あなたは、「VRに興味あるけど実際に買ってまで遊ぶのはな・・・」と思っていませんか?
実際に私も同じようなことを思っていました。
そんな時、「VRが変えるこれからの仕事図鑑」(著者 赤津慧) という本を読んでみると、不思議なことにVRが楽しめるPSVRをポチってしまいました。
本書には下記3つの魅力があり、「VRは興味あるけど実際に買うのはな・・・」という高い壁をぶち破ってくれます。
- 「VRって楽しそう」とワクワクできる
- VRの始め方をやさしくサポート
- VRに関する仕事を知ることができる
VRはちょっと興味あるなと思っている方は、本書を一読するとワクワクし、VRを体験したい気持ちになります。
そんな本書の魅力をこの記事では伝えていきます。
「VRが代えるこれからの仕事図鑑」の3つの魅力
作者 赤津慧さんの「VRが代えるこれからの仕事図鑑」は、VRを良く知らない方に向けて書かれた本です。
本書には「VRがあなたの生活を楽しませたり、便利になりますよ」というワクワクする未来が沢山紹介されています。
本書を読むことで、あなたは「VR買ってみたいな、体験してみたいな」とおもわず感じることに。
そんな本書には、下記3点の魅力がつまっています。
- 「VRって楽しそう」とワクワクできる
- VRの始め方をやさしくサポート
- VRに関する仕事を知ることができる
それぞれ詳細に解説していきます。
①「VRって楽しそう」とワクワクできる
ゲームやエロのイメージが強いVRですが、実は様々な仕事でVRを利用した便利なサービスの開発が進んでいます。
年々、VR関連サービスの支出額が大幅に増え、各分野でVRが爆発的に普及していくことが予想されます。
2017年に140億ドルだった世界のVR関連サービスの支出額は、2018年に270億ドル、2022年には2087億ドルに達する見通しです。
「VRが変えるこれからの仕事図鑑」p33より引用
本書はタイトルのように、様々な分野の仕事で「VRがこういう風に使われる」という未来が多数紹介されています。
例えば、下記のように私たちの生活がより便利になることを感じることができます。
- 自動車:家にいながらのVRによる試乗、オプションをVRでリアルに確認
- 不動産:VRによる内見
- アパレル:家にいながらのVRによる試着
- 家電:家にいながらの家電の配置した状況を確認
- スポーツ:家にいながらリアルなスポーツ観戦、プロ選手との夢の対決
あくまで筆者の予想で確実な未来ではありませんが、ゲームやエロだけでなく我々の日常の多くがVRで便利になるんだなぁと感じることができワクワクした気持ちで読み進めれます。
もちろん、本書ではアダルト分野の解説もあり抜かりないです。
②VRの始め方をやさしくサポート
本書では、「VRでこんな風に未来は変わるんだよ」というワクワクする未来を紹介するだけでなく、実際にVRの始め方をやさしく丁寧にサポート。
そのため、本書1冊でVRに興味をもち、実際に体験するまでのステップをカバーしています。
VRを体験するには、具体的に以下の2つの方法が紹介されています。
- VR 体験施設に行く (VR ZONE、イベント、家電量販店、個室ビデオ店)
- VRメガネを購入する (VRメガネの詳しい説明あり)
VRをいきなり自分で購入するのはハードルが高いので、まずはVRを体験できる施設でVRがどれくらい凄いのかを感じることが大切です。
また、実際にVRメガネを購入したい方に向けて、メガネの種類や機能、おススメなどVRメガネについて初心者でも分かりやすくかかれています。
そして本書で1番大切なポイントは、VRが出始めていた頃と比べて「ゲーム機を買う値段で高品質なVRを楽しめる」という点です。
本書で一番おススメと言われている「オキュラスGo」は現在販売終了になっていますが、下記の進化版の「オキュラスクエスト2」は4万円以内で購入できます。
PS4と同じような値段で高品質なVRゲームが楽しめることが出来るようになったのが、昨今のVR分野の進化のようです。
③ VRに関する仕事を知ることができる
VRに関する仕事に興味がある方に向けて、「VRに必要とされる仕事」を1章使ってまるまる解説されています。
ガッツリVR関連の仕事をするというよりは、副業的な視点で何か参考になればというスタンスです。
- VRディレクター
- VRエンジニア
- 3Dモデラー
- VRアニメーター
- VR空間デザイナー
こういった何だか難しそうな職種が紹介されています。
(ただ、ツール等は充実しているので絵とかの才能やセンスがあれば取組やすいみたいです)
VR業界はこれから成長する分野にもかかわらず、現状人手不足のためチャンスが転がっている状態だそうです。
ただ、私のようなプログラミングや何のスキルの無い人間にも出来る仕事があります。
それが、「映像を取る」という仕事です。360°カメラが手軽に購入できるようになったため、以前と比べて「映像を取る」という難易度が下がっています。
本書では、この素材となる映像の撮影なら副業でも取り組みやすいと紹介されています。
(編集もソフトで簡単に出来るみたいです)
「VRが代えるこれからの仕事図鑑」の内容
本書は1章~7章で構成されています。それぞれ簡単に本書で学べる内容を紹介していきます。
1章:VRの最前線で一体何が起きているのか!?
