【就職に有利】学生の間に第1種放射線取扱主任者試験に合格すべき3つの理由

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あなたは学生の間に第1種放射線取扱主任者試験にを受験しようかどうか悩んでいませんか?

 

第1種放射線取扱主任者試験の合格率は毎年20~30%でかなり難関資格のため、中々一歩を踏み出せない気持ちは分かります。

 

それでも、放射線に関する学科の学生さんは在学中に合格を狙いに行く価値は十分にある資格です。

 

具体的な理由は次の3つあります。

 

  1. 就職活動に有利になる
  2. 社会人になって勉強するのはキツイ
  3. 自身の経歴に箔がつく

 

当記事では学生の間に第1種放射線主任者試験に合格すべき理由と合格するためのポイントを具体的に解説していきます。

 

難関資格と言われていますが、基礎的な知識の出題が多いので合格点を取るだけなら勉強すれば誰でも合格出来る資格でもあります。

 

 

著者情報

2022年の第1種放射線主任者試験に一発合格の社会人。

 

1種主任者試験に合格した体験談を元に様々な試験に関する情報を発信しています。

 

【合格体験記】私が第1種放射線取扱主任者試験に独学で合格したテキストと勉強方法を紹介!! - 平太の雑談ブログ

 

 

 

 

 

1. 学生の間に第1種放射線取扱主任者試験に合格すべき3つの理由


放射線概論 第1種放射線取扱主任者試験受験用テキスト[本/雑誌] [第13版] / 柴田徳思/編

 

 

放射線学科の学生さんが意識する資格の一つが「第1種放射線取扱主任者試験」ではないでしょうか?

 

よく学校や先生から受験を推奨されている資格だと聞きます。

 

第1種放射線取扱主任者試験は難関資格のため、在学中に取得すべきか迷っている学生さんも多いかと思います。

 

冒頭でも述べましたが、第1種放射線主任者試験に合格しておいて損はありません。

 

その理由は次の3つあるからです。

 

  1. 就職活動に有利になる
  2. 社会人になって勉強するのはキツイ
  3. 自身の経歴に箔がつく

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

①就職活動中に有利になる

理系資格の中でも難易度がかなり高い分類に入る第1種放射線取扱主任者試験。

 

放射線に関する学科の学生さんでも取得するのは苦労する試験だと思います。

 

そのため、当試験に合格することが出来れば就職活動中に試験合格者として企業からプラスの評価を受けることは間違いありません。

 

特に、放射線技師を目指している学生さんは診療放射線技師の合格発表前に就職活動を行うため、主任者試験の合格者は卒業試験や診療放射線技師試験に落ちる可能性が低いと判断して頂けるメリットがあります。

 

 

 

また、病院関係以外の放射線を取扱う企業の場合でも第1種放射線主任者試験の難易度は十分知っているため、当然のように試験合格の実績は高く評価されます。

 

病院では資格手当が無い事が多いみたいですが、企業の場合は免状を保有しているだけで手当が出る会社が多いです。

 

私も第1種取扱主任者の免状を得ることで約1万円の資格手当が付くことになります。

 

(私自身は放射線とは無関係の仕事をしているのですが、、、。)

 

学生のうちに主任者試験に合格しておけば、就活時に有利になるだけでなく、入社後に主任者講習を受けることで、早い段階で資格手当が貰える大きなメリットを得られます。

 

(学生の内に高額な主任者講習を受けるのはコスパが悪いので辞めた方が良いです)

 

仮に資格手当が無い会社であっても、放射線を扱う会社なら第1種放射線取扱主任者試験の難しさは十分把握していますので、就職活動でかなり高評価を得られるのは間違いありません。

 

また、「学生時代に頑張ったこと」という面接での定番の質問に対しても第1種放射線取扱主任者試験に合格したというカードを1つに持っていることも心強いと思います。

 

 

 

 

➁社会人になって勉強するのはキツイ

逆に、社会人になってから第1種放射線取扱主任者試験を受験するのは結構キツイです。

 

試験範囲が膨大なため、中々時間が取れない社会人は学生時代より勉強に集中する環境が作りにくいです。

 

特に、1年目・2年目といった社会人経験が浅い期間は慣れない仕事や職場環境に疲れてしまい、資格を取るというモチベーションがなかなか沸きません。

 

かといって卒業してから年数がたつほど、せっかく学校で学んだことを忘れてしまいますので、職場環境が落ち着いたら受験するというのもオススメは出来ません。

 

(私は化学専攻の大学を卒業してから10年たちますが、恥ずかしながら化学の知識を全く覚えていません)

 

 

また、私の会社に放射線に関する学科を卒業した人がいるのですが、第1種放射線取扱主任者試験に何度も落ち続けています。

 

