【小説】外出自粛の今だからこそ読みたい、私のおススメ長編小説を紹介します

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外出自粛の今だからこそ、普段は読めない長編小説を読んでみてはいかがでしょうか。私が今まで読んできた小説の中で、面白い長編小説を紹介します。

 

 

私のおすすめの長編小説を紹介します

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① 宮部みゆき(著)「ブレイブ・ストーリ(上)(中)(下)」

 

 

 小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通う親友のカッちゃんがいる。街では、建設途中のビルに幽霊が出るという噂が広がっていた。そんなある日、帰宅した亘に、父は「この家を出てゆく」という意外な言葉をぶつける。不意に持ち上がった両親の離婚話。これまでの平穏な毎日を取り戻すべく、亘はビルの扉から、広大な異世界―幻界へと旅立った! 

【「BOOK」データベースより】

 

 

 宮部みゆきの長編小説と言えば、「模倣犯」、「ソロモンの偽証」があります。しかし、私個人の感想は、長編すぎて途中で中だるみしてしまいました。反対に、「ブレイブ・ストーリ」は文庫本で3巻とちょうどよい長さになっています。

 

著者がロール・プレイングゲーム好きとあってか、現実世界を変えるために、主人公が異世界で冒険する様子は、自分がRPGの世界で冒険している感覚を楽しめます。

 

異世界で仲間になる人間ではないキャラクター達が個性豊かで、人間らしさも持ち合わせています。3巻通してとても読みやすく、話がハラハラドキドキして最後は結構感動的な結末になります。

 

「現実世界を変えるために必要なこと」を異世界の冒険を通して出た結論がとても人間味があって「なるほどなー」と妙に納得しました。

 

また、個人的には、「今夜は眠れない」「夢にも思わない」の将棋部のエース島崎シリーズもおススメです。

 

 

② 鈴木光司(著) 「リング」シリーズ 全5巻

 

 

 同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。―そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔

【「BOOK」データベースより】

 

映画「貞子」で有名なホラー小説の原作「リング」。実は私はホラーが苦手で、こういった映画は一切見たことが無かった。

 

会社の先輩から「リング」が面白いから是非読んでくれ!!と言われ、しぶしぶ・ビビりながら読んでみた。

 

小説の「リング」シリーズは現在5巻あり、1巻目の「リング」はホラーの要素があったが、3巻の「ループ」からはSF的な世界観になる。「リング」では、一度見てしまったら一週間後に死んでしまうという呪いのビデオの謎を解くスリリングな展開がとてもハラハラして面白かったです。

 

そのため、ホラーで怖い!!ということはなく、主人公たちが呪いのビデオの真相を解いていく段階が気になり、思わず読み進めてしまいました。

 

2作目の「らせん」3作目の「ループ」では、徐々に呪いのビデオの真相が明らかになっていきます。ただのホラー現象ではなく、しっかりとしたメカニズムによって呪いのビデオの真相が明らかになっていくのがシビレました。

 

「ループ」を読むことで、「なぜ、呪いのビデオを見ると死ぬのか」という理由がはっきりと説明されているところが、ただのホラー小説ではないリングシリーズの魅力だと感じました。

 

③伊坂幸太郎(著) 「ゴールデンスランバー」

 

 

 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。 

 【「BOOK」データベースより】

 

小説の中の世界観がとてもスケールがでかくて、話の展開が面白くて長編だけどすぐ読めます。

 

平凡な主人公がいきなり、首相殺害の疑いで指名手配される。主人公が必死で逃げている間、裏社会の人間が次々出てきます。

 

スリリングな話の展開の中で、「誰を信じるべきか」という事が作中でずっと問われており、主人公や周りの選択になるほどと感心します。

 

また、最後のクライマックスの展開は涙無しには語ることができません。「マジか!!」と思わず思い、泣いてしまいました。

 

 

④東野圭吾(著) 「白夜行」

 

 
 
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。                          【「BOOK」データベースより】
 

東野圭吾の長編小説といえばド定番の「白夜行」。幼馴染のド貧乏の家に生まれた雪穂と質屋の息子・桐原の2人が繰り広げる数々の犯罪が、19年にもわたって描かれています。

 

光を求めて、手段を選ばずに華やかな世界へ進出する雪穂とは対照的に、裏社会の世界で生きていく桐原。

 

一見別々の道を進んでいるように見える二人だが、実は裏でつながっており、数々起きる犯罪が話が進むにつれてつながっていきます。

 

陰で雪穂を支える桐原。なぜ彼はそこまで、雪穂のことを想うのか。数々の犯罪が明らかになっていき、その事実が明らかになったとき、とても悲しい気持ちになります。

 

とても読み応えのある長編小説です。また、その続編ではないかと言われている「幻夜」も面白いです。