子供にゲームを買わないことで起こるデメリット5選 ~ゲームを禁止しても成績は上がりません~

※ 当ブログには、アフェリエイトリンクによるプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

この記事では、子供にゲームを買っていいものか迷っている方に向けて作成しています。

 

子供にゲームを与える上で勉強がおろそかになる等、様々な心配ごとがあると思います。

 

私が子供の頃も「勉強がおろそかになる」、「一家に一台のテレビを占領されたくない」という理由でテレビゲームを買ってもらうことが出来ませんでした。

 

しかし、私たちが子供の頃と違いゲームが職業になったり、ゲーム実況で会社員以上にお金を稼げたり、ゲームがただの娯楽では無く立ち位置が変わって来ているのも事実。

 

小学生の将来なりたい職業ランキングでゲーム実況をするYutuberがランクインしている中、子供達の生活の中でゲームを排除するのではなく、ゲームと上手く付き合うことが必要ではないでしょうか?

 

ゲームは親子で一緒に楽しめることができ、我が子と一緒にゲームを楽しむ時間はこれ以上ない大切な思い出にもなります。

 

この記事では、子供にゲームを買わないデメリットと反対にゲームを買うメリットをそれぞれ紹介していきます。

 

 

子供にゲームを買わないことで起こるデメリット5選

f:id:heitalian:20220104163122j:plain

 

子供にゲームを買わないことで次の5つのデメリットが生じます。

 

  1. たいして成績が良くならない
  2. 子供の楽しみや夢を奪う
  3. 他の子どもの家にゲーム目的で通い、白い目で見られる
  4. 子供の大切なコミュニケーションツールを失う
  5. 大人になってからの反動がヤバイ

 

それぞれ詳しく説明していきます。

 

①たいして成績がよくならない

子供にゲームを与えて一番心配なことは、「勉強がおろそかになる」ことではないでしょうか?

 

ゲームに夢中になることで学校の成績が下がることを心配される親御さんは多いと思います。

 

実際に私が子供の頃も「勉強がおそろかになる」という理由でテレビゲームを買ってもらう事は出来ませんでした。

 

しかし、ある調査によると、ームを平日に1時間程度する中学生の方がゲームをしない中学生よりも偏差値60以上の高校に多く進学しているという結果が得られています。

 

その理由として、下記の記事ではゲームという誘惑を打ち切って受験に向けて自己管理できているからという仮説が上げられています。

 

【参考記事】

ゲームで学力は低下する? 大規模調査で「1日1時間以内ならむしろ好成績」|「1人1台」の生かし方|朝日新聞EduA

 

 

もちろん、ゲームしたおかげて成績が上がる訳ではありませんが、一方でゲームが無いだけで成績が上がる訳ではありません。

 

2016年の「朝日小学生新聞」の調査結果によると、ゲームOKの家庭とゲームNGの家庭では学校の成績は変わらないという結果に。

 

また、意外なことにゲームOKの家庭の方がゲームNGの家庭よりも親子の会話が多く、友達が多いという結果に。

 

ゲームを禁止したからといって子供が勉強をするわけでは無いので注意が必要です。

 

(ゲームを禁止しておいて子供に勉強しろと言っても子供は話を聞きません)

 

【参考記事】

ゲーム禁止とOKな子、成績に差なし…友達の数には意外な傾向 | リセマム

 

②子供の夢や楽しみを奪う

ゲームはメチャクチャ楽しいもので、テレビCMやYoutubeでゲームが紹介されると「自分もゲームしたい」という欲が出てきます。

 

周りの同級生がゲームを楽しんでいる中、自分だけゲームが出来ない状況は子供ながらに辛いものがあります。

 

また、Youtubeでのゲーム実況やeスポーツにより、ゲームがただの娯楽では無く将来なりたい職業の一つに。

 

昔で言うと野球やサッカー選手になることが夢なのと同じで、ゲーム実況者は子供達の夢の一つになっています。

 

そのため、ゲームを禁止するということは子供の夢や楽しみを奪ってしまう行為だったりします。

 

③他の子どもの家にゲーム目的で通う

f:id:heitalian:20220104163333j:plain

小学生の頃はゲームを禁止されても何が何でもゲームがしたい欲が高まります。

 

子供の頃にゲームを禁止された私がやったことは、ゲームを持ってる同級生の家に遊びにいってゲームをさせて貰っていました。

 

同級生と遊ぶのが目的ではなく、同級生のゲームが目的で家に行っていた記憶があります。

 

調べてみる上記の事例は私だけでなく、ゲームを禁止された子供は他の家にゲーム目的で通うことがよくあるそうです。

 

 

 

他の家にゲーム目的で通ってしまうと、他のご家庭に迷惑をかけてしまうだけでなく、あなたに対しても「なんでゲーム買ってあげないんだろ」と変な目で見られてしまうことに。

