【放射線取扱主任者】2種を飛ばして1種をいきなり受験すべき3つの理由

※ 当ブログには、アフェリエイトリンクによるプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

 

 

第1種放射線取扱主任者を目指している方、第2種に合格してから挑戦するか、いきなり挑戦しようか迷っていませんか?

 

実は、最終目標が第1種合格ならば、第2種からステップアップを狙うよりもいきなり第1種のテキストを購入して勉強した方が効率的です。

 

その理由は次の3つあります。

 

  1. 第2種も結構難しい
  2. 第1種の方が参考書がそろっている
  3. 受験期間が長くなる

 

 

私も第2種を経由して第1種を取得しましたが、いきなり第1種から目指しても全然OKだと感じました。

 

特に、第2種を経由することで最低でも2年は勉強期間が必要ですし、2年目に第1種に合格出来る保証もありません。

 

そのため、第2種を取得するメリットが無いのならば、いきなり第1種を受験した方が時間や金銭面の点で有利なのは間違いありません。

 

当記事では、第2種を経由せずに第1種をいきなり目指してもOKな理由を具体的に解説していきます。

 

 

当記事の著者情報

 

2018年に働きながら第2種放射線取扱主任者試験に合格。

 

4年後の2022年に約半年の勉強で第1種放射線取扱主任者試験に1発合格。

 

第2種と第1種の両方を受験した経験から、第1種をいきなり目指すべき理由を当記事で解説しています。

 

【第1種合格体験談】

【1種、2種対応】放射線取扱主任者試験にオススメのテキストと問題集を紹介します!! - 平太の雑談ブログ

 

 

 

 

 

理由①:第2種も結構難しい

第1種を受験する前に第2種を経由してステップ・アップしていきたい気持ちはとても分かります。

 

第1種よりも第2種の方が試験範囲は広いので、第2種の方が試験問題は簡単なイメージをお持ちだと思います。

 

ただ、第2種は第2種で試験範囲が密封泉源に限定されているため、実は細かい問題が出題されます。

 

さらに、計算問題では遮蔽に関する複雑な計算問題が毎年出題されたり、第1種に合格した人でも解けない問題がある位です。

 

 

コチラの「文系から放射線取扱主任者へ」というブログの中でも、「第2種は細かい知識が問われるので第1種とは別の難しさがある」と記述されています。

 

【参考記事】

文系から第1種放射線取扱主任者へ 第2種を取ってからと考えている方に

 

 

 

また、私が第1種放射線取扱主任者講習を受講した時にも、ある講師の方が「最近の第2種は難化しているので、第2種を取得する意味が無くなっている」とおっしゃっていました。

 

私は第2種を経由してから第1種を受験しましたが、確かに直接第1種を狙っても問題ないなと感じました。

 

第2種には第2種の難しさがあるため、第1種が最終目標なのに第1種では出題されない問題に時間をかけるのは正直無駄かと思います。

 

 

➁第1種の方が参考書がそろっている

第2種よりも第1種の方が参考書がそろっており、効率的に勉強出来るテキストがあります。

 

私は第1種の勉強にマスター・ノートという参考書を主力で使っていたのですが、試験用に分かりやすくまとまっており、かなり使いやすいテキストでした。

 

一方で第2種には「初級放射線」と過去問しか最新の法令に対応しておらず、この2冊を使うしか方法はありません。

 

この初級放射線というテキストも受験用テキストとして定番ではあるものの、ページ数が600ページ以上あり、前述した第1種用のテキストであるマスター・ノートよりもページ数がある参考書です。

 

第1種の方が確かに試験範囲は広いのですが、効率良く勉強出来る参考書や問題集があるので、第1種の方が勉強は進めやすいです。

 

もちろん、第2種の知識が無くても1から勉強出来るテキストになっているので、第2種を経由しなくても問題ありません。

 

 

※コチラの記事でオススメ参考書を詳しくレビューしています。

 

www.heita-wakuwaku.com

 

 

③勉強期間が長くなる

放射線主任者試験は年に1回しか受験機会が無いため、第2種を経由するとそのぶん受験期間が長くなるデメリットがあります。

 

第2種に1発合格しても次の試験日は1年後になりますし、その1年後に第1種に合格出来る保証はありません。

 

ぶっちゃけた話、その1年を第1種の勉強に取り組めば第2種を経由しなくても十分合格できます。

 

それならば、最初から1発合格するつもりで第1種の勉強する方が、変に遠回りして勉強する期間が無くなって良いと思います。

 

仮に不合学だったとしても、第1種の試験に対する知見が増えて次に生かせるので、2回目には高い確率で合格出来ます。

 

(第1種試験で足りない部分を実際の試験で体感できるため)

 

 

第2種経由の場合は2年目の第1種に合格出来なかった時に、勉強期間が3年目に突入するのは結構キツイです。

 

特に、就職活動でアピールしたい学生さんに取って、3年目に勉強期間が伸びるのは時期的にも結構厳しいかと思われます。

 

そのため、最低でも2年で決着つけるために、最初から第1種に本気で挑戦した方が確実に合格をつかめるのでオススメです。

 

(第1種はしっかり勉強すれば、第1種からでも1発合格を十分狙える試験です)

 

 

まとめ

当記事では第2種を飛ばして第1種放射線取扱主任者試験を受験すべき3つの理由を解説しました。

 

  1. 第2種も結構難しい
  2. 第1種の方が参考書がそろっている
  3. 受験期間が長くなる

 

第1種の取得が最終目標であるならば、最初から第1種を勉強した方が勉強期間は短くなります。

 

第1種は試験範囲が広くて難しい試験ではあるものの、しっかり時間をかけて勉強すれば誰でも合格出来る試験です。

 

特に、第2種を取得するメリットが無いのなら、なおさら第2種を経由する意味がないので第1種をいきなり受験すべきだと思います。

 

 

また、第1種放射線取扱主任者試験に合格するノウハウをコチラの記事にまとめましたので、ぜひ資格勉強の参考にしてみてください。

 

 

【関連記事①】第1種放射線取扱主任者の難易度について

www.heita-wakuwaku.com

 

 

【関連記事➁】どういう風に合格を勝ち取りに行くかを解説

www.heita-wakuwaku.com