アルバイトや実習、レポートなど大変だと思いますが、放射線に関する会社等に就職する予定なら、後々必要になりますので学生の内に合格しておくと就職してから楽になります。

 

「学生の内に車の免許は取っておいた方が良いと」いうアドバイスと一緒で、どうせ資格を取ることになるのなら、時間のある学生の内に勉強して合格しておく方が楽できます。

 

③自身の経歴に箔がつく

第1種取扱主任者試験に合格することで、放射線管理の知識を持っていることを証明することが出来ます。

 

放射線学科+第1種放射線取扱主任合格は鬼に金棒状態で自身の経歴を強化してくれる武器になります。

 

資格なしで単に大学を卒業するよりも、資格を持っている状態で卒業した方が履歴書や経歴書の見栄えは良いですし、社会に出てもあなたを輝かせてくれます。

 

主任者試験に合格することで自身の経歴に箔がつくので、頑張って勉強する価値は十分あります。

 

2. 大学生の方が第1種放射線取扱主任者試験に合格するコツ

 

第1種放射線取扱主任者試験が難しい理由の大半が膨大な試験範囲が原因です。

 

受験用テキストとして有名な「放射線概論」で約960ページもあります。

 

学校で関連する授業を受けているとはいえ、この広い範囲を勉強するのは中々厳しいものがあります。

 

ただし、実際の試験では基礎的な重要事項が問われることが多いので、コツコツ勉強することさえ出来れば問題なく合格点を取ることが出来ます。

 

(基本的な知識の暗記で解ける問題が多いです)

 

 

 

私は放射線学科とは無縁の大学を卒業していますが、働きながら半年以上勉強して1種に合格することが出来ました。

 

学校で習っているとはいえ、1か月や2か月の勉強で合格することは難しいとは思いますが、半年を目安に勉強を継続していけば高い確率で合格することが出来ます。

 

(時間をかけて勉強さえすれば受かる試験なので、やってやれないことは無いと思います)

 

私のような放射線の知識があまりない社会人でも一発合格することが可能な試験ですので、いきなり1種に挑戦するのもアリだと思います。

 

また、2年生で2種を受けてから3年生で1種を受験するパターンも学生さんに多く見られます。

 

2種で基礎を固めた状態で1種の勉強を始めれば、より確実に合格を狙うことが出来ます。

 

どちらのパターンでも長期間勉強する時間を確保して、計画的に資格勉強を進める事が重要です。

 

 

 

さらに、勉強を進める上で1番大切なことは過去問5年分のやり込みです。

 

「放射線概論」や「初級放射線」といった受験用テキストで知識を覚えること(インプット)も重要ですが、それ以上に問題を解くこと(アウトプット)がより重要です。

 

実際の過去問を解くことで何が試験で出題される重要事項なのかが分かりますし、覚えた知識をどうやって活用するのかを体感することが出来ます。

 

大学受験でもそうだったと思うのですが、テキストを読むだけでは中々知識が定着できず、問題を解くことで試験で使える知識が整理され記憶として定着出来ます。

 

受験用のテキストを読んで知識を覚えることも重要ですが、それ以上に過去問題を解くことが重要になってきます。

 

ガンガン過去問題を解いて、わからない問題はテキストに戻って確認することが試験合格への黄金ルートになります。

 

1種の試験は考えさせる問題は少なく、合格点を取るだけなら基本をしっかり押さえること。過去問5年分を理解するまで繰り返し解くことで合格する力を身につけられます。

 

(ただし、暗記することはメチャクチャあるので根気よく勉強する必要があります)

 

3. まとめ

当記事では放射線学科の学生さんが第1種放射線取扱主任者試験の合格を狙うべきかについて解説しました。

 

結論として、次の3つの理由により1種合格を狙いに行く価値は十分あります。

 

  1. 就職活動に有利になる
  2. 社会人になって勉強するのはキツイ
  3. 自身の経歴に箔がつく

 

たしかに難関資格ではありますが、その原因は試験範囲が多く覚えるべき知識が多すぎることが大半です。

 

問題自体は基礎的な知識で解ける問題が多いので、長期的に勉強を頑張ることが出来れば試験範囲をカバーできて合格を取ることが出来ます。

 

主任者試験はコツコツ勉強出来るかが重要で、学生さんであっても合格は手に届く所にあると思って良いです。

 

試験に合格するためにテキストによるインプットも重要ですが、それ以上に過去問5年分を繰り返し解くことが大切です。

 

ぜひ、第1種放射線取扱主任者試験の合格を目指して勇気ある一歩を踏み出してみてはどうでしょうか?

 

 

第1種放射線取扱主任者試験にオススメの参考書はコチラの記事で紹介しています。

 

www.heita-wakuwaku.com