博士課程に進学したいのなら、周囲に反対されても挑戦すべき3つの理由 ~失敗しても何とかなる~

※ 当ブログには、アフェリエイトリンクによるプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

博士課程に進学したいのに、周りが反対して進学していいのか悩んでいませんか?

 

  • 就職が不利
  • 地獄
  • 借金まみれになる

 

一般的に、博士課程に進学するうえで上記のデメリットが知られており、それ故に大多数の方は博士課程進学を反対することが多いです。

 

それでも、様々なデメリットを理解した上で「進学したい」と決意されているのなら、リスクを承知で博士課程に進学すべきです。

 

周囲の意見に流されて進学を諦めてしまうと、後々「あの時進学しとけばな」と後悔する可能性が大いにあるからです。

 

 

そう言われても、やっぱり博士課程進学に躊躇してしまう一番の理由は「失敗したらどうしよう」が頭をよぎるからではありませんか?

 

でも大丈夫です。例え、博士課程で失敗(中退)してしまっても、就職自体は問題なく可能です。

 

私も博士課程に進学して失敗・退学しましたが、職歴無しの27歳で正社員になり、平均以上の給料を頂いて生活をしています。

 

そのため、博士課程であなた自身の力を試したいのなら、後悔しないように挑戦すべきだと私は考えています。

 

 

この記事では、私の博士課程での経験も踏まえて、周囲に反対されても博士課程に進学したいのなら進学すべき理由を紹介しています。

 

 

1.博士課程に進学したいのなら、周囲に反対されても挑戦すべき3つの理由

f:id:heitalian:20200319220329j:plain

一般的に、博士課程には様々なデメリットが存在します。

 

卒業が難しい、多くの奨学金を借りる、就職が難しい など。

 

正直な所、博士課程にはデメリットしかありません。

 

ましてや順調に卒業してポスドクや助教のポストを獲得出来る人は一握りです。

 

 

そのため、周囲の人は当然のように「博士課程の進学は辞めとけ」と大反対してきます。

 

私も下記の記事で書いているように、博士課程の進学を他の人におススメすることはありません。

 

実際、私自身も博士課程に進学して失敗(中退)しているからです。

 

【大学院】博士課程に行かない方がいい人の4つの特徴 ~地獄への道へようこそ~ - 平太の雑談ブログ

 

 

それでも、様々な博士課程進学のデメリットを理解した上で「やっぱり挑戦したい」という熱い気持ちがあるのなら、挑戦すべきだと思います。

 

その理由は下記の3つあります。

 

  1. 進学しなかったことを後悔する
  2. 仮に失敗(中退)しても何とかなる
  3. 挑戦しない人間になる

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

①進学しなかったことを後悔する

博士課程に進学したいのに、周囲の反対に押されて進学しないという選択をしてしまうと、将来何かにつけて後悔することになります。

 

会社で上手く行かなった時、「あの時、博士課程に進学してたらな」と。

 

これまでの20数年間の人生の中で、挑戦しなかったせいで後悔したことは無かったですか?

 

  • 好きな人に告白できなかった
  • 先生に反対され、第一志望の学校を受験を諦めた
  • 部活の試合で守りに入って負けてしまった
  • 親に反対され、やりたかった習い事が出来なかった

 

挑戦したかったのに挑戦できなかった。

 

「あの時、挑戦してたらな」と過去を振り返り後悔した経験は何かしらあると思います。

 

あなた自身が後悔しないためにも、博士課程に進学して自身の可能性に挑戦したいなら、迷わず挑戦すべきです。

 

 

本田宗一郎さんの有名な言葉に「人生最大の失敗は行動しないこと」というのがあります。

 

ぜひ、失敗を恐れずに可能性に挑戦してみてはどうでしょうか?

