「お金を貸して欲しい」と言われた時に貸しても良いたった一つの判断基準。 ~その人と繋がっていたいかどうか~

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あなたは「お金を貸して欲しい」と言われた時、貸すか貸さないかで悩んだ経験はありませんか?

 

お金を貸したことで返って来なかったり、様々なトラブルに発展した経験があるかもしれません。

 

一般的に、親しい間柄でもお金を貸すことはNGとされています。様々な人がお金の貸し借りでトラブルに合っているからです。

 

お金を貸さないという選択をすれば基本的に間違いがありませんし、それが大多数の意見でもあります。

 

ただ、私はたった一つの条件下ではお金を貸すという選択肢を考えてもいいのではないかと考えています。

 

それが、「お金を貸す相手と繋がっていたいかどうか」になります。

 

「金の切れ目は縁の切れ目」という諺があるように、お金を貸さなければ相手との縁は切れてしまいます。

 

大概の場合は、お金を借りる側に明らかな問題があるため、正直な所お金だけで繋がっている縁ならば切った方がマシです。

 

逆に言えば、相手との関係性を繋いでおきたい場合だけはお金を貸すという選択をしても間違いではありません。

 

どんなに仲の良い親友でも「お金を貸して欲しい」と言われた場合、その時点でこれまでの関係性が崩れてしまうからです。

 

この記事では、お金を貸してもよいたった一つの判断基準について詳しく解説していきます。

 

 この記事の執筆者

FP2級保有者。お金に関する書籍を毎月5冊程勉強しています。

 

当ブログでは身近なお金に関する知識を記事にして発信しています。

 

 

1.「お金を貸して欲しい」という修羅場

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お金の貸し借りは様々なトラブルの原因です。

 

「金は縁の切れ目」と言われ、お金を貸す行為は一般的にNGとされています。

 

そもそも、(どんな事情があれ)お金を借りる側に多大なる問題があることは明白で、その人に関わるべきではないのは至極当然な話です。

 

最悪お金を上げたつもりで・・とも言われますが、基本的には貸さないのが1番間違いが起きません。

 

 

 

私も過去に何度かお金を貸した経験がありますが、お金が返って来たことは今まで一度もありません。

 

私の経験談になりますが、私が大学時代に所属していたサークルのメンバーの一人に皆にお金を借りていたクズ野郎がいました。

 

お金が無いのに率先して飲み会を開催し、自身の会費は周りからお金を借りる始末。

「そろそろ返せよ」と注意しても「うるせーな」と言って逆ギレするような奴でした。

 

お金を借りる人はコイツのようにお金にルーズでだらしない人が多いのは否定することが出来ません。

 

 

あなたが「お金を貸して欲しい」という修羅場に遭遇した時、一番無難なのは勇気を出して「No!!」と言うことです。

 

ただ、親友や信頼している人に頼まれた時、本当に断っていいものか判断に悩まれると思います。

 

「できれば助けてあげたい。でも、本当に返ってくるの?利用されているだけじゃない?」様々な思いが交差します。

 

その時にお金を貸すか貸さないかは「その相手とまだ繋がっていたいかどうか」で判断するのが一番確実です。

 

次章で詳しく解説していきます。

 

2.お金を貸しても良いたった一つの判断基準

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「お金を貸して欲しい」と言われた時、あなたがお金を貸しても良い一つの判断基準があります。

 

その判断基準は、その人と今後も繋がっていたいかどうかです。

 

相手側にも様々な理由があるとは思いますが、あなたが貸さないという選択をすることで相手との縁は切れてしまいます。

 

その理由は次の2つです。

 

  • ① 相手側はあなたをATMとしか見ていない場合
  • ② 縁が切れること覚悟でお願いしている場合

 

①場合はあなたが相手の事をどう思おうと、相手からしたらお金でしかつながっていない状態です。

 

お金がルーズな上に、あなたのことをお金を貸してくれる友達程度にしか思っていません。

 

そのため、お金を貸さない場合は簡単にお金のつながりは消えてしまいます。

 

①の場合はお金を貸す必要は一切ありません。

 

 

 

