この記事ではニートの方が就職費用を貯めるためのおススメの方法として、住み込みでの農業アルバイトをおススメしています。
様々な理由で、学校を卒業後に就職せずにニートをしている方がいると思います。
そんな方が、いざ就職活動をするのにネックになるのが「就職活動費用」です。
就職活動には、スーツに交通費など様々なお金がかかります。
就職活動費を稼ぐために、多くの方がアルバイトをしながら就職活動を行っています。
しかし、既卒という不利な状況下での就職活動において、アルバイトと併用するのは就活が中途半端になりおススメできません。
そのため、就職活動に集中するために、就職活動費を稼ぐときは稼ぐ期間、就職活動に集中する時は集中するといったことが大切だと思います。
その稼ぐ1つの手段として、過去に私が経験した「住み込みでの農業アルバイト」をこの記事で紹介していきます。
生活費用がほとんどかからないので、短期間でお金を貯めることが出来ます。
この記事の執筆者
私は27歳の時に既卒での就職活動を行い、28歳で人生初めての正社員として働き始めました。
それまでは大学院に通っており、博士課程中退後に1年間のニート・フリーター生活後に就職活動を開始。
私の経験を元にした既卒就活についての情報発信を行っています
【既卒就活】28歳・職歴なしで初正社員になった私の既卒就活物語 - 平太の雑談ブログ
アルバイトと併用の就活はデメリットしかない
アルバイトをしながら就職活動を行う事は、以下のデメリットが存在します。
- 就職活動が中途半端になる
- 就職に役立つスキルは手に入らない
一番のデメリットがお金を稼ぐにも就職活動をするにも、どちらも中途半端になる可能性が高くなること。
また、多くの既卒向けの就職活動記事で言われている「就職に役立つスキルが身に付く」という話は、基本的に嘘です。
アルバイトとして役立つスキルは身に付きますが、所詮はアルバイトはアルバイトです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
【関連記事】
【既卒就活】アルバイトをしながら既卒での就職活動をするデメリットを解説!!(就活費用を貯める代替案あり) - 平太の雑談ブログ
親にお金を借りれるなら、それが一番良い選択肢
既卒の状態で「就職活動をしよう」と思い立ったら、すぐに行動して内定をゲットしにいくことが一番重要です。
既卒ということで、学生さんと比較すると、どうしても不利になるのは明確だからです。
就職活動費を親が出してくれる、借りることが出来るのなら、それが一番良い選択肢です。
正社員になってお金を返せばいい話です。
しかし、両親からの援助が期待できない場合ももちろんあります。
その時に、この記事の主題である「住み込みでの農業アルバイト」で就活資金を貯めることを選択肢の一つとして考えてみてはどうでしょうか?
「住み込みでの農業アルバイト」がおススメの5つの理由
住み込みでの農業アルバイトとは、農家の方が用意した寮や部屋に住みながら農作業のアルバイトを行うことです。
私は、高原野菜のレタスで有名な長野県・川上村で農家の方の家の一室に住みながら約3ヶ月ほどの短期アルバイトを行い、75万近くのお金をその期間に貯めました。
(レタスバイトは4月~11月に募集しており、寮費0円の所が多いです)
以下のサイトから農業アルバイトを探すことができます。
(私もこのサイトからアルバイトに応募しました)
就職資金を貯める目的で「住み込みでの農業アルバイト」を行うメリットは以下の4点あります。
- 単純にお金を稼ぐことができる
- 生活費がかからないのでお金が貯まる
- 作業自体は簡単で慣れれば楽
- 規則正しい生活ができるようになる
- 話のネタになる
それぞれ詳細に解説していきます。
1.単純にお金を稼ぐことができる
住み込みでの農業アルバイトは、休みが週1くらいのペースのため、勤務日数の多さから「お金を稼ぐ」ことに集中することができます。
交通費支給及び求人によっては特別ボーナスが発生することもあります。
(上記の求人サイトから確認してみてください)
私のレタスバイトの時は、8月〜11月の約3ヶ月間で75万円を通帳にプラスにすることが出来ました。
2.生活費がかからないのでお金が貯まる
住み込みの農業アルバイトの場合、寮費0円・3食食事ありの条件で募集しているところが多々あります。
私がレタスバイトをした農家さんでは、家の一室を0円で自由に使い、3食食事及びおやつの時間まであるvip待遇でした。
また、私がバイトをした長野県川上村はメチャクチャ田舎で、休日も遊ぶところがありません。
