★4日目は、静岡県清水市~神奈川県茅ケ崎市まで自転車で走りました
(静岡県ともおさらばです)
2018年の夏休み。「いつかは自転車旅をしたいな!!」とかねがね思っていた私が、初めてママチャリで長距離を走った話になります。当時住んでいた三重県四日市市から、知り合いが住んでいる神奈川県茅ケ崎市まで自転車旅をしました。
自転車旅4日目は、静岡県清水市~神奈川県茅ケ崎市まで約100kmの道のりを走りました。この日が最終日になります。
真夏の炎天下での自転車旅、本当に疲れましたが謎の充実感だけ残りました。
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①静岡県清水駅~三島まで
(駿河健康ランドの近くの海)
この日も、前日に引き続きの雨。本日は最大の難関・箱根ごえがあるので早めにスタートをしたかったのですが、小雨になるまでホテルで待機してスタートが遅れる。
基本的には、国道1号線沿いを走っていきます。写真近くの興津駅近くの健康ランド付近から自動車専用道路になるので、太平洋岸自転車道に合流していきます。
しかし、この自転車道に合流するのメチャクチャ大変でした。何もしらないで静岡市側から走ってくると、この合流ポイントを見逃し、国道1号線沿いに走り、行き止まりの衝撃的な展開がまっています。
私は、グーグルマップにも騙され、ここで30分くらい道に迷いました。健康ランド側の反対側の歩道から自転車道に合流するのが正解です(写真の左側の橋を渡っていきます)。
また、薩田峠経由でも沼津方面へ行けます。
この旅から1年後の2019年夏にこの薩田峠経由で走ったことがありますが、峠から見える海の眺めが良かったです。
(富士川の様子)
自転車道を抜けると、後はひたすら国道1号線をひたすら走っていきます。かなり急いで走っているつもりですが、3日間の疲れからか全然スピードが出ず。女子高生らしき人に抜かれる状態。日焼けもひりひりして痛い。
天気も悪いので、景色も全然楽しめない。山の景色も雲か霧かでおおわれている。雨も降ったり、止んだりで最悪だ。それでも、頑張って前に進みます。
沼津市の交差点での信号待ちの時に、怖い人に絡まれるアクシデントが発生。真夏にチャリで走っているのが珍しかったのか、クラクション連発で私が反応してくれるのを待っているようです。
もしかして知り合いの可能性も0.5%くらいありましたが、無視しました。幸いにも信号が青になった時には去っていってくれたのでホッとしました。
三島市に入って、ココから箱根越が始まります。この時点で夕方の16時くらい。箱根越えにビビり御殿場経由で帰るか迷っていた30分など、思いのほか全然進みませんでした。
箱根の入り口でひと休憩して、勇気をもって箱根超えに挑戦します。疲れ、日焼け、天候と最悪の状況で自転車で箱根峠を超えていきます。
②三島~小田原 天下の箱根ごえ
三島駅周辺で飲料・食料を買い込み、携帯のグーグルマップだけを頼りにひたすら上って行きます。正直、どういうルートで走ったかあまり覚えていません。途中から霧が出て周りが何も見えなかったからです。


箱根の上り始めは軽快に走っていきます。遠くに見える雲の様子が怪しくてかなり先行が不安になります。
箱根まで4kmの看板が見えてきたころには、霧まみれになっていきました。周囲が霧のため、遠くの様子が全く見えません(そのため、こっからは写真もとっていません)。ほとんど何も見えない状況の中、ひたすら自転車を押して歩きます。
あと〇kmの看板も、車の光でやっと見える状況です。自転車ブログにある「最高地点」の看板で記念写真も、まわりの箱根ならではの景色も何も堪能しないまま、苦しい状況ひたすら自転車を押して歩いていきました。
そうこうしているうちに、芦ノ湖近くのセブンイレブン元箱根町店に到達しました。霧のため、芦ノ湖があることも気づかず、コーラ2本かって体力をチャージしていきます。
セブンイレブンからも少し上り坂があったと思いますが、ちょっと頑張ったら下り坂になった記憶があります。本格的に坂を下り始めたのが20時すぎです。約4時間峠を登っていたのが、今となっては我ながら凄いと思います。
写真のように、当たりが本当に暗く、メチャクチャ怖かったです。途中まで霧も濃かったし。ブレーキをかけまくって可能な限りゆっくり走って行きます。
途中にあった神社で、無事に箱根を下れることを願い、セブンで購入したもう1本のコーラとメロンパンを食べてチャージします。残りの下り坂を慎重に走っていき、観光スポットの箱根湯本あたりで、一安心し、小田原までなんとか到着しました。
③小田原市~茅ヶ崎市
小田原から知り合いの茅ケ崎の家まで国道1号線を使い走っていきました。大学が神奈川県のため、このあたりは非常に知っているので最後の力を振り絞り走っていきました。
知り合いには、「やべーやつやん!!」と言われ英雄扱いされました。いったん知り合いの家に自転車を置かしてもらい、転勤先の千葉のアパートが決まった9月に茅ヶ崎から千葉まで自転車で走っていきました。
これで、4日間の三重県から神奈川県までの自転車旅を無事に完走することができました。一人ボッチで寂しいという理由で旅を共にしたぬいぐるみ達は今も大事に部屋においてあります。
まとめ
「いつかはやってみたい」と思って始めた自転車旅ですが、思ったよりはキツク無かったなというのが正直な感想です。自転車から降りると、お尻痛いし疲れたでふらふらですが、自転車に乗り、ペダルをこぐと意外と進めちゃいます。
そして、謎の充実感が湧いてきます。自分の力で走り切った高揚感がいっぱいです。
その充実感ゆえか、2018年冬の千葉から京都のママチャリ往復旅、ちょうど一年後の2019年夏に千葉~浜松ママチャリ往復旅に出かけています。
コロナが収束したら、フェリーを使って、徳島または北海道あたりまで自転車で旅したいなと思っております。また、霧のために箱根の風景をまったく楽しめなかったので、またいつか箱根を自転車で超えていきたいなと思っております。
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