【神奈川大学・給費生試験】給費生OBが受験生に伝えたい、「力試しで受験する」ことの3つのデメリット

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この記事では、「神奈川大学の給費生試験に力試しで受験するのはどうなの?」という疑問に答えていきます。

 

神奈川大学給費生試験に採用されると、年135万円(理系の場合)と一人暮らしの方には年70万円が4年間給付されます。

全国的にもこの規模の給付型奨学金はとても珍しく、この給費生に採用されることで授業料とアパートの家賃を考えなくてすみ、学業に専念することができます。

出典:給費生試験 概要|神奈川大学

 

一方で、この給費生試験はセンター試験前の12月末に行われるため、力試しで受験する方が一定数いるようです。

しかし、この力試し目的で受験するのは個人的にはおススメしません。

百害あって一理無しだからです。

 

もちろん、給費生としての採用を狙っている方や、一次採用を狙っている方は、例え滑り止めでも合格することでその後の受験を有利に進めることが出来ます。

そのような方は、受験するメリットはメチャクチャあります。

 

この記事では、「力試しが目的で」、たとえ合格しても入学するつもりが1ミリも無い方に向けて、給費生試験を力試しで受験するデメリットを紹介しています。

 

 

★神奈川大学・給費生試験を力試しで受験するデメリット3選

下記に、力試しで受験するデメリットをまとめました。

  1. 不合格した時のダメージが計り知れない
  2. 受験・合格するメリットが無い
  3. 受験料がもったいない

それぞれ、詳細に見ていきましょう。

 

①不合格した時のダメージが計り知れない

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神奈川大学の給費生試験に給費生として合格するのは、早稲田・慶応レベルと世間では言われています。

私は早稲田大学は落ちましたが、上智大学や国立大学に合格しています。

 

一方で、神奈川大学の給費生試験が特別難しいかといえば、そんなことはありません。

あくまで、神奈川大学の一般試験と同レベルです。

神奈川大学の偏差値は偏差値は40.0~52.5で、日東駒専より、やや下のレベルです。

そのため、給費生試験はそこまで難しい試験ではなく、基本的な試験になります。

 

参考記事:神奈川大学 給費生試験のメリットや注意点を紹介!日程、倍率、科目!

 

早稲田・慶応レベルから見たら、給費生試験は非常に簡単で、ほぼ満点を取ることが合格するために必要です。

逆に、そのレベルに到達していたら満点を取ることは容易だと思います。

この給費生試験は、他の受験者というより自分との戦いの面が強いです。

私も満点をとれた手ごたえが実際にあり、給費生として採用されました。

 

この神奈川大学の給費生試験に給費生として採用されなかった場合、基本的な問題を解けきれない」という事実が明らかになるだけです。

そして、この合格発表がセンター試験直前のため、万が一にも給費生として不採用になった場合、精神的ダメージから回復することなくセンター試験を挑むことになります。

 

また、受験日程の関係から、この受験の失敗は、あなたにとって最初の受験の失敗になる可能性があります。

実際に入学する可能性が1mmも無い状態で、力試しのつもりで受験することは、失敗した時のダメージが半端なく、下手したら本命の受験まで影響が出る可能性があります。

 

②受験・合格するメリットが無い

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早稲田・慶応レベルを目指している方なら、「本当に早慶レベルか?」ということを

確認したい気持ちは分かります。

そのような理由で、神奈川大学の給費生試験に力試しのつもりで挑戦していると思います。

残念ながら、こういった力試しの受験生が神奈川大学の給費生試験を受験するメリットは全くないと個人的には思っています。

 

受験するメリットは無い

 

前述したとおり、神奈川大学給費生試験は一般入試と同等レベルの入試問題です。

そのため、給費生試験だから特別難しい・応用問題があるわけではありません。

あくまで、世間でいうとこの日東駒専やセンター試験レベルの入試問題であり、早慶レベルの方であれば満点を十分にとれる可能性があります。

そのため、神奈川大学の給費生試験では、「自分が早慶レベルか?」という力試しは出来ません。

 

また、「センター試験前に本番の試験の緊張感を味わいたい」という受験生もいらっしゃると思います。

しかし、力試しで受験する給費生試験において、本番さながらの緊張感は味わえないと思います。

実際に入学することを考えていない試験、自分の学力よりかなり下の神奈川大学レベルの入試問題であなたは緊張するでしょうか?

私は全く緊張しませんでした。

志望校の判定が出る模試の方が受験の緊張感を味わえると思います。

 

合格するメリットはなし

早慶レベルの方は、給費生として採用されても「ごく当然」という状態になります。

基本的な問題ばかりなので、採用されたからといって応用力がある証明にはなりません。

この給費生試験で、早慶レベルかどうかの目安にも当然ならないため、早慶受験の前哨戦にもなりえません。

早慶レベルの方が受験するから給費生試験に合格するのであって、給費生試験に合格したから早慶レベルとは言えないからです。

 

採用されても入学する可能性が1ミリもないならば、本当に合格しても意味が無いことになります。

 

③受験料がもったいない

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①及び②で言及したように、正直、力試しが目的で、神奈川大学の給費生試験を受けるメリットは全くないと思います。

そのため、受験料がもったいないですし、その受験する日をセンター試験の追い込みに使った方がよっぽど有意義です。

 

また、給費生試験対策に過去問演習をする時間ももったいないです。

(レベルが下の入試問題といっても、まったく対策をしなかったら痛い目に合う可能性があります)

 

★まとめ:力試し目的で受験するのはおススメしません

この記事では、神奈川大学給費生試験において、力試しを目的とした受験をおススメしない理由を解説しました。

 

センター試験直前に給費生試験の合否発表があるので、万が一失敗した時に、負の連鎖により、その後の本番の試験に万全の状態で挑めないかもしれません。

 

力試しで受験することはおススメしないので、その合格枠を給費生として神奈川大学に通いたい方にゆずったほうが良いと思います。

 

それでも、どうしても力試しがしたい方は、下記の過去問集をしっかり取り組んで十分な対策をして挑んでください。

万が一にも失敗すると、それ以降の受験に影響がでます。絶対に合格してください。

 

 
 
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