②の場合は相手側が深刻な事情でお金が必要な時。①と違って相手側があなたとの関係性を大切にしている状態。

 

そのため、あなたとの縁が切れる覚悟の上で、生活のために止むをえずお金を借りに来ていることがほとんどです。

 

相手が縁が切れる前提でお金を借りに来ているので、断られた場合は本当に縁が切れた状態になり、お互いに今までの関係ではいられません。

 

お金を貸さなかったことで、相手側には「信用されなかった・助けてくれなかった」という思いが少なからず生まれ、あなたもお金を貸さなかった負い目を感じて接することになるからです。

 

 

以上のことから、お金を貸さない場合は相手との関係性が崩れる可能性が高いです。

 

そのため、お金を貸す・貸さないは「〇〇万円を払ってまでも相手と繋がりを維持したいかどうか」で判断するのが確実です

 

①及び②のどちらの場合でも、お金を貸さなければ相手との縁は切れてしまいます。

 

後はあなたが相手との縁をつなぎ止めたいか否かになるだけです。

 

 

ただ、注意すべきなのは②の場合でもお金が返ってくる保証は全く無い事です。

 

相手側の生活が元に戻らないことも当然ありますし、長い期間必要になるかもしれません。

 

お金が返ってきて初めて関係性が元に戻ります。相手のことを信頼して気長に待つ必要があります。

 

逆に言えば、どうしても繋がっていたい相手ではない限りお金を貸すべきではなく、コチラから縁を切るのが今後のためです。

 

3.お金を貸す時の注意点

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お金の貸し借りはトラブルの原因になります。そのため、実際にお金を貸す時の注意すべき点がコチラのの3つになります。

 

  1. 余裕のある資金でお金を貸す
  2. 貸すのは1人に1回だけ
  3. 催促しない

 

それぞれ詳細に解説していきます。

 

①余裕のある資金でお金を貸す

どんなに相手との関係性が大切であっても、あなたにお金の余裕が無い場合は貸すべきではありません。

 

相手にお金を貸す場合は、当分使う予定が無い余裕のある資金から貸すべきです。

 

無理してお金を貸して、あなたの生活がギリギリになったら本末転倒です。

 

あなたに余裕が無い場合は、その事を理由に貸すのを断るべきです。

 

それで相手との関係性が悪化するのならば、コチラから縁を切っても問題ない相手です。

 

②貸すのは1人1回まで

お金を貸す場合は1人1回までにしてください。

 

お金が返ってきていないのに、2回・3回とお金を借りる相手はあなたの事をATMだと思っている可能性が高いからです。

 

そんな相手からお金が返ってくることはありませんし、関わってはいけない相手です。

 

また、お金が返ってきた場合でも、同じ相手から再度貸して欲しいと頼まれた場合も注意が必要です。

 

お金にルーズでだらしない相手と友好的な関係は難しいですし、関わるだけ損する可能性が高いです。

(お金のトラブルを反省していないわけですから)

 

③催促しない

お金を貸した場合は催促するべきではありません。

 

催促することでトラブルになる可能性が高いからです。

 

お金を貸す場合はお金をあげるつもりで貸して、あなた側から催促は止めておきましょう。

 

あたのことをATMと見ている相手なら絶対に返ってきません。

 

トラブル等でやむを得ず信頼できる人に借りている場合も、催促されることでプレッシャーになり、自分自身を攻めてしまうからです。

 

昔から言われている「お金を貸す時はあげるつもりで」という心構えでいた方がいいかもしれません。

 

4.まとめ

 この記事では、「お金を貸して欲しい」と頼まれた時にどう対処すべきかを紹介しています。

 

お金を貸すかどうかは、その相手と繋がっていたいかどうかで判断すべきです。

 

「○○万円払っても、その人との関係性を維持したい」と思うのならお金を貸したらよく、それ以外なら勇気を出して断って関係性をなくした方がマシ。

 

お金を貸すのはトラブルの元なので、基本的に貸さないという判断をしておけば間違いはありませんし、それが大多数の意見です。

 

ただ、本当に大切な人との関係性を失いたくない場合だけ、あえてお金を貸すという選択肢を考えてみても悪くはないと私は信じています。

 

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