突然ですが、あなたは岐阜県中津川市をご存知でしょうか?
「首都機能は東京から東農へ」がキャッチコピーの岐阜県東農地方という所に中津川市はあります。
クソ田舎なんですが、100名山の一つの恵那山、江戸五街道の一つである中山道の中で観光地が多い妻籠馬込(つまごまごめ)、ちょっと車で走れば下呂温泉と意外と観光に恵まれています。
さらに、2027年を目途にリニア中央新幹線の「中津川駅」が出来き、中津川市へのアクセスがかなり良くなり、より多くの人に中津川市の魅力が伝わると思います。
来るべき日に備えて、この記事では、岐阜県中津川市に遊びに来たときにぜひ食べて欲しい地元グルメを紹介します。
実は、私は地元が中津川市で高校まで住んでいました。他県に住んでいる現在、他県では中々お目にかからない地元グルメがあります。
この記事では、そんな中津川市周辺でしかお目にかからない地元グルメを紹介しています。ぜひ、岐阜県中津川市に遊びに来られたら一度お召しになっていただければと思っています。
岐阜県中津川市のおススメ地元グルメ ベスト3を紹介
中津川市出身の私が、他県では中々お目にかかれない地元グルメを紹介します。
- 栗きんとん
- 栗おこわ
- 五平餅
- 「CANON」のペペロンチーノ
それぞれのおススメポイントと地元グルメにまつわるエピソードを紹介していきます。
①栗きんとん
「あなたの地元で有名なのは?」と聞かれたら、真っ先に思いつくのが「栗きんとん」です。
残念なことに、「栗きんとん」=お節に入っている栗きんとんを思い浮かべる人がほとんどですが、中津川市の「栗きんとん」は和菓子になります(写真参照)。
実は、中津川市は栗の産地で有名で、「栗きんとん」を代表とする様々な栗菓子が売られています。
小中学生の時のセレクト給食で「栗きんとん」が選べるほど有名。
クリスマスの日の給食で、3種類のケーキ及び「栗きんとん」から好きなデザートを一つ選ぶセレクト給食があったほど。
地元の人は「栗きんとん」を自宅で作り、他県へのお土産として「栗きんとん」の二大名店の「川上屋」と「すや」から買っていくという流れが多いです。
ただ、栗は秋の旬な時期を逃すと楽しめないのが注意点です。
参考ページ:栗のまち中津川 | 中津川観光協会公式Webサイト
②栗おこわ
栗が好きな方は「栗おこわ」がおススメです。
私たちは「栗ごはん」と呼んでいて、今思えば「栗ごはん」って他県で食べたこと無いなと思う地元グルメです。
単純にご飯の中に栗が入っているだけですが、私は結構好きでした。
栗の時期になると給食で定番メニューとして出てくるほど。
最近では、「栗ご飯」が食べれる食事処があるみたいです。
私は家で料理されたものしか食べたことないので、どの店が美味しいかは分かりませんので、下記の記事を参考にしてみてください。
参考記事:中津川栗おこわパンフレットができました | 中津川観光協会公式Webサイト
③五平餅
岐阜県民のソールフードの「五平餅」。
「五平餅」は、お米をつぶしたものを串につけ、タレをつけて焼いたものです。
岐阜の地域の中でも丸型とワラジ型で形が違いますが、中津川市は丸型の五平餅です。
「五平餅」は岐阜県だったら食べれますが、中津川市にある「おふくろ」という五平餅の名店がメチャクチャ美味いです。
両親と良く行っていましたが、昼時にいくとメチャクチャ人が大勢いてかなり待ちます。
また、小学生の低学年の時に両親と「おふくろ」にいった際に、案の定人がメチャクチャいたのですが、「小さいお子さんがいるから」とコッソリ他のお客さんより先に数本作ってくれた思い出があります。
中津川市で五平餅を食べる時は、「おふくろ」しか選択肢がありません。地元の人間も多数認める名店です。
熱々の「五平餅」は最高ですよ
「おふくろ」のホームページ:中津川名物 五平餅のおふくろ
④ CANONのペペロンチーノ
中津川市の名産・名物というわけではありませんが、私が30年間生きてきて一番美味しいペペロンチーノが中津川市にある「CANON」というパスタ屋さんです。
私の実家は基本的に外食はしないのですが、「CANON」と五平餅の「おふくろ」はよく行っていました。
「CANON」のペペロンチーノに大量にかかっているチーズとほうれん草がもう最高すぎです。
積極的にパスタ屋さんに通っている分けではありせんが、私の人生の中で「CANON」のペペロンチーノがダントツでNo.1です。
ちなみに、ペペロンチーノ以外のメニューは食べたことないので、美味しいかは分かりません。
リンク先:CANON (カノン) - 中津川/パスタ [食べログ]
番外編:実は昆虫食も有名です (興味のある方はどうぞ)
テレビでたびたび特集される昆虫食。山間地では昆虫食の文化が根付いてたりします。
岐阜県中津川市も山間地で、「イナゴ」や「ヘボ(蜂の子)」を食べる文化があります。
全ての人におススメはできませんが、昆虫食に興味がある方は中津川市で有名な昆虫食を食べてみてください。
①イナゴ
幼稚園の時の定番行事が「畑でのイナゴ取り大会」。
幼稚園が借りている畑で、誰がイナゴを沢山とれるかという大会です。
イナゴを入れる筒を手作りで作り、大会後には佃煮にして食べるという幼稚園のメイン行事です。
幼稚園から高校生まで食べましたが、「こうばしくて意外と美味い」が感想です。
今ならお酒のツマミに良いかもしれません。
②「ヘボ(蜂の子)」
クロスズメバチの幼虫をヘボと言い、山間部を中心に様々な県でヘボを食べる習慣があります。
岐阜県では、中津川市と隣の恵那市でヘボを食べる習慣があります。
特に恵那市では、ヘボに関する祭りやヘボを使った郷土料理があります。
電車や車ですぐなので、興味がある方はぜひ行ってもいいかもしれません。
私の家族は食べる習慣が無かったので、私は食べたことがありませんので味がどうなのかは分かりません。
(幼稚園でもヘボを食べることは無かったです)
まとめ
現在他県に住んでおり、地元が岐阜県中津川市の私がおススメする地元グルメ4選と中津川で有名な昆虫食を紹介しました。
中津川市には、中山道を中心に自然豊かな観光スポットがあります。
いずれリニアで東京から一本で中津川に来れる日が近づいてきています。
ぜひ中津川に来られた時には、地元グルメを堪能して頂けると嬉しいです。