1章では最近のVR事情が分かります。
Vチューバと呼ばれるバーチャルアイドルのVRライブ、アメリカ軍のVR導入など、VRの現状と今後の成長予想が描かれています。
「VRの成長ってメチャクチャすごいし、今後もドンドン伸びていくよ。だから一度体験してみてください!!」というのが1章の導入部分であり、本書でのメインテーマです。
また、本書では安価なVRメガネではVRの本当の実力は分からない、全然別問だと指摘しています。
2章:5Gで加速するVR社会
最近よく耳にする5Gという次世代の通信設備により、VRプロジェクトが一気に成長する可能性があります。
多くのVRコンテンツがまだ実証段階のこれからの分野ですが、あと数年後には商品として世に出てくる可能性を秘めています。
「これは妄想ではなく近い未来に起こりうることなのかも」という思いで3章を読み進めていくとよりワクワクします。
3章:VRで変わる業界図鑑
様々な業界において、「実際にVRでどのように変わるのか?」を紹介しています。
ここで紹介されていることの多くが、私たちが商品やサービスを購入する時に益々便利になることです。
こんな風なサービスが今後体験できるんだと思いながら読むと、ぐっとVRを体験してみたい気持ちになります。
4章:VRで新しく生まれる仕事
VRコンテンツを作る上で必要な仕事が紹介されています。
プログラミング初心者の方がVRコンテンツを作るための手順を紹介。
基本的には、コンテンツを作れるエンジニアの方に依頼するのが一般的で、探し方を教えてくれます。
さらに、依頼する上で一番大切なのは「VRを体験したことがあるかどうか」です。
あなたの会社でVRコンテンツを作ろうにも、体験したことないと具体的に依頼することも出来ません。
いずれ会社の会議や教育など、様々なことがVRで置き換わる可能性があります。その前段階としてVRを体験するのが大切なことを実感できます。
5章:VRで変わる働き方
VRによってどのように働き方が変わるのか?
「移動」、「営業」、「無人化」というキーワードに焦点を当てて、VRがどのように応用できるのかが説明されています。
6章:こんなことまでVRが変える
仕事ではなく、あなたの生活がVRでどう変わるか?
「VR婚」、「風俗」、「バーチャル経済圏」というキーワードに焦点を当てて、こんなサービスが出来るかもしれないとワクワクしてきます。
この章で力説されているのは、「エロの力」は物凄いということです。
インターネットを始め、様々なテクノロジーは軍事力とエロを原動力に飛躍的に発展しています。
そのため、この2つの分野が関わっているVRが今後猛烈に発展していくことがほぼ確実です。
7章:VRを始めよう
最終章は「実際にVRを体験するにはどうすればよいか?」が詳しく書かれています。
特にVRメガネの解説はかなり分かりやすいです。
種類だったり、どんなメーカが主流なのか、具体的な商品名が出てくるので実際に購入する時にかなり役立ちます。
私は本書を読んでPSVRを購入しました。
注意点が著者がおススメの「オキュラス GO」という商品が現在販売中止になっています。
現在は、その進化版の「オキュラスクエスト2」というのが現在主流になっています。
(私はエロ専用でコチラも買おうか迷っています)
「VRが代えるこれからの仕事図鑑」がおススメ出来ない方
本書はVRをまだ体験していない初心者向けの本です。
そのため、すでにVRをガンガン楽しんでいる方、VR業界の方(目指している方)には常識的なことばかりで退屈だと思います。
本書にも下記のように書かれています。
企画段階から、対象読者VR業界以外のビジネスマンを想定しており、難しい技術用語をまったく使わない、「VR業界の人が読んだらおもしろくないと思う本を書こう」と決めていました。
「VRが変えるこれからの仕事図鑑」p218より引用
反対に私のようなVRを体験したことが無い人が読むと、ワクワクして「VRが体験してみたい」となります。
私はPSRVRを購入してVRの世界がどんなものか体験してみます
(記事作成時にはまだ届いていません)
まとめ
「VRに興味があるけど買うのはなぁ」という方にぜひ読んで欲しいのが、「VRが代えるこれからの仕事図鑑」の本です。
この本はVRを体験するまでの壁をブチ壊してくれます。
この本を読むことで、私のようにVRメガネを買おうとAmazonでアレコレ見ることは間違いなしです。
中々気軽にVRメガネは買えないので、まずは1400円の本書でVR世界の魅力を感じてみてはいかがでしょうか?