この記事では、「中傷やイジメにあったらどうしたら良いか?」という悩みに答えていきます。
最近ニュースやネット記事でよく聞く「中傷問題」
岩手でのコロナ感染者に対する誹謗中傷や芸能人のSNS経由での中傷が最近話題になっています。
誹謗愁傷やイジメは「いけない事」と学校で教わっているにも関わらず、なぜか無くならない・・・。
「もし自分が中傷にあったり、イジメにあったらどうしたらいいのか・・・」と心配になります。
結論として、中傷やイジメにあった場合、その対象から逃げるのが確実な対処法だと思います。
なぜなら、相手には中傷・イジメの感覚が無いので相手を変えることは出来ないからです。
この記事を読むことで、誹謗中傷・イジメに対して戦うのではなく、逃げることの大切さを感じてくれたらと思います。
- ★岩手でのコロナ感染者への誹謗中傷が話題に!!
- ★当事者には、誹謗中傷・イジメという感覚が無い
- ★誹謗中傷・イジメには、逃げることをまず考えてほしい
- ★イジメに関しては組織に相談しても意味がない
- まとめ:戦わず逃げて!!まずは安全な場所へ!!
★岩手でのコロナ感染者への誹謗中傷が話題に!!
これまでコロナ感染者ゼロの岩手県で初のコロナ感染者が出ました。
そこで問題になったのが、感染者への誹謗中傷。
勤め先企業への中傷電話が殺到、直接訪問して中傷するほか、嫌がらせメールが多数あるとのこと。
参考記事:岩手初の感染者に中傷殺到:新型コロナの心への攻撃と戦おう(碓井真史) - 個人 - Yahoo!ニュース
最近では、プロレスラー木村花さんがSNSでの誹謗中傷により自殺したことが話題になっています。
参考記事:木村花さんも苦しんだ「ネット中傷」。弁護士も悩む、定義のあいまいさ(bizSPA!フレッシュ) - Yahoo!ニュース
我々は「イジメはいけない事」と小学生の頃から耳にタコが出来るほど言われたにも関わらず、誹謗中傷や学校・会社でのイジメは無くなることはありません。
もし、誹謗中傷やイジメにあった時に、我々はどうしたらよいのか?
この記事では、その疑問に対して私の考えをまとめてみました。
★当事者には、誹謗中傷・イジメという感覚が無い
まず大前提として、誹謗中傷やイジメをする人に実はそういう事をしている感覚がありません。
「イジメをしている感覚は無かった」という言い訳を我々はニュース等からたくさん聞いたことがあります。
我々はこの発言を聞いて、「何を言い訳言っているんだ」と呆れてしまいます。
しかし、当の本人たちは本当にそう思っており、誹謗中傷・イジメの感覚が本当にないようです。
参考記事:自殺に追い込んでも罪の意識はなし?ネットいじめに関わる女子中学生たち| [臨床心理士]による解説記事
上記の記事によると、ネットによるいじめは閉鎖状況で行われるため「ふざけ・遊びの延長」や「相手に悪いところがあるから」という「いじめ正当型」が多いようです。
SNSでの誹謗中傷の件やコロナ感染者に対しても「自分たちの発言が正しい」という謎の正義感が彼らにはあるので非常にやっかいです。
★誹謗中傷・イジメには、逃げることをまず考えてほしい
イジメや誹謗中傷する相手を変えることは非常に難しいし、とても危険な事です。
相手は「自分が悪い事をしている意識」が無いため、相手と戦うことは非常に危険だし、自分自身の心がすり減り、うつ病や最悪自殺へと発展してしまいます。
まずは、誹謗中傷・イジメから逃げる事を第一に考え、安全な場所に逃げることを優先すべきです。
まずは自分の安全と命を第一に行動すべきです。
その後で余裕があるのなら、法的措置等、然るべき対応を第三者に任せましょう。
逃げることに抵抗がある人も多いと思います。
「なぜこちら側が逃げなくてはいけないのか?」
ごもっともな気持ちですが、個人で戦うのは本当に危険です。
相手は罪の意識が全く無く、多勢で攻めてくるからです。
私の会社でも年配の先輩が「部下へのパワハラ」で上から注意されたことがあります。
部下に暴力をふるっていたことが発覚。
この注意に対して、全く反省もせずに「パワハラ」の意識が全くありませんでした。
