この記事では、大学生の方が在学中に取得しておいて損をしない資格ランキングベスト5を紹介していきます。
大学生の内に何かしら資格を取ってみたいなと思うものの、どんな資格を取ったらいいのか迷うと思います。
せっかくなら就活だけでなく、社会人になっても役立つ資格を取りたい所。
この記事で紹介する資格は、社会人10年目の私が社会人になっても役立つ資格を厳選してみました。
何か資格をとりたいな~とボンヤリ考えている大学生の方の参考になると思います。
1位:普通自動車免許
車離れが進んでいる昨今ですが、車に乗る・乗らないに関わらず将来役立つのが普通自動車免許です。
免許を取得するのに約30万円必要なため、大学生の方にはかなりハードルが高いのですが、昔から学生期間中に取るべき資格として有名です。
その理由は次の3つあるからです。
- 身分証明書として最強
- 社会人になってから取りに行くのは大変
- 運転免許要の求人はたくさんある
それぞれ詳しく説明していきます。
①身分証明書として最強
車に乗るつもりが全く無くても取得すべき理由は身分証明書として最強だからです。
携帯やアパートの契約等、運転免許証1枚あれば今後の人生で本人確認に困ることはありません。
逆に言えば、運転免許証が無いと本人確認する際にかなり大変で面倒なことが繰り返されます。
写真付きで現住所が記載されており、信頼できる公的機関で発行されている免許証。
これ以上に最強の身分証明書が無いのが現状です。
一方でマイナンバーカードも身分証明書として使用できますが、本人確認として使えない場面が実はたくさんあります。
裏面に書かれているマイナンバーを他人に知られるとかなりのリスクになるので、そういったリスクを回避するためにマイナンバーカードでの本人確認がNGな場面が以外に多い。
そのため、現状では運転免許がまだまだ最強の身分証明書になります。
また、大学生の間に約30万円の費用が用意することが難しいことも多々あります。
その時は原付バイクの取得を考えてみてはどうでしょうか?
原付免許は約1万円で取得でき、普通自動車免許と同様の運転免許証として発行されます。
将来のことを考えると普通自動車免許が一番おススメですが、在学中に難しい場合は原付免許だけでも取得しておけば、本人確認で困ることは今後ありません。
②社会人になってから取りに行くのは大変
運転免許を取得する平均期間は通学で2~3ヶ月と言われています。
大学生の方は夏休みや春休みが長いので、その期間を利用して取得することが出来ます。
しかし、社会人になってしまうと働きながら教習所に通うため、かなり大変なスケジュールに。
私の会社でも社会人になってから運転免許を取りに行く後輩がいたのですが、かなりキツイと日々言っていました。
現状では自動車に乗るつもりが無い方でも、将来的に乗りたくなる日もくるかもしれません。
例えば、結婚して家族が出来たら車があった方が絶対便利です。
社会人になってから1から自動車学校に通うのは本当に大変になります。
何年もペーパードライバーの状態で、いざ運転する必要が出てきた時に教習所で初心者教習を必要な分受けた方が断然楽チンです。
そのため、可能であればまとまった期間が取れる大学生の内に運転免許証を取りに行くのがおススメです。
③運転免許要の求人はたくさんある
新卒の就活とは異なり 社会人になって転職をする時に驚くのが、必要な資格として運転免許(AT限定可)が求められている求人が多いことです。
事務職など一見運転が必要なさそうな職種でも運転免許が求められている求人も意外とあります。
実際に運転するかは分かりませんが、可能性を広げるためにも運転免許を取得しておいて損はありません。
2位:所属する学科に関係のある人気資格
あなたの所属している学科に関係のある人気資格を一つ取得するのがおススメです。
例えば、私は理学部化学科に所属していたので、人気資格である「危険物甲種」を取得しています。
学科に関係ある人気資格を取得することで、以下のメリットがあります。
- 資格取得で差別化出来る
- 学校では習わない知識が学べる
学科に関係ある資格を取得することで、他の学生さんと差別化できます。
就職活動でもアピール出来ますし、社会人になってからも(実際に使わなくても)定番の資格として話のネタになります。
なにより、資格取得を通して大学では学ばない実践的な知識を学べるのはデカいです。
また、その人気資格が会社に入って必要になった時、レベルによっては「○○学科出身なら取って当然だよな」みたいな雰囲気が流れます。
そういうプレッシャーのかかる空気の中で落ちたら本当にヤバいことになるので、学生の内に学科の有名資格は先に取得しておいて損はないです。
3位:FP3級
学科関係無く勉強して損しないのがファイナンシャルプランナー3級(FP3級)です。
この資格は、生活に欠かせないお金の知識を体系的に学べる資格です。
例えば、年金や健康保険、税金といった身近なお金の知識が身に付きます。
お金の知識を学校では学ばないため、お金の知識がゼロの社会人がメチャクチャ多いでのが現状。
例えば、給料から引かれる税金や社会保険料が何者か知らないまま、「なんか色々引かれててヤバイんすけど!?」って言ってヤバイ人が周りに多くいたり。
60歳近くなって年金の仕組みを知らない人もいます。
健康保険のことについて何も知らず、保険のセールスに騙されてる人もいます。
こういったアホな社会人にならないためにFP3級の資格取得は重要です。
FP3級は就職というよりも社会人になって使えるお金の知識としてかなり役立ちます。
FP3級自体は合格率も高くて難易度が低いのでとても受験しやすい資格。
【公式ページ】
3級FP技能検定・2級FP技能検定 試験要綱 | 日本FP協会
FP3級の試験勉強する際はコチラの書籍がおススメです。
私はコチラの書籍を利用してFP3級に一発合格することが出来ました。FP3級の定番の参考書なので効率よく勉強することが可能です。
4位:ITパスポート
ITパスポートとはパソコンを始めITに関する基礎的な知識が得られる国家資格です。
FP3級と同様に社会人として知っておくべき知識が手に入り、すべての学科の人が勉強して損しない資格です。
また、ITの知識だけでなく、経営戦略やマネジメント系の知識も出題範囲。
そのため、パソコン関係だけでなく、会社で働く上で必要な知識を網羅的に勉強出来るメリットがあります。
私も社会人になってからITパスポートの勉強を始め、もう少し早く資格勉強をすればよかったなと思うほどです。
情報系の人が取るべき資格のように思いがちですが、実は情報系以外の学科の人でも勉強して損をしない資格です。
(私も完全に情報系の人のための資格だと思い込んでました)
【公式ページ】
5位:英語
なんやかんやで勉強して損はしない必須スキルです。
履歴書にも書けて就活で役立ちますし、実生活にも大いに活かすことが出来ます。
私は英語力が必要ない職種で働いていますが、それでもちょくちょく英語が出てくる場合があります。
例えば、会社で使用している装置から英語でエラーメッセージが出てくる時です。
多くの人が意味が分からずにビビッている中、そのメッセージを読めた私は適切な処置が出来た経験があります。
英語が読める・書ける・話せることが出来れば、様々な可能性が広がるので勉強して損はありません。
また、理系学部の方は「科学技術英語検定」という検定もおススメです。
大学によっては推奨されている事も多く、ご存知ではないでしょうか?
論文等、科学・技術分野の英語の読み書きに関する公的資格で、理系の人に必要な英語スキルが身に付きます。
私も所属していた大学で推奨されていたので取得しましたが、研究室での論文の読み書きの基本を学ぶことが出来ました。
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