会社命令で受験した資格試験に落ちてしまった時、どう上司に報告すべきか悩みませんか?
出来ることなら怒られずに済むのが一番ではありますが、世の中そんなに甘くはありません。
部下が試験に落ちたことを怒る(注意する)ことも上司の仕事の一つであり、全く怒られずに済むことは中々ありません。
そのため、ある程度は怒られることを覚悟しつつ、必要以上に怒られないように報告することが一つのポイントです。
具体的に言いますと、次の3つのことを順番に報告しておけばOKです。
- 「試験に落ちた」という事実だけをまず伝える
- 落ちた原因
- 次回の試験に合格するための対策
この時、色々な言い訳を並べたくなる気持ちも分かりますが、どうせ火に油を注ぐだけですので、必要最低限のことだけを報告するべきです。
それぞれ具体的にどういう風に上司に報告すれば良いのかを説明してきます。
①「試験に落ちた」という事実をまず伝える
真っ先に上司に報告すべきことは「試験に落ちました」という事実だけです。
とりあえず「試験に落ちた」ということを報告し、後は流れに身を任せて上司に聞かれたことだけ答えればOKだと思います。
この時、自分自身を守るために言い訳を言ってしまいがちですが、火に油を注ぐだけなので意味がありません。
冒頭でも言いましたが、上司は部下を怒ることも仕事の一つなので、ある程度怒られることは避けられません。
特に「仕事が忙しくて・・・」とついつい言いがちですが、これもただの言い訳でしか無いので言わない方が良いです。
(仕事が忙しい中でも合格する人はいますので)
上司には「試験に落ちた」という事実だけを伝え、後は上司に聞かれたことだけを答える方がケガする確率は低いです。
意外と「ちゃんと次頑張れよ」で済むことがあるので、余計なことを言わない方が得策です。
➁不合格の原因
ここからは上司に聞かれたら答えれば良いのですが、不合格の原因は上司に良く聞かれる内容です。
勉強計画が甘かったとか、勉強していなかったなど、色々な原因があると思いますが、自分のためにも正直に答えるのが1番だと思います。
よく聞くPDCAのC(評価)にあたる部分で、次の試験に向けてどう改善すべきかを判断するのに重要です。
そのため、上司に報告する前にしっかり不合格の原因を振り返っておきましょう。
ただし、①でも言いましたが、「仕事が忙しかった」ということは言うべきではありません。
上司からしたら言い訳にしか聞こえませんし、仕事が忙しいといって試験に落ちて良い理由にはなりません。
「仕事が忙しい」と上司に伝えるくらいなら、「全然勉強していませんでした」と報告する方が大分マシです。
上司側も勉強していないことは予想していることですし、そっちの方が潔くて好感が持てます。
③次回の試験に合格するための対策
試験に不合格になった原因を上司に報告した場合、次に必ず返ってくることは「次に合格するためにどうするのか?」ということ。
➁と③はセットで問われる内容。
➁で分析した原因を元に、次の試験で合格するにはどう勉強すべきかを見つける必要があります。
「勉強時間を確保するために仕事終わりに会社で勉強する」とか色々あるかと思いますが、正直にどう試験勉強と向き合っていくかを答えればOKです。
当然ですが、同じ試験に何回も落ちれば落ちるほど、上司や会社からの評価は下がっていきます。
(私の後輩は同じ試験に8回も落ちたせいか、後輩の方が先に昇格してドンドン抜かされている状態)
あなた自身のためにも、次の試験では絶対に合格するための対策を考えて実戦してみてください。
次回合格するために勉強法を見直すことは非常に有効
資格試験に不合格になれば、上司から何かしら怒られることは避けられません。
不合格になった部下を叱るのも上司の仕事ですし、周囲が合格しているなら苦言を言われても仕方ない部分があります。
不合格になったことはツライ事であり、めちゃくちゃ落ち込みます。
ただ、ここで一番大事なことは「次は絶対に受かる!!」ということです。
同じ試験に連続で不合格になってしまえば、次は凄くキレられるかもしれませんし、上司からの信頼や評価がドンドン下がっていくのは間違いありません。
次の試験は絶対に合格しにいく必要があり、そのための一つの対策として勉強方法を見直すということが考えられます。
私はこれまでに25個の資格試験に合格してきましたが、周りで資格試験に落ち続けている人は勉強方法が悪いなと感じることがあります。
忙しい社会人の方が「効率のよい資格勉強法」を身につけておくことは決して損はしませんし、次の試験に向けても役立ちます。
私も何冊か資格勉強法に関する本を読んで自分自身の勉強に取り入れていますが、その中で1番オススメなのはコチラの書籍です。
資格試験に合格するために、テキストと過去問集をどういう風に進めていけば効率良く勉強出来るのかが書かれています。
また、社会人の方が間違えやすい勉強法についても詳しく解説されていますので、仮に非効率な勉強法をしている場合は今すぐ治すことが可能です。
社会人になると勉強方法を見直す機会はありません。
(箸の持ち方が変な大人が自分が変だと気付かないのと一緒です)
私の会社にも「絶対この勉強方法ダメだろ」という人が何人もいますが、その人たちは勉強方法に疑問を持たないまま、何度も同じ試験に落ちています。
(試験が難しいやら頭が悪いやらで片付けられます)
そのため、今回の資格試験の不合格を一つのきっかけに、今までの勉強方法を見直すことは大切なことだと私は考えています。
資格試験に落ちて「上司にどう報告しようか・・・」と悩まないためにも、効率の良い資格勉強法を身に付けて、次は「合格しました!!」と報告できるようにリベンジしてみてはどうでしょうか?
あなたが見事リベンジ出来ることを願っております。