この記事では、「溶接管理技術者試験の再認証試験って実際どうなの?、勉強しなくていいの?」という疑問を解決することが出来ます。
溶接管理技術者は認証されてから5年を経過する前に、再認証審査を受け資格を更新する必要があります。
再認証審査には書類審査を行った上で、評価試験(ガイダンス、問題演習、筆記試験)を受けて合格しなくてはいけません。
【参考HP】
この評価試験に申し込んだは良いものの、筆記試験のために事前に勉強すべきか迷っていると思います。
結論から言いますと、溶接管理技術者 WES1級・2級ともに筆記試験の問題と解答を当日に教えてくれるので、勉強する必要は全くありません。
しかも、配布される資料や参考書、ノートが持ち込み可能!!
私も全く事前勉強をしなかったため、先日行われたWES2級の評価試験が心配でしたが、筆記試験の内容全部の解答を教えて頂いたため楽勝で乗り切ることが出来ました。
この記事では溶接管理技術者 WES1級・2級の評価試験の実際の流れを紹介しています。
これから受講する方の参考になれば嬉しいです。
①WES1級・2級の再認証審査 (評価試験)の流れ
溶接管理技術者の再認証審査は書類審査を行った上で、評価試験を受講しなくてはいけません。
私は2021年5月の千葉会場で評価試験を受講しましたので、その時の実際の流れを紹介していきます。
千葉会場では下記のスケジュールで評価試験が行われました(途中で休憩時間が適度に入ります)
- 9時30分~11時30分:ガイダンス
- 昼休憩1h
- 12時30分~14時30分:ガイダンスの続き
- 14時40分~16時00分:筆記試験の問題解説
- 16時10分~17時10分:筆記試験
最初のガイダンスは筆記試験とは全く関係ない時間です。
最新の溶接管理に関する知識を講師の方が講義する時間です。
千葉会場でのガイダンスはWES特級・1級・2級の方が同じ会場で同じ講義を受講しました。
ガイダンスが終わり筆記試験の問題解説は最初に1級の問題解説をし、次に2級の問題解説をします。
(特級の方は別室で小論文、1級・2級の方は引き続き同じ部屋で解説を順番に聞きます)
この時間に筆記試験に出る問題と解答を教えてくれるので、合格するために事前に勉強する必要は全くありません。
次項で筆記試験についてより詳しく解説していきます。
②筆記試験の特徴
再認証審査の評価試験では朝イチに3つのテキストを頂きます。
その中の演習問題集から何問かが筆記試験に出る問題で、朝の待ち時間(講習開始前まで)でプロジェクターに試験に出る問題が紹介されています。
その事前に教えて貰える問題をガイダンス終了後に講師の方が1級⇒2級の順番に解説して頂けます。
また、最後の筆記試験には問題集は持ち込み不可なものの、残りのテキスト2冊と個人的な参考書やノートは持ち込みOKです。
そのため、試験に関係のないガイダンスの時間にテキストの空いているスペースに問題を書き写しておき、解説の時間に回答をメモしておくのがおススメです。
③まとめ
この記事では、溶接管理技術者 WES1級・2級の再認証審査(評価試験)について紹介しました。
一番気になる筆記試験ですが、1級・2級ともに講師の方が出題される問題と解答を教えてくれます。
筆記試験時には配布されるテキストが持ち込み可能なため、空いているスペースに問題及び解答を書き込んで試験時間に見ることが可能です。
そのため、再認証審査(評価試験)のために事前に勉強をする必要は全くなく、知識が完全に忘れてしまっても問題無く合格することが出来ます。
「事前に勉強した方がいいのかな?」と心配する必要は全くありません。