「いちご100%」は河下水希先生が作者の恋愛漫画。
週刊少年ジャンプから2002年~2005年の間に連載された超人気漫画。
当時大学生だった私がメチャクチャはまった漫画です。
「いちご100%」は、映画監督を夢見る平凡な中学生男子の主人公・真中淳平が4人の美女達とくりひろげる恋愛模様に焦点を当てた漫画。
平凡でさえない真中が、なぜか美女達にモテモテ。
真中は最後にどの美女を彼女にするのか?というラストヒロイン騒動が話題に。
日本全国で熱い論争が繰り広げられた
この記事では、真中が選んだラストヒロインである「西野つかさ」の名言・名シーンをまとめてみました。
西野つかさの人物像
西野つかさは学年No.1のアイドル。
中学時代は主人公・真中と同じ中学、高校はかなり偏差値の高い桜海学園に入学。近隣の高校の男子生徒が放課後になると学校に押し掛けるほどの人気。
実はかなりの努力家で頑張って受験勉強をして難関高校の桜海学園に合格。
将来の夢はパティシエだが、連載当初の料理の腕前は最悪。
努力に努力を重ねて料理の腕を磨いた。
学年No.1のアイドルがなぜ真中と付き合い、別れた後も真中に夢中になっていたのはなぜなのか?
それは読者の中の最大の疑問であり、その思いの中には嫉妬も含まれている。
「ワクワクさせてくれそうだから」というのが理由らしい。
落語が好きだというちょっと変わった一面もある。
西野つかさの胸アツな名言・名シーン10選を紹介
①好きな人のために自分の人生合わせて生きてくのってつまんなくない?
(集英社文庫 いちご100% 2巻 第17話より)
中学時代に付き合っていた主人公・真中と一緒の高校へ行くために泉坂高校を目指した西野だったが、親の勧めで受験した桜海学園高校に実は合格していた。
桜海学園は泉坂高校より偏差値が高く、彼氏の真中と一緒に泉坂高校へ行くのではなく桜海学園高校に行くことを決意。
泉坂高校の合格発表を見に行った時の帰り道に、皆の前で泉坂高校へは行かないと伝えた時のセリフ。正直、カッコイイセリフ。
恋のライバルである東城が、真中と映画を作るために桜海学園から泉坂高校へランクダウンしたのとは対照的な結果に。
②あたし やっぱり淳平君のことが好き
(集英社文庫 いちご100% 2巻 第26話より)
作中前半の名シーン。
西野と付き合っているにも関わらず、東城のことが好きな真中。
高校生になり4か月ほど西野と会っていなかった真中の元に西野が会いにくる。
西野は真中が東城が好きな気持ちに気づいており、別れに伝えに来たのがが・・・
絡んできた男連中から西野を助けたこともあり、真中への好きという気持ちに嘘がつけずに思わず口に出してしまったセリフ。
西野の可愛さにやられたのと同時に、やたらと真中に腹がたってしょうがない読者が多かったのではないでしょうか?
③これから素敵な恋が始まりますように
(集英社文庫 いちご100% 5巻 第70話より)
(集英社文庫 いちご100% 5巻 第70話より引用)
とうとう2股をかける真中に嫌気がさし、真中と別れた2西野だが、バイト先が近く2人で会うことが増えていった。
高校2年の夏合宿にヒロイン役で参加した西野、映研メンバーと一緒に肝試しをすることに。
真中とペアを組んだ西野が、肝試しスポットの恋愛成就の池で願ったこのセリフ。
実は真中のことに未練があり、真中との恋の復活を願う。
これから西野との恋が始まりそうな、そんな素敵なシーン
④逃げちゃダメだよ
(集英社文庫 いちご100% 5巻 第74話より)
個人的に結構すきな名言。
西野とプールに行った真中だが、実はまったく泳ぐことが出来ずにおぼれかける。
泳げるようになることを諦めた真中に言ったセリフがこちら。
そして、次にこんなセリフが続く
できないということは恥ずかしいことかもしれないけど
習ったり練習したりするのは意外と楽しいことだったりするかもよ?
(集英社文庫 いちご100% 5巻 第74話より引用)
料理がメチャクチャ苦手な西野が、料理教室で基本を習うことで上手になったからこそ説得力のあるセリフ。
⑤抱くっていうのは こういうことだよ 淳平くん
(集英社文庫 いちご100% 5巻 第77話より)
西野の家に呼ばれた真中が、西野のバイト先のイケメンパティシエと抱き合っている姿を見て家から逃げてしまった。
後日バイト先で真中と会った西野は、なぜ逃げたのかと聞き、パティシエと何も無かったことを説明する(ゴキブリが出て思わず抱きついてしまったとのこと)
そして、抱き合うってこういうことだよ?と勘違いした真中に抱きついた西野。
はぁ~、俺もそんなシチュエーションこないかな
「抱くっていうのは こういうことだよ 平太くん」
なんて・・・普通にきもいな。
⑥ねえ あたしの方が変な気持ちになってたらどうする・・・・?
