【既卒就活】同じ1年遅れなのに「既卒」が浪人や留年より不利になる理由と対策

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この記事では、なぜ「既卒」が「(大学)浪人」や「留年」と比べて就活で不利になるのか? その理由と対策を解説しています。

 

「既卒は就活に不利」という話は有名ですが、例えば同じ1年遅れの23歳同士での就活なのに、既卒の方が不利になるのはおかしいと思いませんか?

 

その理由は次の2つのことが主な原因です。

 

  • 新卒枠と既卒枠の違い
  • 失敗したイメージを挽回できていない

 

さらに、既卒就活には1人で就活をしなくてはならず、常に孤独・不安との戦いで心理面でキツイものがあります。

 

この記事では、そんな既卒就活が浪人や留年より不利になる理由を解説するとともに、不利な部分を補うための対策を紹介していきます。

 

執筆者の紹介 

私は27歳・職歴無しの状態で正社員の内定を頂き、28歳から無事に会社員をやっております。

 

自身の既卒就活の経験を元に、当ブログ「平太の雑談ブログ」で既卒就活についての記事を配信しています。

 

【関連記事】私の既卒就活体験記はコチラから

【既卒就活】28歳・職歴なしで初正社員になった私の既卒就活物語 - 平太の雑談ブログ

 

 

既卒が浪人や留年より不利な3つの理由

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冒頭でも述べたように、 同じ1年遅れにも関わらず既卒が浪人や留年よりも就活に不利なのは明白です。

 

「マイナビ2020年度既卒者の就職活動に関する調査」によると、2021年卒の8月末時点の現役学生の内定率が77.6%に対して、2020年度既卒者の内定率が34.4%とかなり低い数字になっています。

 

【参照記事】

「マイナビ 2020年度既卒者の就職活動に関する調査」を発表 – 株式会社マイナビ

 

 

そのため、就活が決まらない大学4年生の中には卒業せずにワザと留年を選択するほどです。

 

なぜ既卒が不利になるのか?その理由は次の3つあります。

 

  1. 新卒枠と既卒枠の違い
  2. 失敗したイメージを挽回出来ていない
  3. 大学と壁ができて心理的にキツイ

 

下記でそれぞれ詳しく解説していきます。

 

①新卒枠と既卒枠の違い

就職活動の際に既卒と浪人、留年で最も大きな違いが新卒枠か既卒枠かの違いです。

 

浪人と留年は大学在籍中に就職活動をするので新卒枠で就職活動が可能。

 

一方で、既卒は大学卒業してから就職活動を始めるので既卒枠になってしまいます。

 

既卒枠は新卒枠と比べて応募出来る求人が新卒よりも少ないのが現状です。

 

 

それでも以前と違い、「卒業後3年以内は新卒扱いする」という指針が2010年厚生労働章から発表があったことで、応募出来る求人数が増えてきています。

 

応募出来る求人数は以前と比べて改善されたものの、実際に内定をゲットするまでの道のりはかなり厳しい状況です。

 

その理由の一つは求人に応募出来ても結局は形だけで、実際はは以前の「既卒枠」として就活生を判断するため、どうしても不利になってしまうことが考えられます。

 

ただ、じゃあ既卒が絶望的に不利か?と言われればそうでもありません。

 

先ほどのマイナビの調査によると、3人に1人は8月時点で内定を取得している計算になります。

 

諦めずに粘り強く取り組むことで内定を取得することは可能です。

 

②失敗したイメージを挽回できていない

既卒者は卒業してから就職活動を行っているため、「新卒者と比べて1年以上遅れて就職活動をしている」というマイナスイメージを払拭出来ないまま就活に挑んでいることになります。

 

そのため、企業担当者から見ると「(新卒での就活に)失敗したイメージ」が強く映ってしまいます。

 

既卒に対して、(大学)浪人と留年は1年遅れてしまった失敗を克服して就職に挑むことが出来ます。

 

浪人は受験に失敗したけどもう1年頑張って無事に大学に合格。

 

留年は単位が足りなかったけどもう1年頑張って無事に卒業できる単位を取得しています。

 

既卒は1年遅れてしまった失敗を今現在の就職活動で克服している最中なので、マイナスのイメージを挽回出来ていない状態です。

 

後述しますが、既卒就活の場合は面接で聞かれる「既卒になった理由」でマイナスイメージをいかに払拭できるかが腕の見せ所になります。

 

③大学と壁ができて心理的にキツイ

既卒就活の孤独感は本当にキツく、さらに大学を卒業してしまっているため、大学との壁を感じて就職課に通うのが気まずいです。

 