そのため、アルバイト期間は特にお金を使うことがないので自然と貯まります。
普段の生活圏でのアルバイトではお金を使ってしまう場面が多々ありますが、自然豊かな田舎での環境だからこそ、お金を非常に貯めやすい状況です。
3.作業自体は簡単で慣れれば楽
作業自体は難しいことはありません。
収穫の手伝いや収穫物を運ぶ力作業がメインだったりします。
私の場合、レタスの収穫期からアルバイトを始めたので、レタスを切ることと農家さんが箱に入れたレタスを車に運ぶ作業がメインでした。
朝早く起きたり、力作業や畑で動きにくい点で最初は慣れずに大変かもしれません。
ただ、1週間もすれば作業環境に慣れて仕事で大変ってことは無くなります。
私が農業アルバイトをしていたときの具体的な仕事内容は以下の記事で詳細に解説しています。
【関連記事】
【リゾートバイト】レタスで有名な長野県川上村での農業バイトでの貴重な体験記録 (仕事内容、給料、寮など) - 平太の雑談ブログ
4.規則正しい生活ができるようになる
朝早くから農作業があるので朝早く起きる必要があります。
また、3食食事がつくので普段食べない朝食を皆で食べることになります。
朝早い分、夜は早く寝ることになります。(最初は疲れて自然に寝ることになります)
ニート生活で乱れた生活リズムをアルバイトを通して規則正しい生活を送ることができます。
5.話のネタになる
就職活動の面接や、その後の社会人生活で話のネタになります。
学生さんで中々住み込みでの農業アルバイトをする方は珍しいので、かなり興味を持ってもらえます。
また、「体力はあります!!」という点はアピールすることができます。
「住み込みでの農業アルバイト」のデメリット
住み込みでの農業アルバイトをする上での注意点・デメリットも合わせて紹介します。
- 最初はキツイ
- 共同生活が無理な人はキビシイ
- 農家さんによって当たり外れがある
それぞれ詳細に解説していきます。
1.最初はキツイ
農業アルバイトは慣れないことが多く、最初は大変です。
- 朝早い
- 力仕事
- 畑での移動が意外と大変
- 知らない環境で生活する など
仕事や環境に慣れる最初の1週間は結構大変です。
ここで耐えれなくなり辞めてしまう人もいます。
ただ、なんやかんやで1週間くらいで慣れます。
力仕事もだんだん慣れて、重いレタスの箱を問題無く運べるようになります。
私は運動部の経験はありません。そんな私でも大丈夫だったので、大体の方は大丈夫です。
2.共同生活が無理な人はキビシイ
寮として農家さんの家の1室を借りたり、他のアルバイトの方と共同で住む場合があります。
(農家さんによって違いますので、求人を要確認です)
自宅から通うアルバイトと違い、住み込みのアルバイトは仕事終わりも他人との共同生活が待っています。
ここら辺が絶望的に苦手な人は正直おススメできません。自宅から通える期限のある短期アルバイトでガッツリ稼いでいきましょう。
3.農家さんによって当たり外れがある
どんなアルバイトでも同じかもしれませんが、農家さんによっても当たり外れがあります。
私の場合はかなり当たりで、農家さんやアルバイトの方も良い人でストレスフリーで働くことができました。
ただ、全ての農家の方が良い人ではありません。
アルバイトの方に対してあたりがキツイ農家さんもいます。
こればかりは運なので、こちらからはどうすることも出来ない部分です。
私が利用した以下の農業求人サイトでは、農家の方からお金を頂いて求人を掲載しています。
「お金を払ってまで採用したい」という農家さんしか居ないなので、ヤバイ農家さんを引く確率は低いかもしれません。
【関連記事】最悪の場合は夜逃げして逃げましょう
【リゾートバイト】リゾートバイトでどうしても夜逃げ、バックレしたい時に読む記事 - 平太の雑談ブログ
まとめ
この記事では、ニートの方が就職活動資金を貯める方法として「住み込みでの農業アルバイト」をおススメしています。
アルバイトをしながらの就職活動は、どちらも中途半端になりおススメできません。
就職活動資金を貯めるなら貯める、就活なら就活とどちらかに集中することが成功への道です。
農業アルバイトでは、生活費0円でガッツリお金を貯めることが可能です。
もちろん、一番は両親に就活資金を借りて、さっさと就職活動をして内定を貰う事です。
それが出来ない場合、住み込みでの農業アルバイトを検討してみてはどうでしょうか?
【関連記事①】農業アルバイトの始め方の記事
住み込みでの農業バイト始め方完全ガイド【川上村レタスバイト】 - 平太の雑談ブログ
【関連記事②】既卒での就職活動で内定を貰うポイント