【既卒就活】派遣社員から正社員への道は無理ゲーである3つの理由

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あなたは正社員の内定が取れず、ひとまづ派遣社員で働いてから正社員を目指そうと考えていませんか?

 

結論から言うと、派遣社員から正社員へのステップアップは既卒就活で正社員の内定を取る以上に難しいのでおススメ出来ません。

 

その理由は会社としては派遣社員を正社員に登用するつもりが最初からない上に、派遣で働いている期間が職歴とカウントされないことが多いからです。

 

悪い言い方ではありますが、派遣社員はフリータと一緒のような扱いになってしまいます。

 

長く働いてもアルバイトから正社員になれず、フリータ期間が長くなることで正社員への道が厳しくなるのと一緒のことです。

 

そのため、派遣社員から正社員の道を目指すよりも、今頑張って正社員への内定を目指す方が近道だったりします。

 

この記事では具体的に派遣社員から正社員への道が無理ゲーである理由を詳しく紹介しています。

 

この記事の作成者

私は27歳既卒で人生初の就職活動を始め、半年後に正社員の内定を頂くことが出来ました。

 

私の既卒就活の経験談を元に様々な既卒就活に関する記事を発信しています。

 

 

派遣社員から正社員への道が無理ゲーである3つの理由

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現在の既卒就活が上手く行かず、将来への不安から派遣社員で働きながら正社員を目指すことを考えていませんか?

 

しかし、派遣社員から正社員へのステップアップは非常に難しいです。

 

その理由は次の3つあります。

 

  1. 会社側は派遣社員を正社員にしようと考えていない
  2. 派遣社員の職歴が評価されない
  3. 派遣社員で長く働くほど転職活動に不利になる

 

それぞれ詳しく見ていきます。

 

①会社側は派遣社員を正社員にしようと考えていない

そもそもの大前提として、派遣社員を正社員にしようと会社側は考えていません。

 

会社側が派遣社員の方に求めていることと、正社員の方に求めていることが違うからです。

 

正社員の方には将来会社を成長させてほしいと期待されていますが、派遣社員の方には単純に労働力としてしか見られていません。

 

会社側からしたらアルバイトを採用しているのと一緒の感覚で、コンビニのレジ打ちする人が足りないからアルバイトを雇うようなものです。

 

例えば、「ローソンで働いているフリータの方を社員にしよう」なんてことがあるのでしょうか?

 

派遣社員から正社員に登用されるという事は、アルバイトを正社員にすることと一緒でかなり珍しい例だと思います。

 

 

 

もちろん派遣社員から正社員に登用される実例は当然あります。

 

派遣された会社が派遣社員を正社員に登用する実績があれば可能性はありますが、現時点でそういう実績がある会社に派遣されるのかも分からない状態では運ゲーでギャンブルに近い状態です。

 

そんな不確かな状態で派遣社員で働くことに将来をかけるのは危険すぎます。

 

紹介予定派遣も必ず正社員になれるわけでは無い

直接登用されることが前提の紹介予定派遣という制度があります。

 

数か月間を試用期間として会社に派遣され、その期間が終わるまでに直接雇用するかどうかを会社側が判断する制度です。

 

 

【参考記事】

紹介予定派遣と派遣の違いについて教えていただけますか? - 株式会社プラスアド | いまに挑み、みらいを創ろう。

 

 

この紹介予定派遣の制度も確実に正社員になれる訳はないので注意が必要です。

 

企業側が採用を断ることも出来ますし、あくまで直接雇用なので正社員じゃなくて契約社員で採用される可能性もあります。

 

下記の記事によると、紹介予定派遣で働いたことがある人の半分以上の方が契約社員としての採用されたというアンケート結果が。

 

 

【参考記事】

紹介予定派遣って本当に正社員になれるの?派遣社員402人に聞いてわかったメリットと注意点

 

 

せっかく正社員を目指していたのに契約社員での採用では、働いた試用期間が無駄としかいいようがありません。

 

100%正社員で採用される訳ではないのなら、その試用期間分がむしゃらに正社員の就活を頑張った方が意味があるのではないでしょうか?

 

 

②派遣社員の職歴が評価されない

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派遣社員の職歴が評価されないことが多く、転職活動で不利な状況になる可能性があります。

 

その理由の一つが誰でも出来るような単純作業であることが多く、転職でアピールできるようなスキルが身につかないからです。

 

派遣会社の方がよく使う「スキルを磨いて正社員へ」という悪魔の言葉を信じてはいけません。

 

【参考記事】

疑問解決!職歴がない既卒は派遣社員でひとまず働くべきか?

 

そもそもの話が、単純な労働力でしかない派遣に正社員を超えるような重要な仕事やスキルを経験させることは中々ありません。

 

それならば、会社としては派遣の方を採用するよりも、同じ業界の正社員の方を採用した方が良いと考えるのが普通です。

 

私が既卒就活時に読んでいた就活本の中で、正社員から正社員への転職は出来るが、派遣から正社員は非常に難しいと書かれていたことが印象に残っています。

 

派遣社員での職歴が評価されずに将来的に転職活動が不利になるのならば、今現在の既卒就活を頑張った方が将来のためになります。

 

 

③派遣社員で長く働くほど転職活動に不利になる

派遣社員の職歴が評価されず、たいしたスキルが取得出来ないのなら、派遣社員でいる期間が長ければ長いほど転職活動はますます不利になります。

 

長期間フリータで働いている方が中々正社員の求人に採用されないのと一緒の考え方です。

 

私はリーマンショック世代のため、周囲で派遣や契約社員になっている方が多いです。

 

その人たちが現在どうなっているかというと、約10年間派遣や契約社員のままだったりします。

 

 

既卒就活が中々上手くいかないことを理由に、まず派遣社員で働いてから正社員を目指すのは将来的に考えてリスクがあります。

 

現在メチャクチャ苦しくて不安だと思います。

 

しかし、派遣社員で働くことで不安が消える訳ではなく、今感じている苦しみや不安がずっと続きます。

 

そのため、正社員での就職を目指しているのならば、絶対に諦めずに既卒就活を頑張った方がいいです。

 

 

まとめ

この記事では、派遣社員から正社員への道が無理ゲーである理由を紹介しました。

 

会社から見たら、派遣社員はアルバイトと一緒でただの労働力でしかありません。

 

そのため、転職でアピールできるスキルが取得出来る訳でなく、派遣で働いた期間を職歴として評価もされません。

 

長期間フリータをしている方が就活で不利になるのと同様に、派遣社員から正社員へ転職活動が非常に難しく厳しい戦いになることでしょう。

 

 

現在の既卒就活が中々上手く行かず、一旦派遣社員で働きながら正社員を目指そうという気持ちも分かります。

 

しかし、派遣社員として働いても、結局は今以上に正社員への転職が不利になる可能性が高いです。

 

それならば、今の既卒就活で何が何でも正社員の内定が得られるまで頑張った方が将来のためになります。

 

派遣会社の「派遣でスキルUPして正社員」というキャッチフレーズを信じてはいけません。

 

 

仮に、あなたの中で今の既卒就活が詰んでいる状態であれば、下記の既卒就活本を読んでみてはどうでしょうか?

 

 

既卒者が良い就職をするための方法・アドバイスが詰まっています。

 

私も既卒就活の時に読んで、27歳で人生初の正社員の内定を頂くことが出来ました。

 

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