激熱恋愛漫画の「いちご100%」で私が学んだことを紹介していきます。あの青春シーンが脳裏に蘇ること間違いなしです。
青春恋愛漫画の「いちご100%」から当時大切なことを学びました
「いちご100%」は河下水希先生が作者の恋愛漫画。週刊少年ジャンプから2002年～2005年の間に連載されていました。当時大学生だった私は、メチャクチャはまった漫画になります。
「いちご100%」は、映画監督を夢見る平凡な中学生男子の真中淳平が死ぬほどモテまくる話です。東城あや、西野つかさ、北大路さつき、南戸ゆい、こずえちゃんといった美女達が、主人公である真中淳平を巡り、恋の戦いを主軸に話が進んでいく。
少年漫画にも関わらず、教室やら保健室やら、神社やらでの胸熱なサービスシーンが随所にあふれ、当時の少年達のバイブル的漫画になっていた。教室では、「俺は東城派」などと自分のおしヒロインを語り合うことがジャンプ発売日の恒例行事になっていた。
そんな、私の青春時代のバイブル漫画である「いちご100%」から学んだことを紹介していきたいと思います。
①自分の夢をもち、それに向かって頑張る大切さ
イケメンでもなく、運動も微妙で、平凡な真中淳平は、美女達にもなぜか異様にモテまくる。漫画の世界と分かってはいるが、男として ヒジョーに羨ましい。
学園No.1であり、ラストヒロインでもある西野つかさ曰く、「淳平くんといるとワクワクする」とのこと。
主人公真中は「映画監督になる」という夢を公言し、夢に向かって映像研究部で邁進しています。そんな姿に学園No.1美女の西野つかさが惚れたんではないでしょうか。自分の夢を持ち、それを公言して、夢に向かって頑張る男がモテるのでしょう。夢=目標に置き換えてもいいかもしれません。作品を通してこのことが一番大事だなと感じました。
もちろん、主人公の真中は夢に情熱を向けているだけでなく、正義感や優しさ、リーダシップなども備わっており、メチャクチャいいやつだったりする。そこがモテる理由の一つだったり、逆に優しすぎるがために優柔不断になり、女の子を泣かせることもある。
②自分の想いをしっかり伝える大切さ
主人公の真中に想いを寄せている美女の一人である東城あやは、中学3年間から高校3年の文化際まで主人公に告白することが出来ませんでした。
最終巻で真中は最終的に西野つかさと付き合うことに決めました。当時、我々の周りやネット上でもこのラストヒロインが西野つかさということに賛否両論ありました。
その理由は、真中が最初に好きになった、「いちごパンツ」の美女は東城であり、小説家を目指す東城は真中と唯一将来の夢を語り合えるラお似合いの仲でもあったからです。作中でもその様子はお似合いで、両想いでもありました。中学時代の数学ノートに書いた東城の小説を真中が映画化するという夢は作品の最後まで継続して、メチャクチャお似合いだったのです。
作品を読んでいくとメチャクチャ両想いで、西野つかさと最初別れたのも東城あやに想いをよせていたことが原因だったのです。高校最後の文化祭前に再び西野と付き合う真中でしたが、その間に東城あやが告白できていたら、おそらく真中と東城はつきあってはれてゴールインになっていたのではないかとかってに妄想しているわけです。
③一人の女を愛する大切さ
優柔不断な真中は、真中のことが好きな美女達皆に優しくして、想いを寄せていました。中学3年時に付き合った西野つかさのことを放置し、東城あやに想いを寄せて、そのため西野つかさの方から別れを告げました。
その優柔不断な態度に加え、かなり鈍感で女の子の好意に気づいておらず、そのことにより、北大路さつきや、こずえちゃんといった美女達を泣かせています。
また、「俺は東城よりも西野を選んだと東城に説明した」と西野に説明したにも関わらず、東城あやを家に呼んで家庭教師をやってもらうといったかなりアウトな行動をとり東城とキスをするといったトンデモナイ事件に至ったわけです。
そして、その態度に怒りを感じ、幼馴染の南戸唯から受験当日に仕返しされ結果的に受験に落ちるというしっぺ返しに加え、結果的に彼女でもある西野つかさとも別れることに。私が真中のようにモテることはないと思いますが、一人の女を愛することがいかに大切かを学びました。
④彼女の夢を応援する
自分の夢だけでなくパートナーの夢を応援することも非常に大切だなと感じました。主人公の彼女である西野つかさは、パティシエになる夢をもちフランスに4年間留学します。
当初はフランスに行くことをしぶっていた真中ですが、最終的には西野夢を応援し、真中もまた映画監督になる夢のため、いったん西野との関係性を白紙にして4年間ともに自分の夢のために成長していくことを選んだのです。
フランスに行く空港で、西野を見送る真中のシーンはエロくないのにとても胸熱なシーンだった気がします。自分だけでなく、パートナーの夢を素直に応援する男はかっこいいな思いました。
また、作中では東城の小説家の夢を応援し、2人で切磋琢磨していた。小説や映画の話では2人だけの特別な世界ができていた。真中は東城と約束した数学のノートの小説の映像化する約束のために自信を成長させていた。
夢を語り合い、互いに切磋琢磨して夢に向かって成長する真中は実はカッコよすぎる主人公だったりする。
まとめ 「いちご100%」は名作中の名作漫画です
「いちご100%」の8割はエロいシーンで構成されているといってもいいくらいの漫画だが、実はただの「いちごパンツ」漫画ではないのである。夢を追いかけながら未熟な主人公がヒロインたちと一緒に成長していくちょっと感動する漫画でもある。
東城の告白シーンや西野との関係性を白紙にするシーンなど、高校卒業での卒業生代表の挨拶など作品の後半から、ぐっと読者が泣けるシーンがちりばめられている。
まだまだ語りたいこともあるが、ここはまたの機会にしたいと思います。何歳になっても読みたい「いちご100%」は最高の漫画です。
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