放射線取扱主任者試験にオススメのテキストと問題集を紹介します!! 

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あなたは放射線取扱主任者試験の参考書選びで悩んでいませんか?

 

当記事では放射線取扱主任者試験に合格出来るオススメのテキストと問題集を紹介しています。

 

まず初めに、放射線取扱主任者試験での参考書選びで1番注意すべき点は法改正に対応しているかどうかです。

 

どの資格試験でも言えることですが、古い参考書を使ってしまうと間違った知識を覚えてしまったり、最新の問題に対応することが出来ません。

 

放射線取扱主任者試験では令和3年(2021年)4月1日施工の法改正の内容が試験で問われるため、これより古い参考書を使うのは絶対に辞めておくべきです。

 

 

上記の法改正のことを考慮すると、放射線取扱主任者試験に使える参考書は自然と限られてきます。

 

第1種放射線取扱主任者試験でオススメの参考書は次の4冊です。

 

  1. マスター・ノート-4th edition
  2. 完全対策問題集
  3. 放射線取扱主任者試験問題集
  4. 放射線概論

 

一方で、第2種放射線取扱主任者試験用の参考書の多くが法改正前の古いものになっているため、コチラの2冊の参考書で勉強する選択肢しかありません。

 

  1. 初級放射線
  2. 放射線取扱主任者試験問題集

 

当記事では上記のテキストと問題集がどうオススメなのかを具体的に解説していきます。

 

当記事を読むことで放射線取扱主任者試験の参考書選びで悩む必要は無くなります。

 

 

当記事の信頼性

放射線の知識ゼロの私は市販の参考書を使用して、2017年に第2種放射線取扱主任者試験、2022年に第1種放射線取扱主任者試験にそれぞれ一発合格しています。

 

私が実際に使用した中からオススメのテキスト及び問題集を選んでいます。

 

 

★第1種放射線取扱主任者試験にオススメのテキストと問題集

第1種放射線取扱主任者試験に対応している参考書はいくつかありますが、私は次の4冊をオススメしています。

 

  1. マスター・ノート-4th edition (日常使い)
  2. 完全対策問題集 (日常使い)
  3. 放射線取扱主任者試験問題集 (最後の総仕上げ)
  4. 放射線概論 (辞書的に使う)

 

それぞれのオススメポイントを紹介していきます。

 

 

①:マスター・ノート-4th edition

 

マスター・ノートは試験対策に特化したテキストで、これ1冊で試験に合格するための知識を身に着けることが出来ます。

 

第1種放射線取扱主任者試験のテキストの中でNo.1の分かりやすさだと思っており、実際の試験会場では多くの受験生がマスター・ノートを持っていました。

 

そんなマスター・ノートの長所はコチラの3つです。

 

  • ページ数が少ない
  • イラストが豊富で分かりやすい
  • 法令改正に対応している

 

1種用の受験参考書として定番の放射線概論が持っている「ページ数が多すぎる、分かりにくい」を見事に解決したのがマスター・ノートです。

 

イラストや図が豊富なうえに、試験に出るとこだけをまとめてあるので、放射線概論よりも理解しやすくてページ数が半分以上少ない参考書になっています。

 

(マスター・ノート:412ページ、放射線概論:960ページ)

 

私はマスター・ノートを主力で使っていたのですが、各単元の何が試験で重要なのかが明確だったので、効率良く勉強を進めることが出来ました。

 

試験合格するためなら放射線概論よりも超優秀なテキストになっています。

 

 

 

一方で、マスター・ノートの短所は問題演習が無い事です。

 

マスター・ノートには問題が収録されていないので、別の問題集でサポートする必要があります。

 

(放射線概論もいうほど問題は収録されていませんが・・・)

 

私は➁で紹介する完全対策問題集を日常的に使用し、マスター・ノートの短所を補っていました。

 

問題は無いものの、テキストしてはマスター・ノートが超優秀なテキストで超絶オススメです。

 

 

 

 

➁:完全対策問題集

 

日常的に使える問題集がコチラの完全対策問題集です。

 

完全対策問題集の長所は過去5年分の過去問が出題科目ごとに分類されていることです。

 

そのため、テキストで勉強した部分から問題演習に取り組むことが出来るので、知識のインプットとアウトプットを効率良くこなすことが出来ます。

 

