の集中弾をあび、東北自動車道が通行止めになった。30万の軽自動車にカーナビなどあるわけもなく、ガソリンスタンドの人に道を聞き、下道でひたすら走って神奈川にもどってきた。

 

「なぜ下道で帰ろうとした?」と思う方もいるかもしれない。「アホだから」と答えたいところだが、私もそこまでアホな大学生を演じてはいない。岩手でもう一泊するという選択肢しかないと思っていたが、そんなときに友人Tが本当に衝撃的な一言を言い放った

 

俺、明日、バイトあるから帰らんとあかんのやわ」

 

私「バイト何時?」 T「塾講師だから夕方から」 私「そっか、とりあえずかえろうか」

 

という本当にアホな流れで下道で帰ることになった。てか、バイトあるなら岩手くんなや!!という思いが100%で豪雨の中、ゆっくり帰っていった。てか、こんなアホな大学生に教えてもらっている生徒が不憫で仕方なかったが、その生徒のために私は爆走するのである。

 

 

漫画・ナルトの「写輪眼は2つ合わせて本当の力を発揮する!!」みたいなことを言いながら、二人の目で周囲を確認しまくって豪雨のなか進んでいった。それぐらい、雨がすごくて前が見えなかった。マジで怖かった。本当に怖かった。そんな中、友人Wは後ろの席で本当に死ぬように寝ていた。

 

・沈黙の車内で、なんとか神奈川県に帰宅。ドッキリ旅が終了した

 

2時間ほど車で走ると、雨が弱くなり高速道路が使えるようになっていた。そっからはひたすら車で神奈川県に向かって走っていった。

 

友人Tは起きていたが、行きの600kmでトコトン話したせいか、旅の疲れからか終始無言が続いた。無理やり会話をしようとしても話は続かなかった。

 

大学3年にも関わらず「就職活動」の話も一切なかった。Tが教職を目指していたからか、そういった本来の大学3年生がするような話が出なかったのが今でも不思議で仕方がない。

 

神奈川まで以上に長かった。今までの人生で一番時間が長く感じたかもしれない。とにかく、神奈川までが長かった。行きの道では「夜景ヤバイ」と綺麗な夜景に感動したはずだったが、帰りの道では雨のせいなのか、何も感じなかった。無だった。正直何も感じなかった。

 

本当に辛い時間がたち、そして「東京」という標識が見れたとこですごいテンションが上がった!!「東京だ!!」と数時間ぶりかに友人Tと会話した。そして、そっからは急に力がわいた。

 

最後の力を振り絞り、地獄の岩手-神奈川のドッキリ旅を無事に終わらせることができた。下道を走ったせいか、おそらく朝方に神奈川についた気がします。総距離1200kmを一人で運転した地獄のドライブはなんとか無事に終わらせることができた。

 

このドッキリ旅で私たちは何を得たのだろうか。「天気予報をしっかり確認」と「事前に予定をしっかり立てる」という当たり前の事ではないだろうか。アホな大学生だった私たちは、この夏のドッキリ旅を得て、天気予報を見るようになったし、どこかに遊びにいく時にはバイトや予定がないかをしっかり確認するようになった。少し、常識がついたのだろう。

 

 

ちなみに我々が岩手県で何をしたのか?特にこれといって何もしていない。漫画喫茶で爆睡し、カラオケ1時間しただけだ。いつか岩手県をガッツリ満喫したなとおもってはいるが、今でも中々実行できていない。

 

 

後日談だが、友人Hは豪雨のため、帰省を一日伸ばした。友人Wはもうこういった遊びに誘われることは無かった。友人Tは後期の授業開始そうそうにフリスビーをして骨折してしまった。私の30万の軽自動車は調子が悪くなった。

 

 

もうドッキリはしない。とそれぞれが決意した大学3年の夏休みの話でした。