結局、イジメなどをする人は自分が相手を傷つけているという意識が全くありません。
そのため、そんな相手とまともに戦ってはこちらの心がすり減るだけです。
★イジメに関しては組織に相談しても意味がない
「イジメ相談」、「パワハラ相談」の機関に相談しても、ほとんど意味が無い事は皆さん知っていると思います。
学校で起きたイジメに学校側は消極的で、イジメを多勢でもみ消す事をニュースで腐るほど見てきたと思います。
会社組織での「パワハラ相談」の機関もほとんど機能していない事でしょう。
なぜなら、組織にとって見て見ぬふりが一番楽で、面倒なことに巻き込まれたくないからです。
参考記事:いじめ問題で学校・教師が信用できない!不信感がある時にとるべき対処法
私も大学院在学中に、先輩や教授から不当なパワハラを受けたことがあります。
研究テーマを与えられず、ただその先輩の実験データを取るだけしかさせてもらえませんでした。
毎日罵倒される日々に嫌気がさし、大学のパワハラ機関に相談しましたが結局なに一つ解決しませんでした。
「(相談員が)文系だから良く分からない」
「パワハラだけど罰は与えられない」
など、良く分からない意見を並べて何も無かったことにされました。
結局、配置転換などの処置も何一つしてくれませんでした。
結局、ストレスが原因で体に不調をきたし大学院を辞めて家でおとなしくしていました。
誹謗中傷・イジメにまともに戦ってはコチラ側にとって心身がまいるだけで、ほとんど効果がありません。
コロナ騒動での誹謗中傷やSNSでの誹謗中傷、飲食店への誹謗中傷など、全てのケースで簡単には逃げることは出来ないかもしれません。
それでも出来る限り逃げて、まずは自分の安全を守ってください。
個人が多勢に対して戦っても勝ち目は中々無いです。
安全な場所に逃げて、今後どうすべきかを考えてみてはどうでしょうか。
★学校に行かなくても特に問題無し
学校で子供がイジメられて、教職員に相談しても意味が無いことを我々は嫌というほどニュースで見ています。
まずは、子供を無理に学校に行かせない。それでいいと思います。
イジメのある学校で勉強しても意味がないでしょう。
勉強なら家でいくらでも出来ます。
高校を中退しても、大検を通せば大学なんていくらでも入れます。
そもそも学校行かなくても、なんとかなります。
関連記事
★仕事なんて簡単に辞めたら良い
悲しいことに大人になってもイジメやパワハラは存在します。
今のコロナの状況では、会社を辞めることに迷うかもしれません。
ただ、そんな会社で我慢して働くことにどんな意味があるのでしょうか?
心身がやられ、うつ病になっては一生働くことの出来ない体になるかもしれません。
景気が回復してからもです。
そうなる前に、さっさと辞めてしまったほうが良いと思いませんか?
ブラック企業など辞めさせてくれない会社もあると思います。
それでも、今では「退職代行サービス」があります。
第3者に助けを求めて安全な所に逃げましょう。
★SNS中傷には、さっさとSNSアカウントを消しましょう
最近話題のSNSでの誹謗中傷。
我々一般人の場合、SNSが無くても生きる上で特に問題無い場合がほとんどでしょう。
ヘンなコメントで落ち込む、傷つくくらいなら、SNSから関わらない道を選択しましょう。
彼らは自らの間違った正義により誹謗中傷してきます。
本人には、誹謗中傷の意識が薄いため彼らをどうにかするのは無理です。
自分がさっさと逃げるのが一番です。
まとめ:戦わず逃げて!!まずは安全な場所へ!!
コロナ騒動、芸能人のSNS問題から分かるように誹謗中傷・イジメは今後も無くなることはありません。
飲食店への誹謗中傷のように、中々逃げることが難しいケースも多々あると思います。
ただ、誹謗中傷・イジメに正面から向き合っては自分の心身がもちません。
可能な限り、そういったものから逃げるのが正解だと私は思います。
人を変えることは出来ないし、組織は我々が思っている以上に腐っている場合があります。
「逃げるのが負け」という風潮が日本にはありますが、そんなことは全くありません。
まずは安全な場所に逃げ、そこから自分の人生を変えて行けばいいのではないでしょうか?