 

小学生の頃はゲームを禁止されたら同級生の家に行ってゲームをすることしか方法がないので、本当にアグレッシブに他の家にゲームを求めに行っちゃいます。

 

④大切なコミュニケーションツールを失う

子供の頃はゲームやアニメが重要なコミュニケーションの一つです。

 

米国小児科学会による学術誌「Pediatrics」による2014年の調査報告によると、1日1時間程度のゲームは子供の生活への満足感や社交性を高める効果があることが分かっています。

 

【参考記事】

ゲームが子どもに与える良い影響と悪い影響&ゲーム使用時間の目安・ルールまとめ|みらのび

 

 

クラスのほどんどの同級生が人気のゲームで遊んでいる中、あなたのお子様だけゲームを禁止してしまうと、同級生との話題に入れずに孤立してしまいます。

 

友達とゲームで遊ぶことも出来ず、ゲームの話題で盛り上がることも出来ません。

 

しかも、ゲームを通したコミュニケーションは本当に馬鹿にできず、大学や大人になってもゲームの話題は続きます。

 

(当時流行ったゲームの話とかが会話のきっかけになることも)

 

ゲーム禁止だった私はゲームの話題にいっさいついていけず、小中高大のどの段階でも浮いていました。

 

 

⑤大人になってからの反動がやばい

ゲームを禁止された子供がどうなってしまうのか?

 

今まで我慢していたゲームをしたい欲求が大爆発し、親元を離れた大人になってからゲームにはまってしまいます。

 

私は大学院に在籍していた時にゲームと出会ってしまい、そこから狂ったように毎日ドラクエ三昧で大学院を中退してしまいました。

 

大学院中退後の約1年間はニートの状態で1日中ゲームをプレー(いわゆるゲーム廃人です)。

 

このように、子供の時から我慢し続けると、それが解放された時の反動がとんでもないことになります。

 

大人になってからゲーム廃人になったら単位が取れなくて大学を辞めたり、仕事を辞めるきっかけになるので本当に危険です。

 

逆に、子供にゲームを買うことで起こるメリット2選

f:id:heitalian:20220104163832j:plain

反対に、子供にゲームを買うメリットを2つ紹介していきます。

 

①子供と一緒にゲームを楽しめる大切な時間を過ごせる

ゲームの凄い所は子供から大人まで楽しめる所。

 

1つのゲームを親子で一緒に遊ぶことが出来、親子の会話も自然と増える大切な時間です。

 

同級生だけでなく、親子のコミュニケーションツールとしてゲームは役立ちます。

 

例えば、大人気ゲームの「あつまれどうぶつの森」はパーティーモードで親子で楽しんでいる方がたくさんいます。

 

【参考記事】

小学生にオススメ!社会勉強にもなるあつ森で親子時間を楽しむ

 

子供が中学生・高校生と大きくなってしまうと、親子で一緒に遊ぶ機会が一気に減ってしまいます。

 

親子で同じ一つのものにハマる経験はゲーム以外では中々難しく、親子で一緒にゲームをする機会はかなり貴重な時間です。

 

②子供にとって色々なメリットがある

ゲームをすることは子供にとって次のようなメリットがあります。

 

  • 立体把握能力
  • 問題解決能力
  • 集中力がつく
  • 仮想体験が出来る

 

【参考記事】

子どもが一日中ゲーム……。専門家に聞くゲームのメリット・デメリット|たまひよ

 

また、ゲームをしている子供の方が社交性が高く、ゲームを通して同級生とコミュニケーションが出来るので、ゲーム禁止の子供より多くの友達が出来やすいです。

 

親からしたらゲームには危険なイメージが抱きがちですが、実はゲームをするメリットもたくさんあります。

 

 

まとめ:ゲームと上手く付き合うことが大切

この記事では子供にゲームを買わないことで起こるデメリットについて解説しました。

 

子供が勉強しない、成績が下がるといった心配からゲームを禁止することを考える家庭は多いと思います。

 

しかし、適度にゲームをした方が逆に成績が良いというアンケート調査が報告されており、決してゲームを禁止したからといって成績が上がる訳ではありません。

 

反対に、ゲームを禁止することで子供同士のコミュニケーションが上手くいかないなど、デメリットが多数存在します。

 

 

一方で子供がゲームをすることで社交性を高めたり、様々な仮想体験が出来るなど色々なメリットがあることも事実です。

 

なにより、コロナ渦で流行した「あつまれどうぶつの森」を始め、親子で遊べるゲームはたくさんあります。

 

親子で一つのことにハマる経験は中々無く、我が子と一緒にゲームで遊ぶ時間は本当に大切な時間です。

 

ゲームを禁止するのではなく、ゲームと勉強の両立を含めて、子供と一緒にゲームと上手に付き合っていける方法を探してみてはどうでしょうか?