【小説】隙間時間に読みたい、オススメの短編小説6選を紹介します

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この記事では、「隙間時間に何かおススメの小説はないかな?」という悩みを解決します。読書好きの私が、好きな短編小説を紹介していきます。

 

 

 

① 伊坂幸太郎(著)「死神の精度」

 

 

 CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

【「BOOK」データベースより】

 

知り合いに「面白い」と言われて読んでみたら、本当に面白かった。各章の話はもちろん面白いのだが、最終章で各章に出てきたキャラクターが最後どうなったかという気になる所が描かれています。伊坂さんの短編集は、「週末のフール」「アイムクライムナハトムジーク」などの面白い短編集が他にもあります。

 

②矢崎存美(著) 「ぶだぶたシリーズ」

 

 

街なかをピンク色をしたぶたのぬいぐるみが歩き、喋り、食事をしている。おまけに仕事は優秀。彼の名前は、山崎ぶたぶた。そう、彼は生きているのです。ある時は家政夫、またある時はフランス料理の料理人、そしてタクシーの運転手の時も。そんな彼と触れ合ったことで、戸惑いながらも、変化する人たちの姿を描く、ハート・ウォーミング・ノベル。大人気「ぶたぶた」シリーズの原点、登場。

【「BOOK」データベースより】

 

ちょっとほっこりしたいなら、「ぶたぶた」シリーズがおすすめです。シリーズによっては短編ではないものもありますが、とても読みやすいし、ほっこりしますのでとても面白いです。

 

主人公の「ぶたぶた」は、豚のぬいぐるみのような恰好ですが、人間の奥さんや娘さんがいます。作中では、色々な人のちょっとした悩みを「ぶたぶた」が解決するという流れになっています。

 

③湊かなえ(著) 「物語のおわり」 

 

 

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。

【「BOOK」データベースより】

 

 いやミスの女王の湊かなえさんの短編小説になりますが、登場人物の多くが救われる嫌な気持ちがしない作品になります。

 

それぞれの短編小説も面白いのですが、それぞれの話の核となる「結末が書かれていない謎の小説」の謎が分かる最終章はとても読み応えがあります。「往復書簡」の短編小説も面白いのでおススメです。

 

④朝井リョウ(著)「世にも奇妙な君物語」

 

 

異様な世界観。複数の伏線。先の読めない展開。想像を超えた結末と、それに続く恐怖。もしこれらが好物でしたら、これはあなたのための物語です。待ち受ける「意外な真相」に、心の準備をお願いします。各話読み味は異なりますが、決して最後まで気を抜かずに―では始めましょう。朝井版「世にも奇妙な物語」。

【「BOOK」データベースより】

 

 人気作家の朝井リョウさんが書いてみた「世にも奇妙な物語」。各章読み応えはありますが、何より最後の章の伏線回収がとても秀逸です。

 

⑤東野圭吾(著) 「ナミヤ雑貨店の奇跡」

 

 

 夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。 

【「BOOK」データベースより】

 

東野圭吾さんの名作中の名作。過去と未来をつなぐ雑貨店でおきる奇跡の数々にあなたは必ず涙します。泣ける短編小説です。メチャクチャ良かったです。

 

⑥山際 淳司(著) 「スローカーブをもう1球」

 

たったの一球が、一瞬が、人生を変えてしまうことはあるのだろうか。一度だけ打ったホームラン、九回裏の封じ込め。「ゲーム」―なんと面白い言葉だろう。人生がゲームのようなものなのか、ゲームが人生の縮図なのか。駆け引きと疲労の中、ドラマは突然始まり、時間は濃密に急回転する。勝つ者がいれば、負ける者がいる。競技だけに邁進し、限界を超えようとするアスリートたちを活写した、不朽のスポーツ・ノンフィクション。

【「BOOK」データベースより】

 

 小説ではないかもしれませんが、野球好き・スポーツ好きにはおススメの短編ノンフィクション作品です。野球以外のスポーツも題材にされています。