一方で浪人は大学の同級生と一緒に就活出来る強みがあります。

 

留年は同級生は少ないですが、ゼミや研究室で出来た新しい仲間と大学生活を送りながら就活出来る強みがあります。

 

対して、既卒は一人で就職活動を進めていくため本当に孤独との戦いです。

 

私も既卒で就活をしていた頃は本当に孤独で不安でしかありませんでした。

 

「既卒は不利」という言葉が頭の中を巡り、「本当に内定を取れるのか」余計に不安でいっぱいに

 

このように、既卒就活は本当に孤独との戦いで心理的にかなりキツイものがあります。

 

同じ1年の遅れにも関わらず、心理的には既卒の方がプレッシャーや不安は半端ないです。

 

既卒就活で内定を取るための対策

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上記で述べたように、既卒就活では浪人や留年と比べて不利になる理由が明確です。

 

逆に言えば、その不利な部分が目に見えて明確なため、重点的にフォロー・対策することで新卒との差が縮まり内定に近づくことが出来ます。

 

また、既卒就活が不利なのは間違いありませんが、必ずしも内定が取れない訳ではありません。

 

私も27歳・職歴無しの状態で正社員の内定を頂いております。

 

 

既卒就活での就活対策は基本的には新卒用の就活対策と同じですが、既卒ならではの対策として上述の②で述べた「既卒のマイナスイメージ」を全力でフォローしにいくことが重要です。

 

(上述の①に関しては就活生の立場でどうすることも出来ません)

 

具体的には、履歴書や面接で必ず聞かれる「なぜ既卒なのか?」という質問にいかにポジティブに答えられるかです。

 

このような既卒ならではの質問に全力でフォローし、マイナスイメージを可能な限り少なくしていくことで新卒との差を縮めに行くという考え方が大切です。

 

どういう風にフォローしていけばいいのかは、一人で考えに考えるよりも次に述べる就職エージェントで一度相談してみると適切なアドバイスが得られます。

 

既卒就職のプロにお願いした方が内定は早い

不利な既卒就活を新卒と同様の方法で進めていては差を縮めることが出来ません。

 

そこで既卒就活でおススメな方法は、既卒就活に特化した就職エージェントを利用することです。

 

就職エージェントでは、あなたに専門のアドバイザーがつき求人紹介や個別アドバイス、面接対策と就活に関する様々なサービスを無料で受けることが出来ます。

 

新卒での就活で就職エージェントを利用している学生は少なく、就職エージェントという選択肢すら思いつかないのではないでしょうか?

 

(学校の就職課で対策をするのが一般的だからです)

 

そのため、既卒就活のプロの的確なアドバイスを受けながら就職活動を進めることで、新卒と違った武器を持って就活を戦うことが出来るのです。

 

 

一人で試行錯誤することも重要ですが、ぶっちゃけた話、就職のプロに相談した方が的確なアドバイスが頂けるので効率的に内定をゲットできます。

 

また、専任のアドバイザーが二人三脚で就職相談にのってくれるので、一人ボッチの心理的なキツさを解消してくれます。

 

既卒でも大学の就職課は利用できることが大半ですが、大学とは関係ない就職エージェントを利用した方がきまづさが無くて通いやすいし、新卒には無い武器を持って就活に挑むことが出来ます。

 

※コチラの記事ではより具体的に既卒就活で就職エージェントを利用するメリットを紹介しています。

 

【関連記事】

www.heita-wakuwaku.com

 

まとめ

この記事では、就職活動において「既卒」が「(大学)浪人」や「留年」と比べて不利になる理由を解説しました。

 

同じ1年遅れなのに「既卒」と「浪人・留年」は全然違う扱いを受けます。

 

特に、「浪人・留年」が1年遅れを挽回した経験があるのに対して、「既卒」は1年遅れを今挽回するために就活をしているので、採用担当者には「1年遅れているマイナス(失敗)のイメージ」を強く印象付けてしまいます。

 

既卒就活ではマイナスイメージをいかに無くせるかがポイントで、ここを全力でフォローする必要があります。

 

その方法の一つが就職エージェントを利用することです。無料で利用でき、かなり効率的に就活を進めることが出来るのでおススメです。

 

※私も既卒就活ではマイナビエージェントを利用して無事に内定を頂くことが出来ました。

 

20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20's

 

 

 

また、既卒就活者にぜひ読んで欲しい本がコチラです。

 

 

既卒就活を進めるために必要な心構え、具体的なアドバイスが豊富です。

 

私が既卒就活中に何度も読みかなり励まされました。

 

ぜひ一度手に取って読んでみてください。きっと既卒就活に対する考え方がガラッと変わります。