私はマスター・ノートと完全対策問題集の2冊を使用したことで、合格するための実力をつけることが出来ました。

 

また、どの知識が毎年出題される頻出ポイントなのかも明確に分かるのも非常にありがたいです。

 

 

一方で、完全対策問題集の弱点は実際の過去問と並びが違うことです。

 

物理や実務の科目では時間が足りなくなることが多いので、実際の過去問を解くことで時間配分の感覚を身につけることが重要になります。

 

 

③:放射線取扱主任者試験問題集

こちらの問題集は毎年発売される過去問集です。

 

本試験同様の形で過去問が掲載されているので、最後の総仕上げにおススメです。

 

私は➁で紹介した完全対策問題集を日常勉強で解いた上で、コチラの過去問集を試験前に3周して試験に挑みました。

 

実際の試験問題を解くことで時間配分の感覚を身に着けることが出来るので、本番の試験でかなり役立ちます。

 

 

また、放射線取扱主任者試験問題集の最大の長所は解説が1番詳しいことです。

 

➁の完全対策問題集も解説がしっかりあるのですが、コチラの問題集の方が詳しさが段違いに良いです。

 

過去問と解答自体は原子力技術センターのホームページから見れるのですが、何より解説が良すぎるのでコチラの問題集は絶対に購入すべきです。

 

 

 

 

④:放射線概論

 

第1種放射線取扱主任者試験の定番の参考書と言われてきた放射線概論ですが、マスター・ノートが優秀すぎて必ずしも使用する必要は無くなりました。

 

テキストは白黒でページ数が多すぎるので、勉強がしにくくて挫折するからです。

 

試験に合格するだけならマスター・ノートで十分だと思います。

 

ただ、放射線概論の方がより詳しく説明されているので、マスター・ノートで良く分からない部分を放射線概論で補うといった使い方がオススメです。

 

私は放射線概論を辞書的に使い、必要な所だけ読んでいました。

 

今振り返ると、大して読んでいなかったので絶対に必要な参考書ではなく、あれば便利位の立ち位置の参考書です。

 

お金に限りがあるならば、私は放射線概論よりもマスター・ノートを選びます。

 

 

★第2種放射線取扱主任者試験にオススメのテキストと問題集

 

第2種放射線取扱主任者試験用の参考書の多くが古く、法改正に対応していません。

 

そのため、次の2冊の参考書しか選択肢が無いのが現状です。

 

  1. 初級放射線
  2. 放射線取扱主任者試験問題集

 

第1種で優秀なテキストとして紹介したマスター・ノートの第2種用もあるのですが、2014年出版とかなり古いので使わない方が無難です。

 

私が受験した頃は「わかてき」と呼ばれた分かりやすいテキストがあったのですが、改訂版が出てないので法改正に対応していません。

 

初級放射線もページ数が多くて勉強がしにくいのですが、これしか参考書が無いので頑張って勉強するしか方法が無いのが現状です。

 

 

 

 

★まとめ

当記事では放射線取扱主任者試験に合格するためのオススメのテキスト及び問題集を紹介しました。

 

第1種放射線取扱主任者試験では次の4冊の参考書がオススメです。

 

  1. マスター・ノート-4th edition 
  2. 完全対策問題集 
  3. 放射線取扱主任者試験問題集 
  4. 放射線概論 

 

この中でマスター・ノートが参考書として非常に優秀です。

 

マスターノートと完全対策問題集を普段の勉強で使用し、最後の仕上げに放射線取扱主任者試験問題集を使用するのがオススメの使用方法です。

 

 

一方で第2種放射線取扱主任者試験は法改正に対応していない参考書が多く、次の2冊しか使える参考書がありません。

 

  1. 初級放射線
  2. 放射線取扱主任者試験問題集

 

初級放射線はページ数が多くて大変ですが、やり込めば必ず合格する実力がつくのでコツコツ取り組むしか道はありません。

 

 

また、実際の試験攻略情報はコチラの受験体験記の方でまとめています。

 

各科目で意識すべきポイントをまとめましたので、試験を受ける時の参考になると思います。

 

【関連記事①】第1種放射線取扱主任者試験の合格体験記

www.heita-wakuwaku.com

 

 

【関連記事➁】第2種放射線取扱主任者試験の合格体験記

www.heita-wakuwaku.com