 

②仮に失敗(中退)しても何とかなる

f:id:heitalian:20210710201201j:plain

博士課程進学に躊躇してしまう最大の要因は、「失敗(中退)してしまったらどうしよう?」ではないでしょうか。

 

博士課程で失敗してしまうと、「人生が終わったか」のような印象があると思います。

 

職歴無しの20代後半って正社員の就活が絶望的に難しい印象ではないでしょうか?

 

 

たしかに、超大手の優良企業や研究開発の正社員として就職することは難しいかもしれません。

 

ただ、平均的な年収の会社には正社員として就職することは可能です。

 

実際に、私は博士課程を中退して27歳・職歴無しの状態で正社員として採用されてます。

(中退した直後は絶望的な気分でしたが・・・)

 

また、派遣でよければ研究職に関わることは余裕で可能です。

 

 

年収の面で言えば、研究職の平均年収は500万と正直大したことないです。

 

参考記事

研究職の年収は低い?日本人の平均年収と比べた待遇と給与の実態 | お役立ちコンテンツ|アカリク

 

仮に博士課程に失敗したからといって就職出来ない訳ではないですし、研究職の平均年収よりも高い会社に就職することも可能です。

 

失敗したからといっても、ぶっちゃけまだ20代です。いくらでも若さで挽回できますよ!!

 

③挑戦しない人間になる

博士課程の進学は多くの人が反対します。

 

しかし、博士課程進学に限らず、あなたが何かに挑戦する度に必ず反対する人がいます。

 

  • 会社を辞めて独立する
  • Youtuberになる
  • 海外に移住する
  • 仮想通貨に投資する

 

誰かに反対されるたびに、他人がイメージする安心・安全な人生を選択して楽しいでしょうか?

 

あなたの人生はあなたのためにあります。

 

挑戦したいことがあれば、ぜひ挑戦すべきではないでしょうか?

 

ここで挑戦できないのなら、これからずっと挑戦できない人生を送ることになるかもしれません。

 

あなたは自身の可能性を試さないままで満足でしょうか?

 

2.体調に気を付けていれば何とかなる

f:id:heitalian:20200628141100j:plain

博士課程に挑戦する上で一番大切なのが体調管理です。

 

私が博士課程を中退した理由が体調がかなり悪化させたためだからです。

 

体調さえしっかりしていれば博士課程を乗り越えることも出来ますし、失敗した時もそこから這い上がる活力になります。

 

そのため、体調悪化させないために注意したいことが次のことです。

 

  • 長時間の研究をしない
  • 日曜日は休む
  • 辛いと思ったら我慢しない

 

博士課程に限らず、研究室には訳の分からない慣習があります。

 

「長時間休みなく研究やれ!!」がその代表です。

 

会社員になれば分かりますが、この考えは完全に間違ってます。

 

しっかり休んで、気力・体力が十分じゃないと良い研究は行えません。

 

 

また、残念なことに研究室によっては理不尽なパワハラ的なことがあります。

 

このような辛いことを我慢しても意味がないので、そういう時はキッパリ研究室を辞める勇気が必要です。

 

メンタルをやられてしまうと本当に人生終了の可能性があるからです。

 

 

博士課程を失敗した私だからこそ、体調だけは気を付けて研究を進めることが大切です。

 

研究室が精神的にツラくなってきたら、我慢せずにあなた自身のために逃げ(退学)しましょう。

 

そんなところに居ても意味がないですし、体調さえ十分ならいくらでもリカバリーは出来るからです。

 

3.まとめ

 様々なデメリットがある博士課程の進学。

 

そのデメリットを理解した上で、それでも「博士課程に進学したい」という情熱があるのなら、周りにいくら反対されても進学すべきです。

 

その理由は下記の3点あります。

 

  • 進学しなかったことを後悔する
  • 仮に失敗(中退)しても何とかなる
  • 挑戦しない人間になる

 

進学する上で大切な事は「体調管理」です。

 

体調さえしっかりとしていたら、仮に失敗したとしても十分リカバリーすることが出来ます。

 

ぜひ、博士課程に進学してあなたの可能性を試してみてはどうでしょうか?