【非破壊検査】入社したばかりの 若手検査員に役立つ本 5選

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当記事では非破壊検査の若手検査員が読んで役立つ本を5冊紹介していきます。

 

私は検査歴10年以上になる中堅検査員で、NDIレベル3を2部門取得済み。

 

そんな私がこれまでに読んできた書籍の中から、若手の頃に読んで役立った本を厳選しています。

 

  1. 非破壊検査 基礎のきそ
  2. NDIレベル1のテキスト
  3. 一発合格する人は、「コレ」しかやらない
  4. 破壊工学 基礎のきそ
  5. 今日からモノ知りシリーズ

 

非破壊検査の仕事を始めたばかりの方から、NDIレベル2の資格を1~2個取得した若手検査員に役立つ本ばかりです。

 

「何か勉強しようかな~」と思い始めたら、ぜひ手に取って読んでみると非破壊検査の仕事に役立つ知識が手に入ります。

 

 

①非破壊検査 基礎のきそ

 

 

 

非破壊検査の仕事を始めてからすぐに役立つのがコチラの「非破壊検査 基礎のきそ」という入門書です。

 

この1冊でこれから仕事で行う「非破壊検査とはどういうものか?」を理解することが出来ます。

 

会社に入ってから研修等で非破壊検査についての教育があると思いますが、専門的なテキストや資料を使っていて意外と難しかったりします。

 

私の会社では資格取得用のテキストを使用しての教育だったので、かなり難しくて研修中は睡魔との戦いで何も身に付きませんでした。

 

 

「非破壊検査 基礎のきそ」では初学者が覚えるべき知識を豊富な絵と写真を使って解説されているので、かなり理解しやすい内容になっています。

 

非破壊検査の会社に入社するなら読んでおくべき入門書。

 

実際の業務にも役立ちますし、同期とも差をつけることが出来る1冊になります。

 

 

 

➁NDIレベル1のテキスト

 

NDIの資格にはレベル1~3までの3つのレベルがあり、レベル2からの受験が推奨されていることが多いかと思います。

 

そのため、レベル2の資格勉強を始める時に、いきなりレベル2の教科書を読んで勉強することになります。

 

ただ、どのNDI部門においてもレベル1のテキストが一番基礎であり、レベル1のテキストを読んでからレベル2を勉強した方が理解度は全然違います。

 

レベル2のテキストはレベル1の内容をしっていることが前提で書かれています。

 

私も最初は周りの先輩方と同様にレベル2のテキストからいきなり勉強したのですが、内容が難しくて頭に入ってこず、勉強が中々進みませんでした。

 

ただ、レベル3を取得している私の先輩が「レベル1のテキストは勉強になる。私も定期的に読み直している」という話を聞いてから、私もレベル1のテキストを読むようにしてから理解しやすくなりました。

 

 

現在の私はレベル3を2部門取得しておりますが、必ずレベル1のテキストで基礎を復習してからレベル3の勉強を進めています。

 

レベル1の資格自体は現場や会社で必要とされることは少ないのですが、レベル1のテキストは資格勉強をする上でかなり有用だと思います。

 

レベル3の勉強でもかなり使えるので、ぜひ活用してみてください。

 

 

③一発合格する人は、「これ」しかやらない

 

 

 

非破壊検査は多くの資格を取得しなくてはなりません。

 

NDIの資格だけでなく放射線関連の資格や溶接管理技術者など、多種多様な資格取得が求められています。

 

資格を取得することで給料が増えたり、昇格・昇進につながったりと資格取得から逃れることは出来ません。

 

そのため、効率よく資格試験に合格する方法を学ぶことは、今後に役立つスキルを1つ身につけるのと同じことです。

 

 

私もいくつかの資格勉強に関する本を読みましたが、コチラの本が1番「どういう風に勉強を進めていけばいいのか?」が理解出来るのでオススメです。

 

勉強時期がSDMなどの忙しい時期とかぶる事があり、いかに効率良く勉強を進めていけるかが合格するために重要に。

 

私は本書に書かれている内容を実践し、NDIレベル3だけでなく、難関資格と言われる第1種放射線取扱主任者試験に合格することが出来ました。

 

効率の良い勉強法を身に付ければ、今後の資格勉強が有利になるのは明らかです。

 

ぜひ、本書を読んで勉強方法をパワーアップしてみてはどうでしょうか?

 

 

 

④破壊工学基礎のきそ

 

本書では「どういう風に物が壊れるのか?」という破壊工学の入門書になります。

 

非破壊検査で検出すべきキズがどういう風に発生するのか? その基本的なメカニズムを知っておくことは実際の業務にも役立ちます。

 

内容はイラストや写真を使ったり、爪楊枝などの身近な例を使って難しい内容を分かりやすく伝えてくれます。

 

著者は非破壊検査に長年携わっておられます。そのため、非破壊検査という目線でも学ぶべき内容がたくさん書かれています。

 

とっつきにくい破壊工学という分野ですが、非常にわかりやすく書かれているため、検査対象物で何が起きて破壊されるのか、視覚的に基本的な内容を知る事が出来る本になっています。

 

 

 

⑤今日からモノ知りシリーズ

 

非破壊検査の検査対象となる構造物は様々あり、検査対象物に対する知識を広く浅く身につけておく必要があります。

 

私は検査対象物についての基礎的な知識を勉強する上で、「今日からモノ知りシリーズ」を活用していました。

 

今日からモノ知りシリーズとは日刊工業新聞社から出版されている本で、様々なテーマについて基礎的な内容をトコトンやさしく解説されている書籍です。

 

私は化学プラントでの検査が主なので、圧力容器や配管、溶接部については本書で勉強しました。

 

最初は圧力容器などの検査対象物に関する名称が分からなかったのがきっかけで本書を読み始めましたが、検査の経験が長くなっても何度も読み返して復習しています。

 

全てのページが検査に役立つ訳ではありませんが、各部品の名称や役割だったりと検査に活かせる内容があります。

 

検査をする上で検査対象物に関する知識は必須です。

 

入門書を読むか読まないかだけでも検査対象物への理解が全然違ってきますので、関係する分野の書籍は1読してみるのがオススメです。

 

 

 

 

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