社会人で奨学金をスムーズに返済するために注意すべき3つの固定費 【家賃・車・保険】

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ちゃんと返済できるか不安な奨学金。

 

「奨学金 自己破産」といったネットニュースを見て不安になると思います。

 

この記事では、社会人になって奨学金返済に困らないためのポイントを紹介しています。

 

結論として、社会人の給料の手取り額を元に、家賃・車・保険の3つの固定費と向き合うことでスムーズに返済をすることが出来ます。

 

「社会人なんだから車を買うのは当然」

 

「社会人なんだから学生時代よりも良いアパートに住みたい」

 

こういった考えで社会人生活を過ごしてしまうと、奨学金の返済で苦労することになります。

 

奨学金返済に困らないために一番重要なことは、あなたの給料の手取り額から奨学金返済額を引いた金額で余裕のある生活を目指すことです。

 

この記事を読むことで、奨学金をスムーズに返済するための重要な考え方を知ることが出来ます。

 

 

1.奨学金返済で困らないために、まずは給料の手取りを把握しよう

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奨学金返済で苦労しないための第一歩は、社会人の手取りの給料を把握することです。

 

ついつい求人票の給料額が貰えると思ってしまいますが、実際には様々な税金が引かれて思っている以上に手元に残る給料は低いです。

 

まずは給料の手取り額を把握することで、どれくらいの生活レベルで過ごせばいいのかを知ることが出来ます。

 

 

下記の記事によると、大卒の新入社員の平均初任給は20万6700円、手取り額は約17万円です。

 

【参照記事】

初任給20万の手取り額と生活水準は!?新社会人の不安を解消します。 | Bizual | 就活生のためのお役立ちコンテンツ |

 

 

毎月の手取り額から奨学金の返済額を引いた残りで生活をしなければなりません。

 

2019年3月の労働者福祉中央協議会のアンケートによると、毎月の奨学金の平均返済額は1万6880円です。

 

【関連記事】

奨学金の平均貸与額と平均返済額は?平均返済期間と併せて注意点も解説! | Bizual | 就活生のためのお役立ちコンテンツ |

 

 

この2つの結果をみると約15万円で生活をしなくてはいけません。

(ここから家賃や光熱費、食費を払う必要があります)

 

このように手取りで考えると、意外と新社会人の生活って大したこと無いと思われると思います。

 

ここで車を購入してしまうと、生活がかなり厳しくなるのは想像できてしまいます。

 

奨学金の返済で大切なことは、あなたの給料の手取りから毎月の奨学金の返済額を引き、残りで生活するという考え方です。

 

2.家賃・車・保険の3つの固定費に要注意

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奨学金をスムーズに返済するには、毎月決まった額を払う必要がある固定費を少なくすることが大切です。

 

特に、家賃・車・保険の固定費は生活費の大部分を占めているので注意が必要です。

 

この固定費を上げてしまうと一気に生活が苦しくなり、奨学金返済がかなりキツク感じてしまいます。

 

この3つの固定費について注意ポイントを詳細に解説していきます。

 

2-1. 家賃

「社会人になんだから、ちょっといいアパートを借りよう」という考えは本当に危険です。

 

よく聞く言葉ではありますが、1度生活レベルを上げてしまうと元には戻れません。

 

社会人になったのに学生時代と同じレベルのアパートに住みたくない気持ちは分かります。

 

しかし、新社会人の平均手取り額は約17万円。ここから奨学金を返済して、残りで生活をしなくはいけません。

 

けっして社会人だからといって豊かな生活は全く期待できません。

 

 

安いアパート、実家、寮など。最初は安い家賃からスタートするのが1番無難です。

 

様子を見ながら、アップグレードしていくのがおススメです。

 

最初から飛ばすのが一番危ないです。

 

 

2-2.車

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社会人になり、ついつい欲しくなってしまうのが車です。

 

また、通勤で車が必要な場合で買ってしまう人も多いと思います。

 

下記の記事によると、軽自動車における毎月の維持費は平均3万2千円。

(ローンの金額は考慮しない)

 

【参考記事】

車の維持費の月額平均はどのくらい?|車買取・車査定のグー運営

 

 

ローンで車を買ってしまうと、この維持費にプラスして毎月のローンが加わってしまいます。

 

記事によると、軽自動車で1万5000円が一般的な毎月のローンのようです。

 

維持費が安いと言われている軽自動車でさえ、約5万円の毎月の支払が発生してしまいます。

 

新入社員の平均手取り額である約17万円に車の維持費を引くと、約12万円しか残りません。

 

ここから奨学金を返済していくと、ほぼほぼ家賃を払ったらお金が全く残りません。

 

 

上記の理由から、新社会人でいきなり車を買うのは全くおススメできません。

 

2~3年様子を見てながら、奨学金を返済しても生活に余裕がありそうなら車の購入を考えてみてはどうでしょうか?

 

2-3. 保険

学生時代には深く考えたことが無い民間保険。

 

会社によっては、保険会社の方がハイエナのように新入社員に営業をしかけてきます。

 

なかには断ることが出来ず不必要な保険に加入していまう方がたくさんいます。

 

あなたにとって必要のない保険を勧めてくるので、保険の営業はかなり質が悪いです。

 

 

おススメなのが下記の書籍で一度保険の勉強をしてみることです。

 

公的保険の補償内容から病気になった時にどれくらいお金がかかるのか、具体的に解説されていて分かりやすいです。

 

 

 

必要だと感じたら、あなたに必要な保険を選ぶことが重要です。

 

保険の営業の方に言われるまま加入してしまうと、不必要な保険代のせいで奨学金の返済がきつくなってしまいます。

 

不必要な高額な保険に入るくらいなら、その分奨学金を繰り上げ返済した方が1000倍マシです

 

【あわせて読みたい】社会人になる前に保険の勉強をすべき理由

【社会人1年目】社会人になる前に保険の勉強だけはすべき理由 ~ おすすめ書籍も紹介 ~ - 平太の雑談ブログ

 

 3.まとめ:入社して3年くらいは様子を見てみよう

 奨学金をスムーズに返済するために、家賃・車・保険の3つの固定費に注意が必要です。

 

「社会人になったから車が欲しい、いい部屋に住みたい」という気持ちはメチャクチャ分かります。

 

ただ、大卒給料の手取り額が約17万円とあまり余裕が無い金額です。

 

 

まずは奨学金返済が最優先。入社して2~3年後に生活に余裕ができたら車や良い部屋への引っ越しを考えてみてはどうでしょうか?

 

あなたの給料の手取り額から奨学金返済額を引いた金額で余裕のある生活を送るのが、奨学金返済で苦しまないための重要なポイントです。

 

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