(集英社文庫 いちご100% 6巻 第89話より)
泉坂高校の修学旅行と桜海学園の修学旅行の行き先がかぶってしまい、東城と真中がキスしそうになる場面に出くわした。
真中と無性に会いたくなった西野は、退学を覚悟で夜な夜なホテルを抜け出し真中と次の日に一緒にデートすることを約束する。
一緒に観光していた西野たちだが、神社にて両高の先生がそこに現れ、急いで隠れることに。
かなり密着した状態の西野と真中。
西野が真中がムラムラしないように注意するも、実は自分も変な気分になっており、このセリフを真中に言ってしまう。
あー青春してんな!!
⑦・・・その時はヒーローが助けてくれるんじゃない?
(集英社文庫 いちご100% 7巻 第116話より)
とある雑誌にて、西野がバイト先のイケメンパティシエと結婚するというデマの記事が出てきた。
ありとあらゆる西野ファンの男たちが学校に押し掛けてきて騒動に。
西野の友達のトモ子が「力では敵わないから男をなめないほうが良いよ」、「突然襲われたらどうすんの?」と忠告する
その時に、西野が言ったセリフがこちら。
(もちろんヒーローはイケメンパティシエではなく、真中のこと。)
その後に西野が男性に絡まれたところを真中が助けにいくという神展開へ
⑧いろいろなことがあったけど ずっとずっとキミのことがすき!!
(集英社文庫 いちご100% 9巻 第142話より)
(集英社文庫 いちご100% 9巻 第142話より引用)
西野の名言・名シーンで一番最高のシーン。
いちご100%史上最高の名言といっても過言ではありません。
誕生日に水族館に行くことになった真中が、待ち合わせ場所で塾で一緒のこずえちゃんとイチャイチャしている姿をみて嫉妬する西野。
水族館にいってもカップルばかりで嫉妬心が収まることが無い西野。
水族館から出た後に、急に思いがこみ上げてきて公園に走り鉄棒の前で立ち止まる西野。
おもむろに懸垂しようとする西野。
しかし、女子の力では懸垂が難しく真中が「無理だって・・・」と止めるように注意する。
しかし、西野はやめることなく、懸垂を成功させる。
淳平く・・・ん
真・・・中・・・淳平く・・・ん
いろいろなことあったけどずっとずっとキミのことが好き!!
もう一度あたしを淳平くんの彼女にしてください・・・・・・っ!!
(集英社文庫 いちご100% 9巻 第142話より引用)
この告白は、中学時代に真中が懸垂して西野に告白する方法と一緒。
この懸垂告白はいちご100%の中で最高の名シーン。
実はこれが西野の人生初告白
⑨じゃあ見てもいいよ
(集英社文庫 いちご100% 10巻 第154話より)
再び真中と付き合うことになった西野。
しかし、文化祭で東城のことが好きな真中に気づき途中で帰ってしまう。
この日の夜に真中が、東城では無く西野を選んだことを家まで伝えにくる。
親がいないことを理由に家に上がる真中。
西野が自分の胸が小さいことを悩んでいるときに、真中から「そんなことない、西野がいい、西野くらいがいい」と必死にフォロー
その時の西野の一言がこちら。
少年漫画にも関わらず、一線をこえてしまった・・・・と妄想が止まらない描写で読者が一番興奮した場面。
⑩あたしがフランスに旅立つまでは あたしは淳平くんの彼女だからね!
(集英社文庫 いちご100% 10巻 第164話より)
(集英社文庫 いちご100% 10巻 第164話より)
結構感動するシーン。
真中の一方的な思いで2度目の別れを告げられた西野
自分の将来の夢を本気で追いかけたい真中は、西野が留学している間に頑張るために別れを決意。
大好きな真中から別れを言われたにも関わらず、「フランに旅立つまでは あたしの彼女だよね」と言って真中の夢を後押ししてくれる西野は最高すぎる。
最終巻はかなり感動するシーンが多いのでほんと泣けますよ。
もういちど「いちご100%」を振り返りたい方は全巻セットがおススメです。
あのちょっとエロいシーンや感動シーン、今見てもメチャクチャいいですよ。
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